第2話 順調なスタートからの異変
その後、処方された薬が効いたのか、外に出られるようになり外で話している人の声も気にならないようになりました。
その一年は楽しい一年にしようと音楽のライブやらお笑いライブやら行きまくりました。
それでも大丈夫だったので治ったのかと勘違いして過ごしていました。
休職中だったため新しく仕事を始めようとスーパーのバイトをし始めました。
今思えばなんで人の声が気になるのに接客業を選んだのか。
そして3年間は普通にそのスーパーで働いていました。
なにもしんどいこともなく、周りが年上の方たちばかりだったので優しく接していただき安心して働くことができました。
3年目のある日、わたしは女性の先輩に必要以上に好意を持ち、(恋愛ではない)めちゃくちゃ仲良くなりたいと思って猛アタックしていました。
その頃から少しづつおかしいなと思いました。
なんで女性というかおばちゃんに必要以上に猛アタックしているのか。
冷たくされたら泣きじゃくったり、怒ったり、おかしい自分になってしまい
周りの一緒に働いている人たちにもたくさん迷惑をかけてしまいました。
すごくいい職場だったのでそのおばちゃんがいない時にシフトを組んでもらったりしました。
今思えば相当おかしいことだったんだなと思えます。
そしてとうとう相手にされなくなってしまい、無視されるようになってしまいました。
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