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date:2017/4/26
title:いいふろの日
今日は風呂に入りに行ってきた。
毎月26日だけなぜか安くなるらしい。
"ぼく"が浴槽に浸かっていると、急に後ろから目を隠された。
?? 「誰だと思う?」
ぼく 「えっと...純?」
じゅん「正解!」
ぼく 「結構驚いたよ...」
じゅん「露天風呂行こう!」
ぼく 「いいよ。」
じゅん「この間もまた間違われたんだよ...ちゃんと髪を切っていたのにさ、なぜか"きみ、女の子?"って。こういうところ行くときはなぜかそういわれることが多いんだよなぁ...」
ぼく 「そういえば、本当に女風呂のほうに行かなくても大丈夫なの?」
じゅん「いいじゃん。そこら辺を気にしたら負けだよっ。」
ぼく 「親は...」
じゅん「無理やりねだれば誰も何も言わないよ。あ、これ本当だからね。」
ぼく 「本当に?」
じゅん「実は...今日、お母さんが遅く帰るからお父さんとこっそりここに来たわけ。」
ぼく 「じゃぁお母さんに話したらいけないの?」
じゅん「うん。」
――あたりまえだけど、これは年月が経ったから書けること。
これを学校とかで話したら警察に御用になるかもしれないし、いじめられるかもしれないからだ。
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