時間移動

どうやらよく眠っていたみたいだ。こちら21時30分

夜中に中途覚醒してしまってからまた寝直そうと必死だったが中々眠れずマイナスな気持ちが浮かんできていたのは覚えていた。

気づけばこの時間。病院は?何が起こった?

状況を確認するためにSNSを開く。大体のことは他人格さんが呟いていたりするものだ。

一通り見てみるとぼくくんが今日の病院には行ってくれたようで。カウンセリングも受けていたようだった。

苦しいことを思い出した、疲れてしまった。と書いていた。

病院行ってくれてありがとうね。辛かったねごめんね。


色々遡っていると早朝にもなにか呟いているようだった。

あの子だ。

私が一番最初に書いた記事に出てきた「自分が私を罵倒していた。」最初は私の本心が黒く汚く、自分自身の自責が酷くなっているのではと考えていた。

そうではないらしい。そうではないと言ってもほっとする訳でもないが。

その子は少し前にも一度出てきていた。

ぼくくんがこちらに出てきていた時だっただろうか。

ぼくくんにも罵倒しているようだった。こんなの、私じゃない。私だったらどうしよう。

心がソワソワした。

胸が痛かった。

ぼくくんによると私たち(他にも何人か人格さんがいる)がいる場所とは少し違う場所にいるかもしれないらしい。なんの事だかサッパリ。


私はふとメモに使っているグループLINE(1人)をみた。

予想通り、私に宛てた言葉が沢山並んでいた。


「必要ない。価値なんてない。お前もわかってんだろ もう諦めろよ足掻くな醜い」

「怖い怖いばっか聞き飽きた。死ねないなら死にたいなんて言うなよばーか。勇気もクソもないくせに。」

「いっつも偽善ばっか。迷惑してる人も多いと思うよ。そんなんだから友達出来ないんだよなー。」


等。本当はもっと長いが書いていると私も皆も気を悪くしてしまう。

この子はずっと私を見ているのだろうか?今も見ているのだろうか。

それともやはり私の本心なのだろうか。こんな怖い人間になりたくない。いつか他人まで傷つけてしまうようになってしまったらどうしよう。

それは1番あってはならない。私は私を傷つけていいが私が私以外を傷つけてはならない。


そう願いすぎたがゆえのあの子なのだろうか?

まだわからない。

不安に満ちている自分は確かに醜いと思う。

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