第6話 いなくなっちゃった園児たちは、実は、異世界ゲーセンにいっていた!そういう楽しい話になってくれれば、良いのになあ。

 実際の日本の保育現場には、本当に、驚かされる。

 日本では、 3歳児の子相手で、20人。4,5歳児では、30人を見るルールなんだとか。

 え、え?

 じっとしてくれない子たちを、 1人の大人が、30人も見なさいっていうことなんですか?

 「保育は、誰のもの?」

保護者たちも、園の運営に力を貸せれば、良いのにな。

 海外では、家庭でも園でも、保育は、保護者たちにまかせられている。保護者やボランティアが集まって、保育のアイデアを出したりしている。

 「こうした保育なら、良いんじゃない?」

 「こういう作りの園に、しませんか?」

 「私たちの子どもを、生活しやすく!」

 日本と海外は、違うなあ。

 「今の日本に、その余裕はないよ」

 そうか。

そうだよね。

いや。

…そうかなあ?

 使える人たちが、いるじゃないですか!

 仕事をやめた高齢者たち、集まれ!園児たちの人数確認をするボランティアに、なってほしい!

 高齢者は、何のためにいるんだ!

 若い世代の文句を言っているばかりじゃ、高齢者の生活は、良くなりません!

 何をすれば、高齢者が認めてもらえるか、考えてほしい!

 「孫が、かわいい」

 そう言える高齢者って、園児などの孫世代に、何をしてあげているんですか?自宅で、一緒に遊んであげているだけですか?それって、保育ですか?育メンの言葉に、だまされていませんか?

 保育の基本は、人数確認。

 高齢者は、そこから手伝ってあげよう!

 …さて。

 あなたは、いなくなっちゃった子たちが、異世界にあるゲームセンターにいっていたというニュースを、聞いたことがありますか?

 ゲームセンターが、いなくなっちゃった子たちの集合場所になれば、良いのにな。

 ゲームセンターは、少子化で遊びにきてくれる子が減ったといわれて、続けるのが難しくなっている施設だ。

 そこ、上手く利用しませんか?

 異世界ゲーセンには、「園児への罪」をかかえる大人たちも、やってくる。

 罪をかかえた大人たちは、ゲーセンにある遊び場に大量の金をかけて、心を落ち着かせていく。罪滅ぼしにね。

 「いなくなってしまった園児たちは、異世界ゲーセンで、罪をかかえた大人たちのために、おまけアイテムとか作っていました」

 みたいな世界があれば、良いのに。

 園児の事故なんて、うんざりだ。

 優しいファンタジーで、園児たちを包んであげたい!





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