第14話 ハイエルン

 イフリートを出て、南東に飛んでいくと、砂漠がありオアシスの街が点々と見えている。帝都からイフリートに陸路で行くには、この砂漠を通っていく、ルートが一般的で、所々大きなキャラバン隊が見えた。帝都に一番近い港、イフリートのカルディーからイフリートを経由しこの砂漠を通り帝都まで行く荷馬車で約20日の道、これが巨大な交易ルートで、イフリート公爵領は、この交易で多大な利益を得ていると言われている。その砂漠から山脈を2つ超えると、巨大な森林が見えた。その大森林の中央に、エルフの都市、ハイエルンがあった。ハイエルンからは、昼時だからか、煙が上り、偶に爆裂音らしき音も聴こえてきたが、僕は、ハイエルンの街の前にある砦の入り口に降りて、グリ吉を戻した。冒険者学校で習ったが、街に入る時、通常は街の門でチェックを受けるが、砦や、多重の城壁、関所などがある場合は、そこでチェックを受ける必要があるらしい。僕は、砦の入口に歩いて行くと、ひとっこひとり居なかった。近づくと分かったがその木造の砦は巨大なモンスターの襲撃にあい崩壊寸前となっていた。しかも襲撃は昨日今日の様で、砦の破壊された後は新しく、血痕もそこらじゅうにあった。

「えー。なんなの?なにがおこってるの?」


 そう混乱するくらいの惨状だった。僕は、心配になり、ウサ吉を召喚して、周りを警戒させながらダッシュでハイエルンに走った。ハイエルンに向かう途中、多くのモンスターの足跡と、死骸が転がっていた。それも、倒されてすぐのものだった。倒されているのは、トレント系、ウルフ系、犬系、猫系、アント系といった森によくいる系統のモンスター達だった。

「もしや、モンスターパニック?」


 モンスターパニック、略してモンパニ。迷宮から、溢れるモンスタースタンピード、略してモンスターと違って、森林などモンスターの生態系が築かれている中に、強力なモンスターが突如現れると、モンスター達が混乱して、狂気となり街などを襲う現象だ。基本的に混乱の元となったモンスターを倒せば収まるが、パニックにさせる程の強力なモンスターだけに倒すのは相当難しい。歴史上モンパニで滅亡した街は数知れず、都市国家レベルなら、国か滅亡した記録も存在している。

「やばいか?」


 街が見えてくると、木造の街壁の上から、エルフの魔導士達が魔法を撃ちまくっているのが見えた。基本的に、地上のモンスターは、それ程強くなく、迷宮で10階までのレベルのものが大半だ。ただし迷宮と違って群れをなしており、一体一体なら倒せるモンスターも数十、数百体を相手しないといけない為、歴戦の勇者でも飲み込まれてしまう。この為、立て篭もって戦うのが常道され、大きな街は必ず街壁が設置されている。遠くから見ると、巨大なモンスターは、3体見える。普通森に居ないモンスター達だ。

 向かって右側には、ベヒーモス。2つの角を持つ巨大なカバの様なドラゴンサイズのモンスターだ。レッドドラゴンの様な属性ドラゴンクラスのモンスターだ。

 向かって左側には、ケルベロス。サイズはドラゴンサイズで、話に聞くケルベロスとはサイズ感が違い、どんなレベルかは不明。

 真ん中は、巨大なミスト系モンスター。多分一体で多分ミスト系だと思うが、よくわからない。そもそもミスト系って余程の魔法じゃないと倒せないが、僕は魔法が使えない。初級の炎魔法ではダメージにならないし、魔石もミスト系ならすり抜けてしまう。

 どうやったら倒せるだろうかと逡巡しているうちに、右側の街壁が崩れた。そこに大きな穴が開いてモンスター達が踏み入ろうと駆けこんでいく。


 ドカーン。ブワーン。ガーン。


 多分エルフ達が魔法を放ちまくっているんだろう、崩れて開いた穴の所で轟音が鳴り響き、煙が立ってた。基本的にこの街の人達は、冒険にも出ず、この街に住み続けている人達なので、周辺のモンスターを倒せるが、冒険者達の様に、強力なモンスター達を倒すためのトレーニングを受けているわけではない。元々エルフ族は、戦闘向きでなく、魔導具製造や、補助・回復魔法が得意である。戦闘用の魔道具が、冒険者を葬れるレベルに達していない中、戦闘の補助的な意味しか持っていない。そんなエルフ達がこのモンパニを防げるとは思えない。僕は右側に走り、ベヒーモスに火の魔石を投げつけた。魔石は真っすぐベヒーモスに飛んでいき、頭部にぶつかると、頭を吹っ飛ばした。迷宮では、倒すと消えてしまうが、地上では死体は残る。死体は烈火の炎に包まれて倒れると、周りのモンスターたちを炎で巻き込んでいった。自分達にプレッシャーを与えていたモンスターが一体いなくなったことで、凶暴性が若干揺らいだ瞬間に僕は走り抜け崩れた大穴から街の中に駆け込んでいった。僕はすぐさま

「すみません。壁を作る魔導具をお持ちの方はいらっしゃいませんか。」

「あっ、魔石は無いが、魔導具なら」


 僕の叫びに呼応してエルフのおじちゃんがそう言って、魔導具を一つ出してくれた。

「ここに魔石を。土属性のみだが、」


 そうやってやり方を教わると、僕はレベル15の土の魔石を突っ込み一瞬で、大穴を塞いだ。


オー。ウヲー。ワー。


 そこここから、僕に向かって喝采が響いた。僕の周りにいた人混みの中から、一人のエルフが寄ってきた。

「そこの冒険者?ハイエルン警備隊隊長のリボーカスだ。ありがとう?助かった。」

「いえ、私も騎士爵家の端くれですから。」

「ところで、ベヒーモスを倒したのも?」

「あぁそうです。ベヒーモスも私が倒しました。そこでですが、あのモンスター達に魔石をぶつけてみませんか?」

「魔石を?」

「僕はそんなに強くないですが、魔石をぶつけて何とかベヒーモスを倒しましたので。それなりのレベルの火の魔石を大量に持ってきましたから、どうぞ。」

「ありがたいが、良いのか?」

「はい。命には変えられませんから。」


 そう言って、100個程のレベル10の魔石を渡すと、みんなで街壁の上に登った。街壁の上では、エルフの戦士達が、魔法で何とかモンスターの攻撃を凌いでいた。戦士達は僕たちを訝しげな顔で見ていたが、まず僕は、ケルベロスに向かって、レベル15の火の魔石を投げつけた。魔石は真っ直ぐケルベロスが開けた口の中に入り、その瞬間


ドカーン


 ケルベロスの頭が一つ爆発して飛び散り、その衝撃で、他の頭も脳震盪を起こした。燃えながらたおれた。それに多くのモンスターが巻き込まれた悲鳴を上げている。僕に続いて魔石をポンポン投げていくがエルフ達は全然距離が出なかった。

「後はあのミスト系をどうにかしないといけないけど、とりあえず。」


 そう言って、火の魔石を投げても、すり抜けていった。

「そうなるわな。」


 そうやって悩んでいる時も、隣で戦士達が地道に魔法で攻撃している。ミストまで届くものもいるが、微妙に効いているか程度だ。僕が悩んでいる所に、リボーカスさんがやってきた。

「あのミストさえ何とか出来れば。あのミスト自体は何か攻撃してくるわけではないけど、ミストの影響で、周りのモンスターが凶暴化してしまう。吹き飛ばせれば。」

「吹き飛ばす。そうだ、リポーカスさん。僕が投げた魔石に土属性の魔法をぶつけられますか?」

「あぁできるよ。」


 魔石は余程の衝撃を加えられないと爆発しないし、魔法の衝撃は、抑えられ、爆発しなくなる。その特性を利用して、民需や、武器で魔石に僅かな魔力を通して、爆発防止の措置をこうじる。但し、属性魔石には気をつけないといけない事があり、反属性、つまり水も火、土と風、聖と邪の属性を当ててしまうと爆発してしまう。今回この性質を利用する。

「僕が、思いっきり投げるので、魔法をお願いします。」

「OKだ。」


 思いっきり風の魔石を投げると、遅れてリボーカスさんが土属性の魔法ロックボールを放つ。魔石よりも魔法の方が早いので、ミストの中心に届いた瞬間、魔法が当たるかと思うと、その前にミストにぶつかりダメージを与えて消え去り、ミストはフラフラ漂っていた。

「ダメか・・・。」


 現状を考えると、ミストは攻撃しない。2体の巨大モンスターが倒れたので、モンスターパニックの影響下にあるモンスターの数は、少なくなり、火の魔石攻撃で大幅に減少。街は土の魔石で作った街壁で囲む作業が進んでいっており、当分は防げそう。

「とりあえず、放っておいても大丈夫か?」

「はい?えーと、アレックスさんのおかげで、人的被害は出ない様になっているので、当分は大丈夫ですね、言われてみれば。ところで、アレックスさんて何しに来られたんですか?」

「あっ、忘れていた・・・。ハイエルンの代表者の方に向けた特使として来たのですが・・。」

「えっ、あぁ・・・・。」


 そう言うと、リボーカスさんはバツが悪い顔をした。

「どうしたんですか?」

「実は・・・・。このハイエルンは、長老と呼ばれるエルフの7氏族の長からなる長老会が全てを決める長老会政をとっており、議長が代表者を務めているんですが、お恥ずかしい話ではあるが、このモンパニを知って、長老及び幹部の殆どが各氏族の民を置いて逃げてしまい。残っているのは、長老1人と、若年寄衆が8人。後、旧エルフ帝国の帝室の唯一生き残りとされるハイエルフのリートリット様だけだ。残った長老も、リートリット様を残して逃げられないと言って残った形で、今のハイエルンは、実質リートリット様の意向に従っている状況だ。誰に会う?」

「では、長老様と、リートリット様に。」

「わかった・・・。ここで待っていてくれ。」


 そう言うと、リボーカスさんは、部下にいくつか指示をして、街壁から降りて駆け出していった。僕は待っている間にドロップの確認をした。


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レア 悪魔の果実 1個 ×711

レア フェニックスの羽 10枚 ×49

レア マジックゲート(小) 1個 ×2,153

レア マジックゲート(中) 1個 ×685

レア マジックゲート(大) 1個 ×19

レア マジックゲート(特大) 1個 ×12

レア マジックゲート(無限大) 1個 ×1

レア 魔導金貨 100枚 ×238

レア 魔導金貨 200枚 ×138

レア 魔導金貨 400枚 ×110

レア 魔導金貨 800枚 ×61

レア 魔導金貨 1600枚 ×36

レア ワープ石 1個 ×1,106

レア 帰還石 1個 ×354

レア 光る石 1個 ×2,244

レア 黎明の翼 1枚 ×621

レア 破邪の石 1個 ×1,927

レア 闇竜鉱石 1キロ ×19

レア 精霊王石 1キロ ×7

レア 聖竜鉱石 1キロ ×21

レア 竜王鉱石 1キロ ×2

レア 竜王鉱石 10キロ ×1

レア 竜鉱石 1キロ ×398

レア 竜鉱石 10キロ ×33

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スキル 指揮の種 1粒 ×621

スキル 将軍の種 1粒 ×354

スキル カリスマの種 1粒 ×19

スキル 王者の種 1粒 ×12

スキル 覇者の種 1粒 ×1

スキル 蘇生魔法の種 1粒 ×49

スキル 初級剣技の種 1粒 ×1,221

スキル 中級剣技の種 1粒 ×885

スキル 上級剣技の種 1粒 ×537

スキル 中級弓技の種 1粒 ×2,594

スキル 上級弓技の種 1粒 ×370

スキル 中級槍技の種 1粒 ×1,359

スキル 上級槍技の種 1粒 ×569

スキル 初級火魔法の種 1粒 ×1,508

スキル 中級火魔法の種 1粒 ×2,864

スキル 上級火魔法の種 1粒 ×1,083

スキル 特級火魔法の種 1粒 ×33

スキル 王級火魔法の種 1粒 ×2

スキル 帝級火魔法の種 1粒 ×1

スキル 闇火魔法の種 1粒 ×19

スキル 浄化火魔法の種 1粒 ×7

スキル 聖火魔法の種 1粒 ×21

スキル 初級行政官の種 1粒 ×238

スキル 中級行政官の種 1粒 ×138

スキル 上級行政官の種 1粒 ×110

スキル 王級行政官の種 1粒 ×36

スキル 特級行政官の種 1粒 ×61

・・・・・

サモン ファイヤーエンペラー レベル1 ×1

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 「はへ?」


 悪魔の果実が大量にある。帝国内で、悪魔の果実があるとは聞いた事が無い。マップにも載っていなかった筈。レアドロップであれば、それなりに出ているのに、多分、機密扱いにしているんだろう。イフリート公爵って結構ヤバいのかも知れない。次に行って、深く潜るとしたら警戒しないといけない。あと、なんだか、聞いた事のない鉱物や、よくわからないレベルのアイテムが山程ある。悩みだすと頭の中が渋滞しそうなので、とりあえず、召喚獣達を進化させることにした。


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火獣族 ファイヤーハウンド レベル91 燃え吉

植物族 ビックファイヤーフラワー レベル96 フラ吉

火人族 ファイヤーエンペラー レベル200 火の吉

火鳥族 フェニックス レベル26 ヒト吉

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「うーん。いけるかも。サモン火の吉。」


 僕は、ファイヤーエンペラーに進化した火の吉を召喚した。ファイヤーエンペラーの装備もさせている。周りのエルフ達は火の吉を見て、更なる襲撃かと手を止めて身構えた。今にも襲いかかりそうなので、僕は手を上げて、

「大丈夫。コイツは火の吉、僕の召喚獣だ。とりあえず、試しにミストに当ててみるから、魔法を当てないでくれ。」


 そう言うと、エルフ達は、こちらを気にしつつも、持ち場に戻り、魔法攻撃を再開した。

「じゃあ、火の吉任せた。」


 そう言うと、火の吉は、街壁から飛び降りた。多分魔法だろうが、フワリと降りて行くと、手に持った剣で一薙すると、周囲20メートルのモンスターが、二つに切り裂かれていった。

「まじですか?」


 僕だけでなく、エルフ達は全員が目が点になった。ホネ吉や、ゴブ吉も強いが、一線を隔す強さだ。そのまま真っ直ぐに、モンスター達を倒しながら歩いていき、かっこよく炎に燃え盛った剣で、ミストを斬ろうとした瞬間、ミストは小さく集まって、人の様な姿になった。

 「何故、こんな所に、エンペラーファイヤーがいる。」


 その人は、声を発した。エンペラーファイヤーを知っている様だ。人の姿だが、大きな角が頭から二つ伸びており、灰色の髪に、灰色の肌、灰色の鎧と、灰色の剣を持っていた。身長2メートル位の筋骨隆々な体つきだ。エンペラーファイヤーは、その人の出方を伺っていた。

 「エンペラーファイヤー、使い魔か?エンペラーファイヤーを使い魔に出来るとは、召喚主は相当な猛者。わしの部下を瞬殺した奴か。ミストのままだと殺されかねないからな・・・。」


 と、勝手に喋っていた。エンペラーファイヤーが斬りかかると、

 「甘い。」


 と叫び、後ろに避けたが、斬撃が掠り、傷を負った。

 「ワハハハハ。今回はこの程度にしといてやろう。ワハハハハ。今度来る時まで、魔王軍の従魔戦団ゼビール子爵を忘れないようにな。召喚 レッドドラゴン。」


 そう言うと、ゼビール子爵とやらと、火の吉の間にレッドドラゴンが召喚された。僕はつい癖でその瞬間水の魔石を投げつけ、レッドドラゴンの頭を吹き飛ばし瞬殺した。その瞬間、エンペラーファイヤーがゼビールとやらに突っ込み、袈裟斬りでレッドドラゴンが瞬殺されたことにひるんだゼビールとやらを二つに切り裂き、ゼビールは息絶えた。ゼビールの死体は、すぐに周りにいたモンスターに襲われ、僕が急いで下に降りて、ゼビールの所に行った時には、手に持った石と、鎧と、剣と、骨だけになっていた。

「とりあえず回収するか。」


 僕は、石と、鎧と、剣と、骨をマジックバックに回した。周りにいたモンスター達は三々五々居なくなっていった。とりあえずモンパニは片付いたがこれからが本題だ。と、火の吉を戻し、街に戻って行くと、警備隊のエルフ達が拍手で迎えてくれた。その輪の中から、リボーカスさんが拍手をしながら出てきた。

「アレックスさん。撃退頂いたんですね。ありがとうございます。」

「いやいや、たまたまです。」

「たまたまでって出来るもんじゃないでしょう。」

「いやー。」


 僕は、若干照れていると、モンスター達が去るのを確認して街壁から降りてきた警備隊の人達が、僕に近づき握手をしながら、めいめいに感謝の言葉をくれた。それが一通り終わると、リボーカスさんが、

「そろそろいいかな?リートリット様と、回復魔導卿リーバンズ氏族長老リバーベラ様の所に向かおうか。」

「はい。」


 僕は、リボーカスさんの後ろについて、ハイエルンの街を歩き、世界樹の麓にある大きな建物に向かった。モンパニが解決し、安全が確認されたとのアナウンスが、ハイエルン内に響くと大通りには、パラパラと人が出始めた。こんな拡声機能がある魔導具が設置されている街は聞いたと事がない。流石ハイエルンという感じだ。僕がキョロキョロしていると、お構いなくリポーカスさんが話しかけてきた。

「ハイエルンは、7氏族からなるんだ。回復魔導卿リーバンズ氏族、支援魔導卿ルビー氏族、軍事魔導具卿バリモ氏族、民生魔導具卿ポーリ氏族、機械魔導具卿リーモンド氏族、文部卿ラースン氏族、薬事卿バラライ氏族の7氏族だら、」

「それで、6氏族が逃げたんですか?」

「いや、逃げたのは6氏族の長たる長老と、その家族を含めた幹部達。多分二千人位かな?まあ、ベヒーモスやケルベロスを見たら逃げたくもなるよな。私も、バリモ氏族だが、長老達の気持ちは分からなくもない。でも、自分達だけで逃げて、他を置いてなんて、ハイエルンに戻って来れないんじゃないかな?昨日、砦を攻撃され、何とか持ち堪えている間に逃げるって、襲撃が治ったから、明日にでも氏族会が開かれ、逃げた者達は氏族追放だろうな。」

「そもそも氏族って、なんなんですか。」

「あぁ、氏族は元々は血族だったらしいが、今となっては、村みたいなものだ。このハイエルンは、人口約5万人、街を世界樹を中心に8等分されている。そのうち7つはそれぞれの氏族が管理し、1つは、宿屋や、警備隊施設、役所等共有施設が多くある場所だ。氏族を追放になれば、このハイエルンで生きていく場所を失うこととなる。逃げた者達の大半は氏族の幹部やその家族だ。優秀だが年寄りも多い、残念だがこの森を抜けて他の街に行くまでに大半が亡くなるだろう。」

「そうか、追放は即時か?」

「さあな、分からんが、数週間以内には出て行かされるだろう。」

「わかった。」


 そうこう話しているうちに、世界樹の麓の建物についた。木造4階建だが、世界樹に一部めり込んでおり、カラフルな色彩をしている。

「ここが、ハイエルンの中心である、長老会館だ。」


 名前はダサい。

「この建物の3階、謁見の間にリートリット様と、リバーベラ様がお待ちになられてるはずだ。そのまま着いてきてくれ。」


 僕は、長老会館に入り、謁見の間まで上がって行った。謁見の間は、広い板の間の奥に、背中のある木の椅子が9個並んでおり、若い顔の超美形なエルフと、背が曲がった年寄りのエルフが座っていた。この前には、2つの椅子が用意されて、左右に20人程のエルフが、背のない椅子に座っていた。

「アレックスさん。あの椅子でお願いします。」

「はぁ。」


 僕が椅子まで歩いて行くと、エルフ達が一斉に立って僕を迎えてくれた。椅子に着くと、一礼して椅子に座った。それに合わせてエルフ達も座っていった。

「リートリット様と、リバーベラ様、こちらはアレックス様です。モンパニをほぼお一人で解決頂きました。お二人にお会いしたいとのことでお連れしました。」

「アレックスです。お会い頂きありがとうございます。」


 すると、お年寄りのエルフが、しがれ声を上げた。

「リボーカスから、お聞きになったかもしれんが、こちらがリートリット様で、ワシが回復魔導卿リーバンズ氏族長老リバーベラじゃ。回復魔導卿リーバンズは、エルフ帝国時代の7大大公家の一つじゃ。我が氏族は元々、大公家の親族縁者達や、その家臣臣民の子孫だが、今は単なるエリアの町長みたいなもんじゃ。」

「アレックス殿、リートリットです。討伐頂いてありがとうございました。」

「ハイエルンとして、何処まで褒美をお出しできるかまだ分かりませんが、出来る限りのことをさせてもらうから、まずはハイエルンとしての感謝を受け取って欲しい。」


 そう言って、エルフ達全員が僕に頭を下げた。

「リートリット様と、リバーベラ様、頭をお上げください。私としては当然なことをしたまでです。多大な被害を受けておられるでしょうから、レッドドラゴンの遺体などは復興にお使いください。僕・・・。いや私は、第二皇子ガイアス殿下とセイレーン公の使者として来た・・・。参ったので、帝国がハイエルンをお守りしたとお考え下さい。」

「ありがとう。アレックス殿。帝国とガイアス殿下、セイレーン公に感謝を。それで、第二皇子ガイアス殿下とセイレーン公の使者とは、難しい言葉は使わなくて結構ですので。」

「ありがとうございます。リートリット様。難し言葉は無理です・・。勉強中ですので・・。」


 とリートリット様は、僕の苦笑いに笑顔を返してくれた。

「リートリット様、ガイアス殿下とセイレーン公の要請は、こちらのお手紙を確認してもらいたいんですけど。長老方が逃げられたと聞いたんですが、ご回答は貰えますか?」


 そう言うと、リートリット様と、リバーベラ様は、僕の差し出したお手紙を読み、小声で相談した。

「大丈夫でしょう。逃げた者達に決定権はなく追放となるでしょう。長老会は実質リーベラさんが決議し、それを私が承認すれば、承認することとなります。喜んで承認しましょう。」

「ありがとうございます。あと、逃げた人達は、追放となると、森を抜け他の街に行くまでに大半が亡くなるだろうと聞きましたが。」

「そうだが、殿下と公爵閣下の要請が叶えば、多少はリスクが減ると思いますが。」

「お願いとまでは言えませんが、皆さんを、セイレーン公爵領アクアで受け入れることは可能でしょうか。」

「えーと、どういうことでしょう。」

「移動を含めこちらで責任をもって行います。準備が整うまで、ハイエルンの滞在費は負担しますし、セイレーン公爵領への移住は、追放された人達であれば問題ないでしょう。」

「そうですが・・・。良いのですか。」


 リートリット様は、驚いた顔で僕を見た。

「それなりに優秀な方々が多いと聞きましたし、アクアには、多くのエルフが住む予定ですので・・。普通の市民として生活されるのであればセイレーン側にはメリットが大きいはずです。」

「わかりました調整しましょう。あの人達も騒動が落ち着いたら戻ってくるでしょうし、移住先が確保されていれば、追放処分となっても抵抗は少ないはずですから。」

「ありがとうございます。」

「こちらこそ、追放処分にしないと示しがつかないとはいえ、同族で長く一緒にやってきた方々ですので・・・。本音を言えば、本当のモンスターの怖さを知っていれば逃げて当然でしょうし、一番知っている人たちが逃げましたから・・・。」

「そうですよね。」

「詳細は、リボーカスとお話下さい。」

「わかりました。あと、ご存知かわかりませんが、モンパニを起こしたのが魔王軍の従魔戦団ゼビール子爵と言っていたんですが、ご存知ですか?」


 僕の言葉にリートリット様の顔が曇った。

「魔王軍ですか・・・。久しぶりに聞く名前ですね。」

「ご存知ですか魔王軍を。」

「数百年聞かなかった名前ですね・・・。アレックス殿は、エルフが長寿なのをご存知でしょうか。大体300歳、長いと400歳の命を持っています。ですが、私達ハイエルフは永久の命を持っています。ハイエルフは、元来地上の民ではなく、始祖8神族の一つです。この世界を創造神がお作りたもうた時に生まれた種族です。ハイエルフ族、竜王族、ロードドワーフ族、カルラ族、獣王族、超人族、アシュラ族、夜叉族の8種族。ハイエルフの子孫がエルフ族となり、他の種族も、竜人族、ドワーフ族、ハーピー族、獣人族、人族の祖となった。アシュラ族と夜叉族は子孫を残していないがな。その時、創造神に対抗する破壊神が造ったのが、魔王軍と呼ばれる8軍団。アシュラ族と夜叉族は、魔王軍との戦闘で絶滅した。他の種族も殆ど絶滅し残っているのは、ハイエルフ族、竜王族、ロードドワーフ族が数える程だ。魔王軍は、その時の戦闘で全滅している。」

「じゃ、なんで・・・。」

「お主は、悪魔の果実を知っているか?」

「はい。食べると、凶暴化して・・・。」

「そうじゃ、悪魔の果実を食べると魔王軍のしもべとなる。元々の食べた者の力により、雑兵、騎士、男爵、子爵、伯爵、侯爵、公爵、大公、王というクラスに変化する。殆ど雑兵だが、騎士以上は、意識を魔王軍に書き換えられ、凶暴でなく、冷徹な人類殲滅を図るものとなる。今回が魔王軍と名乗ったとすると、魔王軍の事を知る私の命を狙ったのかもな。」

「そうですか・・・。意識を魔王軍に書き換えられ者は、もう治らないのですか?」

「破邪の石があれば、その石に簡単にその魔王軍の力を閉じ込められる。ハイエルンに10個程保有しており、私は別に2つ常に持っている。」

「そうですか・・・。わかりました。このことは。」

「ほとんどの者は知らないだろう・・・。魔王軍に書き換えられて、騎士以上の者達は賢いからな・・・。話はしないだろう、魔王軍が何たるかも・・。エルフ達には周知し、出来るだけ広めさせましょう。」

「色々教えてくれてありがとうございました。」

「いや、本当にたすかりました。」


 その後、雑談はいくつかして、謁見の間を出て、リボーカスさんの知っている宿に泊まった。疲れですぐ寝てしまい、リボーカスさんとは、翌日、詳細を詰めて街を出て、セイレーンに向かった。



 ちなみに、イフリート第一迷宮でのドロップはこんな感じ。

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ノーマル 魔石 レベル1 ×2,471

ノーマル 魔石 レベル2 ×7,747

ノーマル 魔石 レベル3 ×3,985

ノーマル 魔石 レベル4 ×2,071

ノーマル 魔石 レベル5 ×3,541

ノーマル 魔石 レベル6 ×10,414

ノーマル 魔石 レベル7 ×350

ノーマル 魔石 レベル8 ×2,508

ノーマル 魔石 レベル9 ×110

ノーマル 魔石 レベル10 ×1,126

ノーマル 魔石 レベル11 ×55

ノーマル 魔石 レベル12 ×410

ノーマル 魔石 レベル13 ×50

ノーマル 魔石 レベル14 ×33

ノーマル 魔石 レベル15 ×49

ノーマル 魔石 レベル17 ×1

レア ファイヤーアントの甲羅 1枚 ×85

レア ファイヤーアントの甲羅 4枚 ×32

レア ファイヤーアントの甲羅 10枚 ×61

レア ファイヤーウルフの毛皮 1枚 ×58

レア ファイヤーウルフの毛皮 4枚 ×34

レア ファイヤーウルフの毛皮 10枚 ×105

レア ファイヤーカエルの油 1キロ ×37

レア ファイヤーカエルの油 5キロ ×261

レア ファイヤーカエルの油 10キロ ×132

レア ファイヤーキャットの毛皮 1枚 ×268

レア ファイヤーキャットの毛皮 4枚 ×66

レア ファイヤーキャットの毛皮 10枚 ×101

レア ファイヤーコブラの毛皮 1枚 ×83

レア ファイヤーコブラの毛皮 4枚 ×55

レア ファイヤーコブラの毛皮 10枚 ×172

レア ファイヤースケルトンの骨 1キロ ×68

レア ファイヤースケルトンの骨 5キロ ×113

レア ファイヤースケルトンの骨 10キロ ×121

レア ファイヤードックの毛皮 1枚 ×58

レア ファイヤードックの毛皮 4枚 ×14

レア ファイヤードックの毛皮 10枚 ×47

レア ファイヤーバードの羽毛 10キロ ×29

レア ファイヤーバードの羽毛 100キロ ×179

レア ファイヤーハウンドの牙 4本 ×248

レア ファイヤーハウンドの牙 10本 ×185

レア 火喰いフォックスの毛皮 1枚 ×1,782

レア 火喰いフォックスの毛皮 2枚 ×540

レア 火喰いフォックスの毛皮 4枚 ×541

レア 火喰いフォックスの毛皮 10枚 ×1,081

レア 木炭 100キロ ×170

レア 木炭 1000キロ ×238

レア 黒色火薬 1キロ ×1,212

レア 黒色火薬 5キロ ×2,245

レア 黒色火薬 10キロ ×1,063

レア 硝石 1キロ ×1,222

レア 硫黄 1キロ ×1,321

レア 鉄 1キロ ×1,279

レア 日陰草 100束 ×1,508

レア 陽だまり草 100束 ×1,221

レア 燃えない草 100束 ×37

レア 燃えない草 200束 ×39

レア 燃えない草 500束 ×221

レア 燃えにくい矢 100本 ×1,211

レア 燃え尽き草 100束 ×2,294

レア 炎の矢 100本 ×2,594

レア 炎の矢 1000本 ×370

レア 火封じの石 1キロ ×69

レア 火封じの石 5キロ ×216

レア 火封じの石 10キロ ×101

レア 悪魔の果実 1個 ×711

レア フェニックスの羽 10枚 ×49

レア マジックゲート(小) 1個 ×2,153

レア マジックゲート(中) 1個 ×685

レア マジックゲート(大) 1個 ×19

レア マジックゲート(特大) 1個 ×12

レア マジックゲート(無限大) 1個 ×1

レア 魔導金貨 100枚 ×238

レア 魔導金貨 200枚 ×138

レア 魔導金貨 400枚 ×110

レア 魔導金貨 800枚 ×61

レア 魔導金貨 1600枚 ×36

レア ワープ石 1個 ×1,106

レア 帰還石 1個 ×354

レア 光る石 1個 ×2,244

レア 黎明の翼 1枚 ×621

レア 破邪の石 1個 ×1,927

レア 闇竜鉱石 1キロ ×19

レア 精霊王石 1キロ ×7

レア 聖竜鉱石 1キロ ×21

レア 竜王鉱石 1キロ ×2

レア 竜王鉱石 10キロ ×1

レア 竜鉱石 1キロ ×398

レア 竜鉱石 10キロ ×33

スーパーレア 火の魔石 レベル10 ×2,471

スーパーレア 火の魔石 レベル11 ×7,747

スーパーレア 火の魔石 レベル12 ×3,985

スーパーレア 火の魔石 レベル13 ×2,071

スーパーレア 火の魔石 レベル14 ×3,541

スーパーレア 火の魔石 レベル15 ×10,414

スーパーレア 火の魔石 レベル16 ×350

スーパーレア 火の魔石 レベル17 ×2,508

スーパーレア 火の魔石 レベル18 ×110

スーパーレア 火の魔石 レベル19 ×1,126

スーパーレア 火の魔石 レベル20 ×55

スーパーレア 火の魔石 レベル21 ×410

スーパーレア 火の魔石 レベル22 ×50

スーパーレア 火の魔石 レベル23 ×33

スーパーレア 火の魔石 レベル24 ×49

スーパーレア 火の魔石 レベル26 ×1

スキル 器用さのきのみ 1粒 ×5,799

スキル 気力のきのみ 1粒 ×297

スキル 賢さのきのみ 1粒 ×433

スキル 素早さのきのみ 1粒 ×8,977

スキル 魔力のきのみ 1粒 ×408

スキル 魅力のきのみ 1粒 ×208

スキル 命力のきのみ 1粒 ×554

スキル 腕力のきのみ 1粒 ×866

スキル 毒耐性の実 1粒 ×740

スキル 火耐性の実 1粒 ×1,927

スキル 指揮の種 1粒 ×621

スキル 将軍の種 1粒 ×354

スキル カリスマの種 1粒 ×19

スキル 王者の種 1粒 ×12

スキル 覇者の種 1粒 ×1

スキル 蘇生魔法の種 1粒 ×49

スキル 初級剣技の種 1粒 ×1,221

スキル 中級剣技の種 1粒 ×885

スキル 上級剣技の種 1粒 ×537

スキル 中級弓技の種 1粒 ×2,594

スキル 上級弓技の種 1粒 ×370

スキル 中級槍技の種 1粒 ×1,359

スキル 上級槍技の種 1粒 ×569

スキル 初級火魔法の種 1粒 ×1,508

スキル 中級火魔法の種 1粒 ×2,864

スキル 上級火魔法の種 1粒 ×1,083

スキル 特級火魔法の種 1粒 ×33

スキル 王級火魔法の種 1粒 ×2

スキル 帝級火魔法の種 1粒 ×1

スキル 闇火魔法の種 1粒 ×19

スキル 浄化火魔法の種 1粒 ×7

スキル 聖火魔法の種 1粒 ×21

スキル 初級行政官の種 1粒 ×238

スキル 中級行政官の種 1粒 ×138

スキル 上級行政官の種 1粒 ×110

スキル 王級行政官の種 1粒 ×36

スキル 特級行政官の種 1粒 ×61

サモン プチレッドドラゴン レベル1 ×711

サモン レッドドラゴン レベル1 ×398

サモン ビックレッドドラゴン レベル1 ×33

サモン ダークレッドドラゴン レベル1 ×19

サモン セイントレッドドラゴン レベル1 ×21

サモン クイーンレッドドラゴン レベル1 ×2

サモン ホーリーレッドドラゴン レベル1 ×7

サモン キングレッドドラゴン レベル1 ×1

サモン フェニックス レベル1 ×49

サモン ファイヤーマン レベル1 ×1,222

サモン ファイヤーソルジャー レベル1 ×1,321

サモン ファイヤーシューター レベル1 ×1,211

サモン ファイヤーファイター レベル1 ×1,082

サモン ファイヤーナイト レベル1 ×1,221

サモン ファイヤーマジシャン レベル1 ×1,508

サモン ファイヤーコマンダー レベル1 ×621

サモン ファイヤーサージ レベル1 ×1,927

サモン ファイヤーソーサラー レベル1 ×2,153

サモン ファイヤーランサー レベル1 ×1,359

サモン ファイヤーソードマン レベル1 ×885

サモン ファイヤーアーチャー レベル1 ×2,594

サモン ファイヤーランスマスター レベル1 ×569

サモン ファイヤーソードマスター レベル1 ×537

サモン ファイヤーボウマスター レベル1 ×370

サモン ファイヤーウイザード レベル1 ×685

サモン ファイヤージェネラル レベル1 ×354

サモン ファイヤーバロン レベル1 ×238

サモン ファイヤーヴァイカウント レベル1 ×138

サモン ファイヤーアール レベル1 ×110

サモン ファイヤーマーキス レベル1 ×61

サモン ファイヤーデューク レベル1 ×36

サモン ファイヤークイーン レベル1 ×19

サモン ファイヤーキング レベル1 ×12

サモン ファイヤーエンペラー レベル1 ×1

サモン ミニファイヤーフラワー レベル1 ×1,212

サモン ファイヤーフラワー レベル1 ×993

サモン ダブルファイヤーフラワー レベル1 ×512

サモン メタルファイヤーフラワー レベル1 ×621

サモン ビックファイヤーフラワー レベル1 ×88

サモン プチ火喰いフォックス レベル1 ×1,282

サモン 火喰いフォックス レベル1 ×54

サモン キラー火喰いフォックス レベル1 ×571

サモン ビック火喰いフォックス レベル1 ×932

サモン ミニファイヤースライム レベル1 ×36

サモン ファイヤースライム レベル1 ×234

サモン ビックファイヤースライム レベル1 ×22

サモン ミニファイヤーバード レベル1 ×265

サモン ファイヤーバード レベル1 ×128

サモン ミニファイヤーハウンド レベル1 ×185

サモン ファイヤーハウンド レベル1 ×234

サモン ミニファイヤートレント レベル1 ×104

サモン ファイヤートレント レベル1 ×117

サモン ミニファイヤーコブラ レベル1 ×27

サモン ファイヤーコブラ レベル1 ×233

サモン ビックファイヤーコブラ レベル1 ×67

サモン ミニファイヤーゾンビ レベル1 ×187

サモン ファイヤーゾンビ レベル1 ×134

サモン ビックファイヤーゾンビ レベル1 ×71

サモン ミニファイヤースケルトン レベル1 ×273

サモン ファイヤースケルトン レベル1 ×262

サモン ビックファイヤースケルトン レベル1 ×171

サモン ミニファイヤーカエル レベル1 ×215

サモン ファイヤーカエル レベル1 ×183

サモン ビックファイヤーカエル レベル1 ×280

サモン ミニファイヤーウルフ レベル1 ×302

サモン ファイヤーウルフ レベル1 ×95

サモン ビックファイヤーウルフ レベル1 ×126

サモン ミニファイヤードック レベル1 ×70

サモン ファイヤードック レベル1 ×104

サモン ビックファイヤードック レベル1 ×99

サモン ミニファイヤーキャット レベル1 ×43

サモン ファイヤーキャット レベル1 ×43

サモン ビックファイヤーキャット レベル1 ×84

サモン ミニファイヤーアント レベル1 ×71

サモン ファイヤーアント レベル1 ×44

サモン ビックファイヤーアント レベル1 ×48

アイテム 解体済みプチレッドドラゴン 1体分 ×711

アイテム 解体済みレッドドラゴン 1体分 ×398

アイテム 解体済みビックレッドドラゴン 1体分 ×33

アイテム 解体済みダークレッドドラゴン 1体分 ×19

アイテム 解体済みセイントレッドドラゴン 1体分 ×21

アイテム 解体済みクイーンレッドドラゴン 1体分 ×2

アイテム 解体済みホーリーレッドドラゴン 1体分 ×7

アイテム 解体済みキングレッドドラゴン 1体分 ×1

アイテム 解体済みフェニックス 1体分 ×49

アイテム ファイヤーマンの装備 1体分 ×1,222

アイテム ファイヤーソルジャーの装備 1体分 ×1,321

アイテム ファイヤーシューターの装備 1体分 ×1,211

アイテム ファイヤーファイターの装備 1体分 ×1,082

アイテム ファイヤーナイトの装備 1体分 ×1,221

アイテム ファイヤーマジシャンの装備 1体分 ×1,508

アイテム ファイヤーコマンダーの装備 1体分 ×621

アイテム ファイヤーサージの装備 1体分 ×1,927

アイテム ファイヤーソーサラーの装備 1体分 ×2,153

アイテム ファイヤーランサーの装備 1体分 ×1,359

アイテム ファイヤーソードマンの装備 1体分 ×885

アイテム ファイヤーアーチャーの装備 1体分 ×2,594

アイテム ファイヤーランスマスターの装備 1体分 ×569

アイテム ファイヤーソードマスターの装備 1体分 ×537

アイテム ファイヤーボウマスターの装備 1体分 ×370

アイテム ファイヤーウイザードの装備 1体分 ×685

アイテム ファイヤージェネラルの装備 1体分 ×354

アイテム ファイヤーバロンの装備 1体分 ×238

アイテム ファイヤーヴァイカウントの装備 1体分 ×138

アイテム ファイヤーアールの装備 1体分 ×110

アイテム ファイヤーマーキスの装備 1体分 ×61

アイテム ファイヤーデュークの装備 1体分 ×36

アイテム ファイヤークイーンの装備 1体分 ×19

アイテム ファイヤーキングの装備 1体分 ×12

アイテム ファイヤーエンペラーの装備 1体分 ×1

アイテム 燃え尽き草 1000束 ×3,557

アイテム 燃え尽き草 10000束 ×203

アイテム プチ火喰いフォックスの肉 1体分 ×1,340

アイテム 火喰いフォックスの肉 1体分 ×1,382

アイテム キラー火喰いフォックスの肉 1体分 ×424

アイテム ビック火喰いフォックスの肉 1体分 ×285

アイテム ミニファイヤースライムの肉 1体分 ×207

アイテム ファイヤースライムの肉 1体分 ×108

アイテム ビックファイヤースライムの肉 1体分 ×192

アイテム ミニファイヤーバードの肉 1体分 ×272

アイテム ファイヤーバードの肉 1体分 ×207

アイテム ミニファイヤーハウンドの肉 1体分 ×39

アイテム ファイヤーハウンドの肉 1体分 ×107

アイテム 燃えない木 10本 ×142

アイテム 燃えない木 100本 ×38

アイテム ミニファイヤーコブラの肉 1体分 ×117

アイテム ファイヤーコブラの肉 1体分 ×273

アイテム ビックファイヤーコブラの肉 1体分 ×97

アイテム ミニファイヤーゾンビの肉 1体分 ×115

アイテム ファイヤーゾンビの肉 1体分 ×150

アイテム ビックファイヤーゾンビの肉 1体分 ×242

アイテム ミニファイヤースケルトンの装備 1体分 ×159

アイテム ファイヤースケルトンの装備 1体分 ×111

アイテム ビックファイヤースケルトンの装備 1体分 ×196

アイテム ミニファイヤーカエルの肉 1体分 ×233

アイテム ファイヤーカエルの肉 1体分 ×270

アイテム ビックファイヤーカエルの肉 1体分 ×302

アイテム ミニファイヤーウルフの肉 1体分 ×267

アイテム ファイヤーウルフの肉 1体分 ×299

アイテム ビックファイヤーウルフの肉 1体分 ×263

アイテム ミニファイヤードックの肉 1体分 ×270

アイテム ファイヤードックの肉 1体分 ×63

アイテム ビックファイヤードックの肉 1体分 ×51

アイテム ミニファイヤーキャットの肉 1体分 ×210

アイテム ファイヤーキャットの肉 1体分 ×92

アイテム ビックファイヤーキャットの肉 1体分 ×75

アイテム ミニファイヤーアントの肉 1体分 ×307

アイテム ファイヤーアントの肉 1体分 ×76

アイテム ビックファイヤーアントの肉 1体分 ×92

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