夜ごとに呼ぶ声への応援コメント
はらわたのシーンが特にリアリティがある。私は見た事ないけれど、曽祖父が痴呆が始まっても戦場の光景だけはしっかり話していたのでよく覚えています。
味方も敵も出したままだったり抱えながらウロウロ歩いてたそうで。
狙撃兵って1発で倒すイメージがありますが、混乱を招くやり方もあるんですね。
曽祖父は罪人みたいな気分で一生を終えました。戦争経験者がみんなそうなのか知らないけど、人を殺すということがどんなことか。この小説は凄く語っていると思います。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
私の母の従姉も従軍看護師として関東軍に随行し、亡くなるまでの半世紀以上戦場の悪夢に取りつかれたままでした。
狙撃兵、狙いすまして一発で仕留めてすぐに移動する場合と、あえて混乱を招くようなやり方をする場合とありますね。
作戦の隠密性や敵の数によって違うようです。
最近、「戦争なんてどっちかが降参すればすぐ終わり。全て元通りになる」という言説をよく見かけるのですが、当事者はずっと引きずるんだよ、いつまでも終わらないよ、と言い続けたいですね。
(はいはい、戦争は悲惨ですよねーそんなの常識誰でも知ってますよー馬鹿じゃないって言う人も居ますが……そういう人ほどわかってないと思う(笑))
編集済
失敗は一度だけへの応援コメント
ちょっとdiscordの招待に合わせて読ませていただきました。
少し前に、ハッピーツリーフレンズという悪趣味な短編アニメを見ていました。1話完結でそれごとにキャラクターのコンディションはリセットされるのですが、毎回コミカルなキャラクターがスプラッターに殺される、という。
キャラクターごとにたいてい死に役と殺し役が分かれるのですが、その殺し役の1人にフリッピーというキャラがいまして。通常時はおとなしくおおらかな性格なのですが、裏の顔はベトナム帰還兵でPTSDを持ち、ちょっとしたきっかけで殺人鬼に化す、という。ほんとうに、そのきっかけというものがささいなもので。射的の発砲音や、時鐘の音だったりと。見ていたときは「仕事やめろよ」、とその敏感さに思って笑えたものでした。
しかし……YouTubeで一般社会で生活する自分を恐れて森林で原始的な生活をしているという帰還兵のインタビューを見てから考えると、社会復帰には大きな壁があるのはコメディの様に見えても事実なのだな、と勘付きました。
作者からの返信
わざわざありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
帰還兵のPTSDは「普通の生活」が送れなくなる程度には酷いようですね。
身内の場合は私が物心ついた時にすでに終戦から数十年経っていたということや、あくまで看護師だったということもあって、ものを壊したり暴れたりする方向ではなかったのですが、やはりコミュニケーションがかなり難しかったのを覚えています。
ディスコード、フレンド申請致しました。あちらで曽我さんのサークルにもご招待しますね♪
夜ごとに呼ぶ声への応援コメント
すごいって言葉しか出ないです。
戦争で人生を狂わせられるって言われることがありますが、こういうものも含まれるのかもしれないと考えてしまいました。
作者からの返信
コメントありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
こちらは「血まみれの追放聖女は断頭台の夢を見るか」で描かれた戦争に従事した少女たちの「戦後」を描いています。本編では戦中に亡くなった衛生兵(+工兵)の少女たちを描いたので、別の兵種の少女たちを戦後に襲った苦難を描いていこうと思っています。
だいぶ書くのにエネルギーのいる作品なので不定期更新であと2話か3話で完結させる予定ですが、また覗いていただけますと幸いです。
夜の底からの通信(5)夜の底へへの応援コメント
ああ、このお話読んだなぁ、と思いながらも最後まで目が離せずに読み直してしまいました。
平和のために戦ったのに、平和の中にいられない彼ら彼女ら。悲しいの……。