闇への供物 Ⅵ


     Ⅵ


 拓也は佐伯さえき康成やすなりのメールに従って、奥のリビングに入った。

 十畳ほどの洋間全体が、いわゆるAVルームの体裁になっていた。

 75インチの4K液晶テレビと両脇の大スピーカーが最も目を引くが、趣味の中心はむしろオーディオらしく、ラックには単体のレコードプレーヤーや真空管アンプ、大型CDプレーヤーやカセットデッキが幅を利かせており、映像再生機器は下方に追いやられている。

 片側の壁の棚もLPレコードのコレクションがメインで、今となっては再生機器のメンテナンスに苦労するようなSーVHSやDーVHSのエアチャックテープも大量に並んでおり、ケースの小さいCDやブルーレイディスクは、数の割に目立たない。そしてもう片側の壁は、パネル加工された内外のジャズメンやビートルズ関係のポスターで、ほとんど埋めつくされている。

「うわ」

 拓也の後ろで、犬木茉莉まりが嘆息した。

「バブルオヤジの加齢臭がプンプンしてるみたいな部屋」

 言い得て妙だ、と拓也も思った。自分の不倫で離婚に至った安田課長は、元妻に多額の慰謝料や子供の養育費を支払う立場のはずである。元々よほどの資産がなければ、こんな独身貴族生活を謳歌おうかできるはずがない。

 拓也は、メールに記載されていたクローゼットを探した。

 片側の壁を子細に見ると、ポスターのパネルに紛れて、扉らしい把手とってが二つ並んでいた。

 パネルを何枚か剥がすと、作りつけのクローゼットの両折れ戸が現れた。

 クローゼットの中には、引っ越し業者の段ボール箱が、天井まで積み上げられていた。段ボール箱に手を添えてみると、書籍か書類でも詰まっているのか、いずれもヘビー級の重さがある。どうやら天井を隠すためのカモフラージュらしい。安田課長はクローゼット内の天井に穴を穿うがち、そこから屋上の設備室に向かおうとしていた。タワービルを貫くあの謎の縦穴は、その設備室の直下に位置している。

 拓也はバックパックを床に置き、段ボール箱を下ろし始めた。

 鍛えた体とはいえ、重量物の荷役に慣れているわけではない。数箱も下ろすと、動きが鈍ってくる。

「あたしも手伝うよ。こう見えても、今はゾンビなみに強いから」

 茉莉が後ろから言った。

「まあ、下に戻ればマジにゾンビなんだけどさ」

 トビメも足元から拓也を見上げ、

「きゅん?」

 私も手伝いましょうか――そんなニュアンスに聞こえた。

 トビメにとって、拓也はタッグを組んだばかりの新米しんまい御主人様である。式神の方から勝手に動くのは、まだはばかられるらしい。

「そうだな、君にも手伝ってもらおうか」

「きゅん!」

 御意ぎょい、と嬉しそうに鳴いて、トビメはいきなり膨らんだ。

 拓也を凌ぐ背丈になっても、体形がオコジョのままなので威圧感はない。小動物をモデルにした大人サイズの着ぐるみのような、サイズ違いなりの愛嬌がある。

 人外たちの協力で、段ボール箱の山は瞬く間にさばけた。クローゼットの奥に、工具類を収めた木箱と、脚立きゃたつが隠れていた。脚立の真上の天井には、人一人が通れるほどの穴が開いている。見るからに素人仕事らしく、歪んだ穴である。

 拓也はバックパックから、ヘッドランプを取り出した。父親がフィールドワークに使っているLEDランプで、装着感はただのヘッドバンドと変わらない。

 拓也は脚立を使って、天井裏に顔を入れた。

 天井板の数センチ上に、スラブのコンクリート面が広がっており、そこにも穴が穿うがたれていた。天板の穴よりは小さいが、なんとか通り抜けられそうに見える。

 ちなみにマンションの上階と下階の間には、スラブと呼ばれる鉄筋コンクリート層が存在する。一般的にはスラブの上下、つまり上階の床や下階の天井の間に、多数の支持脚や支柱を配して空気層を設け、防音・防振性を高めると同時に、各種配管や配線に利用している。

 蔦沼タワービルの場合、四十六階以上、つまり飲食階の床下は、通常より太い一般排水管と汚水管を傾斜を持たせて全館共通の本管に繋げるため、床材とスラブの間が他の階よりも広い。結果、人が四つん這いで進める程度の間隙かんげきが生じている。安田課長は、四十五階の天井からスラブをくり抜いて、四十六階の床下を常時通行可能にしようと企てていたのである。無論、業者用の点検修理口は上階の各所に設けられているが、一般人が開閉できる構造ではない。

 拓也は、いったん脚立を下りた。

 横の木箱には、電動ドリル等の大物は見当たらず、一般的な工具しか入っていない。他にも多くの所帯が入居している高級マンションで電動カッターの騒音は御法度ごはっとだろうし、改装業者用の水圧式静音カッターなども、大仰すぎて個人では持ち込めない。

 たとえ人外の力を発揮したにせよ、30センチ近い鉄筋コンクリート層を、よくぞここまで掘り抜いたものだ――。

 拓也は感心しながら、床のバックパックを手にした。

 ふと思いつき、工具箱にあった短めのL型バールも、バックパックに収める。

「ここから先は、天井裏を進むことになる。正確には上の階の床下だ」

 茉莉も保冷バッグを手に、

「おお、ミッション・インポシブルみたい!」

 トビメは「きゅん!」と答えただけだが、その張り切った顔だと、昔の忍者くらいは連想していたかもしれない。


 拓也とトビメは、上階の床材とスラブの間を進み始めた。

 なんとか四つん這いに近い姿勢で進めるが、あちこちの障害物を避けるため、やはり楽ではない。全館冷房の影響で、真夏でもさほど蒸し暑くないのが救いである。

「……全然トム・クルーズっぽくないね」

 最後尾の犬木茉莉が、ぼやくように言った。

「てっきりスパイ映画みたく、なんかよくわかんない四角い穴の中とか、スルスル這ってくのかと思った」

 実際のスラブ上は、上階の床材を支える無数の金属支柱と、ビル本体を構成する鉄骨が、規則的に林立する空間である。階上の重量物を支えるためか、支柱が密に補強されている部分も所々にあり、そこは迂回して進むしかなかった。

 そんな障害物だらけの空間を、直径30センチほどの一般廃水管と汚水管が、各所で枝のような細いパイプを集めながら、おおむね一方向に続いている。この規模の超高層ビルだと、一般的な排水とトイレ等の汚水は厳密に分けられ、地下の一次処理施設で異なった処理を受けた後、公共の下水道に排出される。それ以外のパイプ類――各階の空調ダクトやガス管、給水管、ケーブル類等は、さほど太い物ではないせいか、主に天井裏、つまりスラブの下に集中している。

 スラブ上の二種の下水管は、蔦沼タワービルのほぼ中央に位置する上下水道本管シャフト――エレベーターシャフトほど広くはないが、ビル全体を貫く縦穴に繋がっている。今、拓也が目ざしているのは、その上下水道本管シャフトである。そこならば、屋上の設備室に直接繋がっているからだ。

 兵藤記者が警備会社の内通者から得た情報によれば、業者による設備点検は、今日は予定されていない。警備員の巡回は一日四回、正午の次は十八時である。突発的な故障で臨時点検が入る恐れもあるが、その際は兵藤記者から連絡が入る手筈になっていた。

 ちなみに現在のトビメは、大型犬ほどの胴体に膨らみ、拓也の重いバックパックを背負って、拓也と茉莉の間を進んでいる。拓也が命じたわけではなく、トビメ自ら運搬を買って出たのである。

 後ろの茉莉が、いきなりトビメの尻尾をつかみ、驚いて振り返ったトビメに、あの保冷バッグを突きだしてみせた。

「ねえトビメちゃん、これも持ってよ。か弱い女の子の荷物なんだからさ」

 言葉自体は図々しいが、表情はけして無遠慮ではなかった。むしろ甘えるような笑顔である。

 トビメは、拓也の反応を窺った。

「きゅん?」

 トビメとしては、まだ茉莉に対する警戒を解いていない。敵に塩を送るには、あるじの許可が必須である。

 拓也は振り返って、そうしてやれ、とトビメにうなずいた。拓也も茉莉への警戒を完全に解いたわけではないし、今の茉莉は生身の自分より遙かに身体能力が高いはずである。しかし、自分が荷物を持たず、生前と同じ姿の少女が重いバッグを引きずっているのは、やはり気が引けた。

「ほらね。キミの御主人様は、女の子なら誰にだって優しいの。相手かまわず優しすぎて、ムカついちゃうくらいね」

 同じようなニュアンスの皮肉めいた言葉を、拓也は昨日も聞いていた。あの地の底の家で、佐伯康成が口にした言葉である。

 ――拓也君、今の君には解らないかもしれないが、すべての女性に対して優しい男は、時としてすべての女性に罪を振りまくよ。誰にでも優しい上に、顔と体と頭、その三拍子が見事に揃っている男なら、もはや台風の目になる。周りの御婦人方が、ずぶ濡れで宙を舞っている台風の真ん中で、一人だけ、何も知らずに青空を見上げていたりするのさ――。

 体力と知力は、確かに意図的に鍛えてきた。しかし自分の顔貌は、他人の顔貌と同様、集団内の識別対象でしかない。いっそ空手を続ける途中で、鼻でも潰しておけば良かった――拓也は本気でそう思っていた。

 トビメは振り返って茉莉に顔を近づけ、バッグを首にかけろと促した。その荷物から漂う生肉と血の腐臭は、実はトビメにとって、食欲をそそる好ましい匂いなのである。

 身軽になった茉莉は、ヤモリのように機敏な動きで拓也の横に並び、

「――あのさ、タクヤ」

「うん?」

「タクヤって、インポじゃないよね」

 唐突な質問の意図を計りかねて、拓也はまじまじと茉莉を見た。

 ことさら拓也をいじる気配はない。単なる世間話のような顔である。

「ああ、違うと思う」

 拓也も世間話のようにさりげなく返した。

「だよね、中学んときも、たまにってたことあったし」

「わかるの?」

「そりゃズボンの上からでもわかる。てか、クラス中の男子を勃たせるのが、あたしにとっちゃ勝負みたいなもんだったから。でもタクヤ、あたしに勃ってたわけじゃないよね。あれって、やっぱ朝勃ちレベルの自然現象?」

「ああ、そうだと思う」

「でも勃っちゃう以上、タクヤもオナニーとかするんでしょ?」

 拓也は即答しかねた。

 同級の男子たちの猥談に加わる時のように調子を合わせようかとも思ったが、すでに死んでいる茉莉を相手に、あえて体裁を繕う気にはなれなかった。茉莉が実父から受けていた性的虐待の件を聞いた以上、性的な面で自分を偽りたくもなかった。

「いや、しない」

「マジ? まさか一回もしたことないはずないでしょ?」

「ないんだ」

 茉莉は、何か奇妙な動物を見るような顔で、

「じゃあ、どうすんのよ。朝勃ちしっぱなしなときとか、困るじゃん」

「寝てる間に、自然に出るから」

「……それってムセイってやつ?」

「うん」

「高校生にもなって、まさかそんだけ?」

「そう」

 茉莉は、すでに麒麟きりんを見るような目になっていた。動物園のキリンではなく伝説上の麒麟きりん、あるいはユニコーンやペガサスを見るような目である。

「……でもさ」

 茉莉は、あくまで食い下がってきた。

「あれって、出るときヤらしい夢とか見るんでしょ? やっぱりマユミのレオタード姿とか?」

「いや」

 拓也はありのままに答えた。

「大抵は深い森の中とか、高原の林とか、山の湖とか――そんな大自然の中を歩いてる夢だね。夜が明けたばかりで、霧で霞んでる風景が多い。そんな所を、僕一人で歩いてる。たまには空から見下ろしてたりもするけど、やっぱり景色は霞んでる」

「……それって、なんかビョーキっぽくない? 絶対おかしいよ。ココロのビョーキだよ。ふつうは女が出てくるって、みんな言ってるもん。コウジなら熟女系、シンジならロリビッチ系とかね」

「女の人がいる夢も、たまには見る」

「よかった。安心した。――で、熟女? 若いの?」

「年は色々だな。みんなモンペをはいて、防空頭巾を被ってる」

「……それって、なんか昭和レトロなコスプレ?」

 さすがに話を省きすぎたようだ。

「東京大空襲って知ってる? 太平洋戦争の終わり頃に、東京中が焼け野原になった」

「うん。なんかアニメで見たことある。原爆のアニメよりキツかったかも」

「その空襲で生き残った人の話を大人向けのエッセイ集で読んで、ずっと忘れられない話があるんだ。アニメでも実写でも、ドキュメンタリー番組とかでも、ほとんど採り上げられない話なんだけど」

「キツい話だったらパス」

「みんな生き残った話だから、大丈夫だと思う」

「じゃあ、聞いとく」

「犬木さんは、靖国神社って覚えてる?」

「中学の修学旅行で行ったよね。拓也もいたじゃん。あたしはぜんぜん面白くなかったけど」

「東京大空襲の夜、あの境内にも。大勢の人が逃げこんでたんだ」

「へえ……」

「あの夜の東京は、ちょうど桜が満開の時期だった。靖国神社の周りの町は、もう一面が燃え盛ってたから、その炎に照らされて、境内の桜並木がずいぶん綺麗に見えたらしい。でも、逃げてくる前に住んでた家は、もう全部燃えちゃってる。逃げこんだ境内だって、そのまま無事とは思えない。たぶん自分たちも焼け死ぬだろう、明日の朝日は拝めないだろう――そんな絶望的な夜なのに、その人は、周りで場違いな気配がするのに気がついたんだ。よく見ると、あちこちの木陰や物陰で、大勢の夫婦や恋人同士が、夢中で抱き合ってた。ただ抱き合ってたんじゃなくて、つまり、地面に横になって、ズボンやモンペを下ろして、絡み合ってたんだ」

「……アオカンしてたってこと?」

「そう。真夜中だけど、周り中が火事だから、境内はけっこう明るい。周りの人たちも、そんなカップルに当然気づいてる。それでもみんな、見て見ぬ振りしてた」

「そりゃ最後のアレかもしんないんだから、邪魔しちゃダメだよ」

「うん、たぶんそんな感じだったんだろうね。――でも、やってるカップルは、本当はどんな気持ちだったのかと思ってさ」

「…………」

「僕はたぶん、愛情とか欲望以上に、生物学的な繁殖本能だったんだと思う」

「…………」

「つまり自分たちや、自分たちの周りの世界が、今にも滅びようとしてる――だけど――いや、だからこそ子孫の種を撒いて、種の存続の可能性を少しでも増やしたい――そんな本能だったんじゃないかな」

「……あのさ」

「うん?」

「タクヤがすっごく生徒会長っぽい話をしてるのはわかるんだけど、そんな夢でムセイするのって、やっぱビョーキっぽくない?」

「そうかもしれない。たぶん僕には、セックスは子供を作るためにするもの、そんな固定観念があるんだろうね。だけど、まだ自分の子供を産んでほしい相手を見つけていない。だから今は、一人で森の中をさまよってる――自己流の夢判断だけどね」

「……ま、いいけどさ」

 茉莉は、どこか投げやりな調子で言った。

「その内タクヤがオンナに目覚めたら、うっかり子供ができちゃったりしても、しっかりを残してくれそうだし」

 やはり本音で物を言うべきではなかった――そう拓也は思った。

 茉莉は中学時代、杉戸伸次との子供を中絶している。自分では笑って言っていたが、彼女がただの浅薄な非行少女ではなかったとすれば、その中絶を深く悔いていないとも限らない。

「でも、その話、マユミには言わないほうがいいよ」

 茉莉は訳知り顔で言った。

「マユミの奴、お利口さんに見えて、けっこうメンヘラだからさ」

 それから、ふと、何か遠い目をして、

「今さら言い訳しても仕方ないけどさ――あたしがサヤをあんな目に合わせたのは、たぶんマユミと似たようなキモチがあったのかもしんない」

 拓也には意外すぎる話だった。中学時代、茉莉からそうした気配を感じた事は一度もない。

「あ、気にしないで。そんなのは言い訳の中の、ほんの隠し味だから。だいたいマユミは考えすぎなんだよ。あたしやサヤが、マユミと張り合って勝てる訳ないじゃん」

 茉莉は、あっけらかんと話を続けた。

「ホント言うとね――あそこまでやったら、サヤがまた本気出して、みたいなスゴいサヤに戻ってくれると思ったんだ」

 犬木茉莉が戻そうとした佐伯沙耶さや――拓也は想像もできず、茉莉の表情を窺った。

 茉莉は媚態が十割の笑顔で、拓也の耳に唇を寄せてきた。

「続き、聞きたい? ほとんどあたしの昔話だから、タクヤは興味ないかもしんないけど」

「興味はある。聞けるものなら、昨日、あの家にいた全員の昔話が聞きたいくらいだ」

 拓也が素っ気なく答えると、茉莉は顔をしかめ、

「……あのさ、今のこのカラミで、そりゃねーだろ。あたしゃコウジやエロザキといっしょか? しまいにゃ首だけ残してミンチにするぞ」

 拓也の首筋に噛みつこうと、あんぐり口を開いて見せる。

 茉莉の口中には、鮫のように尖った歯列が並んでいた。

 拓也は反射的に肘打ちを使いそうになったが、寸前でこらえた。殺気や敵意は全く感じなかったし、かつて生身の女子だった相手を、いきなり殴れる拓也ではない。

 むしろ後ろのトビメがに受けて、茉莉と拓也の間に、強引に割りこんだ。胴体は後ろに残したまま、首だけを異様に伸ばし、茉莉に向かってカッと口を開く。その牙は大型肉食獣よりも禍々まがまがしい。

「冗談だってば、冗談」

 茉莉はけらけらと笑いながら、トビメの頭を撫で回した。

「あたしも守ってあげたいくらいなんだってば、このニブチンなイケメンは」

 すでに茉莉の歯列は、人間のそれに戻っていた。

「それに、タクヤが聞きたくなくたって、あたし勝手にしゃべるもんね。黙って天井裏這い回ってるだけじゃ、なんかシンキくさいじゃん」

 茉莉にわしわしと頭を撫でられながら、トビメは悩ましげに拓也を見た。

 ――この珍妙な化け物は、本当に退治しなくていいんですか?

 拓也は目顔で、とりあえず放置、と応じた。

 屋上に出るまでは、まだ時間がかかる。それまでに今回の事態の背景を、少しでも知っておきたかった。

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