第4話

硴塚龍臣 名探偵

硴塚桜 医師&官能小説家

残間 バー支配人

呂宋 龍臣の助手→弁護士

菜奈 マウンテンバイクで冒険

竜崎 盗難事件の被害者→刑事一課長→バーテン

嵐山 怪盗→スタンドバイト


 10月15日、夕闇の鷲宮。嵐山は、長谷川雅紀が経営するガソリン・スタンド兼レストランで働き始めるが、それは店主の美しい妻、靖子に惹かれたためであった。多情な靖子はすぐに嵐山と関係を持ち、夫を殺害する計画を練る。自動車事故に見せかけて、うまく夫を殺すことには成功するが、竜崎は二人を疑い、長谷川雅紀に保険金がかかっていたことから窮地に陥るが、弁護士の呂宋の巧みな手腕で、容疑を靖子にのみかぶせ、保険会社との取引で無罪とする。 二人の甘い生活が始まったかに見えたが、今度は本当に自動車事故で靖子が死んでしまう。


 💀長谷川夫妻 これで5人死亡


 蒲原と蘭丸の手下だった、ダリヤは結託して龍臣を殺すことにした。

「アイツは昔から金に汚いんだ」

 蒲原は約束していた報酬を龍臣から得られなかった。ダリヤは蘭丸が逮捕されて住むところを失っていた。蒲原の家に居候させてもらっていた。

「海猿に似てるからっていい気になり過ぎなんだよ」

 ダリヤは鏡に映る剛力彩芽似の自分の顔を見ていた。剛力はいいな?金もあって、数々のドラマに出てる。

 

 呂宋はある殺人事件の容疑者として硴塚龍臣を召喚・尋問するが、龍臣は証拠不十分で釈放され、事件は迷宮入りとなった。


 数日後、5年前に死んだ議員の蒲原は自殺ではなく他殺だとの投書が呂宋のもとに届く。投書の主はダリヤという女で、彼女は目撃者として自分のほかに残間と竜崎という2人の人物の名前を挙げていた。


 一方、残間は自殺した恋人のために人を刺殺した前科があったが、出所後バーの支配人になっていた。同じ店では竜崎がバーテンダーとして働いていた。


 竜崎は恋人のダリヤと一緒にいたところを龍臣の手下に拉致され、金で口止めを強要される。


 残間は蒲原の娘でアイドルのバニラが送ってきたテープを聞き、5年前の恋人の暴行事件は彼女がどこかの事務所に連れ込まれて集団で暴行されたものだと知る。


 残間はバニラ暴行事件の犯人は龍臣とその子分たちだと言い放つ。やがて、竜崎と残間は命を狙われ始める。だが、この事件の裏には、龍臣の後ろでさらに糸を引く大物の存在があった。

  



 


 

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闇に叫べ!10 鷲宮殺人事件 鷹山トシキ @1982

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