※四章での登場人物紹介、章あとがきなど

葛葉くずは恭一きょういち

 本作の道化

 容姿端整、勉強とスポーツに歌や踊りに絵描きもそつなくこなすハイスペックイケメン

 私立悠翔高校二年生になり、校内の女子人気の半分を占める人気者になった。代わりに男子人気は底辺

 なので貴重な男友達の宗方を不本意な形で裏切った事で心を痛め、そろそろ本格的にイチゴの気持ちに疑いを持ち始めた

 ……掘り下げて見ると、実は恭一こそがヒロインたちにとって一番都合のいい男かも知れない



依藤よりふじいちご

 本作のメインヒロインにして裏主人公。恭一のハーレムの幼馴染にしてブレイン枠

 三つ編みで丸眼鏡を掛けた地味な外見だが、メイクして磨けばアリアにも負けないぐらい光る

 恭一のハーレムが固まり始めた事に喜々として、これからのハーレム構築と維持について花京院家の人たちと繋がりを持ったり裏で色々と画策している

 今回は実習のつもりでアリアに活躍を譲ったので視点無し

 恭一からの好感度がほんの少しずつ削られ始まっているのは気付いているが、まだ余裕のつもり

 この章最後で、恭一をガチでユカに寝取られかねない状況にこれ以上ないほど興奮した



花京院かきょういんアリア

 本作のメインヒロイン。恭一のハーレムのパワー(権力)枠

 ヨーロッパ系の母親の特徴を継いでロングの金髪に緑目。眉目秀麗でスタイルも抜群

 私立悠翔高校理事長の孫娘にして生徒会長として校内の権力を欲しいがままにしている

 自分が優れていると思っていて基本的にはそうだが、割と抜けてる所が多い

 本格的に特殊性癖に目覚め、イチゴと共に恭一のハーレムを作ると決めてからは、恭一への独占欲が吹っ切れた

 恭一の気も知らないまま、イチゴの助言があったが自分で恭一の愛人を作った事に満足している



斎藤さいとう由華ゆか

 本作のヒロイン。恭一のハーレムのママ(…)枠

 若干つり目で長い髪をツインテールにしている

 そして何よりも推定Hカップと大きい胸が特徴

 最近、同居する皆色々忙しくなったので、なし崩しで家事全般を担うようになった

 恭一の心情を知ってて放置するイチゴ、全く気付かないアリアと違い、知った上で恭一に寄り添った事で、他の二人を出し抜いて大幅に心の距離を詰めた



伊藤いとう恵子けいこ

 恭一の取り巻き、信号娘の青信号緑髪

 信号娘の中では一番普通

 幼馴染の宗方三明と再会しても、宗方については子供の頃から友達以上の興味を持ってなかった。

 今はむしろ宗方をお邪魔虫扱いし、ワザと傷付けるやり方で振った

 恭一とのデートでホテルに出入りする写真が学校で出回り、自分が恭一の恋人だという既成事実が出来た事にご満悦している



国光くにみつらん

 悠翔高校三年生の風紀委員長

 やや長身で長い髪をポニーテールに束ねている

 アリアたちが入学した時期から、生まれだけで学校で特別扱いされているアリアを嫌った

 そして女性関係で悪い噂のあった恭一も警戒したが、接していると意外と真面目なイケメンだと知り二学期あたりから恭一が好きになった

 体育祭で恭一に振られるもしがみ付き、結局はアリアの誘いで宗方を巻き込んで割と最低な人生の選択をしてしまった



宗方むなかた三明みつあき

 恭一に代わる悠翔高校の広告塔としてアリアに呼び寄せられた、爽やか系イケメンの現役学生モデル。アイドルデビューも準備している

 父親がそれなりの規模の会社を経営している、生まれながらの勝ち組……だったがアリアたちに目を付けられて転落し始めた

 ケイコとは小学校が一緒だった幼馴染で、悠翔高校で再会したのでアプローチしようとするが振られる

 その後、死体蹴りしようと接近して来たアリアにも惚れるもまた失恋

 最後には味方してくれたランにも惚れて告白するも振られては惨めにしがみ付いて、最悪な人生の選択をしてしまった



宗方むなかた三明みつあきの父親

 その名の通り宗方三明の父親、下の名前は未設定

 中小企業の社長で、息子の三明を花京院家のアリアと結婚させる事で事業を拡大し、可能なら花京院家を乗っ取ろうともしたが、既にアリアには恭一という公認の相手がいたので初手から躓いた

 恭一を排除すればチャンスが復活すると思って裏で動いたが、逆にそれでイチゴたちに目を付けられ、会社での内部告発を誘導され転落し始めた

 最期には三明に事業の借金を押し付けて逃げようとするも、三明を追い詰める役割を果たしたのでイチゴたちに用済みと判断されて、居場所の特定とリークされて借金取りにドナドナされる




 章あとがき――――――――――


 これにて四章は終了になります


 ここまで読んで頂きありがとうございます<(_ _)>


 フォロー、★、♥とコメント、増えて続けてて励みになります!


 まさか最初に想定した10話前後(25,000字~30,000字)の倍以上長くなるとは……。この見通しの甘さもある意味作者の実力不足ですね


 三章はいざ章が終わっても恭一たちを取り巻く環境に大きな変化がなかった反省で、今回の四章は恭一の気持ちを大きく揺らしました


 最後の恭一の悩みでイチゴの反応も気になるかと思い、これを書くべきか悩みましたが、上の人物紹介でイチゴの心境だけ書いて詳細は次の本筋の章の頭に載せる事にします


 宗方くんについては長岡のいい人バージョンにしようとしましたが、無自覚なクズのざまぁ要員扱いされましたね……


 まあ、宗方くんは主人公ではないので、キャラの評価として致命的でもないと思いますのでオッケーです


 そして宗方くんの結末は色々大丈夫なのか不安な気持ちもありましたが、コメントの反応では概ね好評で嬉しかったです


 宗方くんのお父さんの最期はちゃんと書くかどうか悩みましたが、話が半端に長くなると思ってカットしました

 やる気が出たら間章で書くかも知れません


 三章でのトモリとリンゴのアイドル二人の時もそうですが、今回も宗方くんのモデル設定と国光先輩の風紀委員長設定があまり生かされなくて、ただの肩書になったのが反省点です


 それと、もう45万文字となってそろそろ区切るのにいい感じの長さになって来ましたので、第一部の最終章な感じな話をどう書くか悩んでいます


 この後はメインキャラ絡みの小話やサブキャラたちにもスポットライトを当てる色んな小話の間章を挟みます


 これからもよろしくお願いします<(_ _)>

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