※一章での登場人物紹介

葛葉恭一くずは きょういち

 主人公……にして道化

 容姿端整、勉強もスポーツもそつなくこなすハイスペックイケメン

 だが、それはイチゴによって鍛えられた結果である

 小学六年の時に告白ブームに乗って幼馴染のイチゴに告白して、両想いだったので付き合い始めた

 イチゴと付き合ってからは鉄壁のように義理立てして……いたかった

 イチゴとの交際を明かした時にイチゴがイジメられるのを危惧した彼女のお願いで、付き合ってるのは隠している

 周りには女子とばかりつるむチャラ男だと思われてるが、実は真面目

 彼の噂を知ってても甘いマスクに釣られて近付いた女子は、大体ワンナイトな火遊びを期待してから彼の真面目さに肩透かしを食らう

 イチゴ一筋で、好意以外にも今まで尽くして貰った義理もあって彼女に対する感情が激重

 苗字の読み方、「くずは」と「くずのは」の間で一回ブレてて、執筆の時に打ち込みやすい「くずは」で固った



依藤苺よりふじ いちご

 メインヒロイン……というか裏主人公。恭一とは小学校一年からの幼馴染

 三つ編みで丸眼鏡を掛けた地味な外見だが、磨けば光る

 恭一に一目惚れして色々尽くし、それが報われて小学六年の時に告白されて付き合った

 実は恭一に尽くす振りをしながらさり気なく恭一の育成を始めていた

 三つ編みに丸眼鏡の地味な見た目だが、知能はもしかしたら人生二回目なのかってくらいに悪魔的

 その知能でネットを使って個人でとんでもない額を稼いでおり(金は一度親名義の口座を通る)、それを惜しみなく恭一に使っている

 恭一を寝取られかけた事で彼を独占出来ない現実に苦しみ、それでも自分だけを見てくれる恭一から承認欲求を満たし、自分が恭一の一番である事から恭一を狙う他の女子に対して内心マウントを取っている

 高校に入ってこの歪んだ性癖と人格がエスカレートし、恭一を使って他の女子を落とし、その間に恭一を貸してるのか取られてるのか分からない感覚に興奮をし、恭一の中で他の女子よりも自分が上にいる事に優越感を感じている、かなり邪悪で害悪な人物

 こちらも恭一に激重な感情を持っていて、自分の人生や命の同列くらいに恭一を大事に思っている



花京院かきょういんアリア

 イチゴたちが進学した私立悠翔ゆうしょう高校の理事長の孫娘

 本作のヒロイン……にしてイチゴの被害者

 母親がヨーロッパ系で、金髪と緑目を引き継いで眉目秀麗にスタイルも抜群

 彼女の背景もあって、裏では学園のお姫様と呼ばれている

 成績もトップクラスで、入試ではイチゴと共同一位だった

 不幸にもイチゴの獲物として目を付けられ、イチゴと恭一の沼に嵌って行く

 結果人格を歪められ、欲しいモノを手に入れる為なら友達を裏切ったり、本来忌避していた家の権力を使ったり、嫌いな他者を排除するのも厭わなくなった。一種の悪堕ちかも知れない

 イチゴより後から好きになった恭一を脅してイチゴから奪った形で交際にこぎつけるも、特殊な事情で恭一をイチゴに貸す事になり、脳みそがグチャグチャに破壊されて更なる沼に……



伊藤恵子いとう けいこ鈴木優里すずき ゆうり小林佳代こばやし かよ

 恭一の取り巻きの三人娘

 伊藤だけ恭一と同じ中学出身

 鈴木だけ一人称がウチ

 小林は特筆する事が無いが、たまに際どい事を言う

 伊藤が緑髪、鈴木が金髪、小林が赤髪に染めていて信号娘と呼ばれたり呼ばれなかったり

 見た目で気になった恭一に接近してあわよくばと狙っていたが、意外にも恭一が真面目で肩透かしを食らう

 今は普通の友達で恭一と一線を越えた子は一人もいない

 草稿では名無しのモブだった



花京院秀吉かきょういん ひでよし

 私立悠翔ゆうしょう高校の理事長にして花京院アリアの祖父

 有名ではないが知る人は知っている資産家で、悠翔高校の他にいくつかの会社を経営している。

 孫娘のアリアを溺愛していて、アリアを通わせるために高校を建てた

 小学校から大学までのエスカレートで建てる事も考えてたが、流石にそこまでは手が出せなかった

 本編では書かれて無いがアリアが恭一と交際してる事を知り裏を取ってみると、その裏でイチゴが暗躍してた可能性に勘付く

 それから色々悩んだ結果、アリアの補佐役としてイチゴに目を付け、恭一はその繋ぎや虫除けとしての価値を認め三人の関係を渋々黙認している




 章あとがき――――――――――


 これにて一章終了になります


 この度は本作を一章まで読んで頂きありがとうございます


 なぜこの様な話を思いついて書いてしまったのかは……王道書きたくない病に深夜テンションとメンタルの疲れが重なったからでしょうかね


 ラストのシーンはセンシティブさが高くてこのままでいいのか何度も悩みまして、今後の人物関係に大きく絡むシーンですので骨子はそのままに、なるべくセンシティブさを減らす様に文字を削りました


 本作、ニッチ過ぎるかも?って心配してて実際その様で反応も芳しくありません


 それだけじゃなく作者の能力不足もあって、文章が拙かったり物語そのもののテンポやペースも中途半端に短かったり長かったりしたと反省する所もあります


 あとタグについても色々迷走してます、もしタグから期待してたのと違う内容でしたら申し訳ありません


 本来一章で反応が悪かったらそのまま仮EDを書いてそっと閉じる予定でしたが

 それでもフォロー、★、♥、コメントを下さる読者様方がいて、このままでは悔しい気持ちもあるのでもうしばらく書き続けようと思います


 ここまで面白かった、これからに期待、応援する!ってなりましたらフォロー、★、♥をお願いします<(_ _)>

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