歪んでいる彼女の邪悪さが止まる所を知らない

※二章での登場人物紹介、章あとがきなど

・葛葉（くずは）恭一（きょういち）

　主人公にして道化

　容姿端整、勉強もスポーツもそつなくこなすハイスペックイケメン

　二章にて生徒会副会長、テニス部の助っ人部員、斎藤由華の彼氏……にもなった

　最初は長岡修二の事がどうでも良くて、チャンスがあればアリアを押し付ける事も考えていた

　が、長岡がイチゴにちょっかい掛けてると聞いて色々考えを変え、ユカを慰め( )たり、マイと例の動画を撮るなど、長岡を追い詰める場面で自分で決断して動いた

　が、大体流された結果、望まぬハーレムが出来上がった事で胃が痛い

・依藤（よりふじ）苺（いちご）

　メインヒロインにして裏主人公。恭一のハーレムのブレイン枠

　三つ編みで丸眼鏡を掛けた地味な外見だが、磨けば光る

　生徒会副会長になり、恭一、アリアとの公的な繋がりを得た

　怨敵長岡が都合よく自爆する場面が多くて今回はちょっと出番少な目だったけど、美味しい所は持って行った

　長岡を嵌める過程で順調に恭一のハーレムが増えてご満悦

　恭一が撮ったユカの動画を長岡に送りつけたかどうか、真相は闇の中

・花京院（かきょういん）アリア

　本作のヒロイン。恭一のハーレムのパワー(権力)枠

　ヨーロッパ系の母親の特徴を継いで金髪に緑目。眉目秀麗でスタイルも抜群

　恭一への独占欲よりも長岡へのヘイトが上回り、長岡を追い詰める過程でユカの事を渋々認めた。イチゴ共々いずれ追い落とすつもりではある

　友情を裏切り、思い人を脅して奪った次は、恋人を手駒の様に使うなど、イチゴから悪い事ばかり教え込まれている

　ハーレムな状況になっても自分が恭一の一番の女性で他は愛人(…)だと思っているが、実は好感度が一番崖っぷち

　さらには歪んだ関係になっても恭一に執着するアリアの気持ちがサンクコスト効果だと恭一やイチゴに思われている

・斎藤（さいとう）由華（ゆか）

　二章の新ヒロイン。初登場はその前の間章

　若干つり目で長い髪をツインテールにしている

　そして何よりも胸が大きくて推定Gカップ

　幼馴染の長岡が好きだったが、彼の自爆に愛想を尽かし恭一に心変わりした

　恭一、イチゴ、アリア三人の関係を歪みに少し気付いていて、恭一を二人から助ける為にハーレムに入って(自称)恭一の三人目の彼女になった

　その為に幼馴染の長岡や友達のマイを裏切ってもあまり良心の呵責を感じないとか、彼女も割と悪の道に堕ちている

　今や恭一のハーレムのお色気（おっぱい）(…)枠

　恭一からしたらユカに同情する所もあって、正妻気取りのアリアよりも好感度が高い

・吉田（よしだ）亜美（あみ）

　二章のサブキャラ

　体育祭であった事で恭一に惚れ、髪を銀髪に染め、肌も少し焼くなどイメチェンして近付いた

　割と露骨だった恋心をイチゴにつけ込まれ、イチゴの手駒（プロキシ）となってしまい、グレーな行動を代行した

　恭一に近付く前に練習のつもりで告白して来た男子と付き合ってみるも、キスする直前に振ってイメチェンして恭一と仲良くなった事で恭一に不本意な悪評を増やしてた

　上の二点から口封じ転校の危機にある

・森（もり）舞衣（まい）

　二章のサブキャラ。初登場はその前の間章

　茶色いショートヘアの活発なスタイル

　一学期の初期の頃、電車通学中に痴漢され、それを長岡に助けられて彼が好きになり接近してた

　そしてユカが隙を見せた時に出し抜いて長岡と練習と称して付き合えたが、長岡の手綱も握れず傷心してた時に悪堕ちしたユカに騙されて長岡のメンブレに一助してしまう事に

　現在は弱みを握られていて修二と接触出来ないでいる

・葛葉（くずは）理奈（りな）

　恭一の義理の妹。二章ではサブキャラ

　肩まで伸びた天然パーマが特徴

　受験生なため勉強に勤しんでいてほぼ出番無し

　恭一たちと同じ悠翔高校を目指している

　その裏でイチゴによる性癖教育も進んでいたり……

　長岡がやらかした事は大体伝え聞いてて、長岡が血の繋がった(と勘違いしている)兄な事を黒歴史扱いし始めた

・長岡（ながおか）修二（しゅうじ）

　二章の道化。初登場はその前の間章

　幼馴染、義理の妹、女友達に囲まれてるハーレム系ラブコメ主人公みたいな状況だった

　顔も平均以上で、悠翔高校で学費免除の特待生になれるくらい勉強も出来て、スポーツもテニスの大会に優勝出来るくらい割と色々ハイスペック

　……だったが、調子に乗り過ぎて触れてはならない相手に、ダブルでちょっかいを出してしまい破滅が始まった

　元々はリナにとっては面倒見のいい兄だったり、ユカを小学生の頃にイジメから助けたり、マイを痴漢から助けるなど、根は善良な人だったが、遅れて発症した中二病、もしくはポジティブシンキングの化け物みたいになり、回り回って心身を滅ぼした

章あとがき――――――――――

　これにて二章終了になります

　ここまで読んで頂きありがとうございます<(_ _)>

　フォロー、★とレビュー、♥とコメント、増えてて嬉しいです！

　ラブコメ週刊ランキング最高28位にもなって感激です！

　本当は、今日はこれでお茶を濁すつもりでしたが、ランキング記念で更新を一日前倒して、12時にもう一回更新します！

　この下からは二章を書いたり更新する最中に思ったしょうもないあれこれを取り留めもなく書いて行きます

　一部書き過ぎたと思う記述は予告なく消す可能性があります

　狙って書いた内容ですが、この二章は悪役側が勝つ胸糞悪そうな展開にも見えたりして、でも書いてる途中は楽しかったです

　長岡については王道ラブコメ主人公みたいな、ただのいい奴にする案もありましたけどそうすると完全に被害者になって主役側にヘイトが集まると思い、ヘイト管理の為に長岡の頭のネジを数本外して自業自得な愚か者にしました

　それだけじゃなくて実は本当にギャルゲーやラブコメの主人公だった(転生してたかどうかはともかく)事にするアイデアもありましたが、没になりました

　それに連動して(恭一ではなく)イチゴも原作のモブに転生した事にしてて、本来クズな悪役の恭一を小学校の頃から前世の知識や経験を使って教育してた……ってのも考えましたが、今更過ぎるのと大量に書き直す必要もあると思って諸々没になりました

　遠い将来に改稿する時か、別の新作書く時のアイデアになると思います

　何なら改稿や新作書く前に似たアイデアの作品が出たら楽しんで読むかもですが

　それと『三人目の彼女！？』でのプチアンケートに色んなご意見いただきありがとうございました

　今後プロットを練る途中でアンケートの例えみたいな感じになりそうになった時、参考にさせていただきます

　『すべてに絶望しろ』のあとがきで書いた事ですが、この後の長岡をどうするかも大体決まりました。取りあえずは三章に持ち越しです

　他にもこの二章、後で余裕のある時に広報用として長岡を主人公にハーレム全部NTRされて終わるバッドエンドストーリーに再構成して書く事も考えたり考えなかったり……

　二章のプロットを書いてて、長岡のハーレムを破壊する手段がどうしても性描写が絡む楽な方に流れそうになって、

　そういうのは恭一のキャラとも違うのと、やり過ぎると主役側にヘイトが向き過ぎるのでそれを抑える為にプロットが二転三転しました。

　それでも一部外せないと思ったのは最大限割愛して残りましたが

　あと本来はマイも恭一のハーレム(…)に入れる案もありましたが、どうしても落とす手段でセンシティブさが高くなりそうとか、一気にレギュラーを増やし過ぎると長期的に作者の首が締まると思ったりして没になりました

　吉田さんについては、恭一が一見チャラそうだけどやっぱりモテるイケメンって設定を見せる為に軽い考えで登場させたキャラでして、マイと同じくレギュラー管理しきれない作者の都合で、イチゴに使い捨てられる(責任転嫁)危機だったりします

　次の本筋な三章を書く前に、この後しばらくは間章として今まで出来た人間関係などを使って普通のラブコメに近い小話をだらだらと書く予定です

（二学期後半、本筋を進める為に絡めなかった信号娘メインの話や、文化祭の小話、冬休みの小話など）

　ここまで面白かった、これからに期待、応援する！って思えましたら是非フォロー、★、♥をお願いします<(_ _)>