カメラが捉えた俺たちの恋

@yuzushiro_novel

カメラが捉えた俺たちの恋

徐々に夏が本気を出してくる頃、7月。

クラスは夏休みを目前に少し浮かれていた。

というのも、俺自身が昨日までは浮かれる気満々だった。

可も不可もなく陰の俺に予定なんてないけれど。

正直いって面倒くさい。昨日からため息が止まらない。



──写真部は放課後、顧問のところまで──

ほぼ活動が無いと言っても過言では無い写真部の放送が珍しく鳴った。放課後、顧問の話を聞いた途端、誰もが顔をしかめた。文化祭で展示する写真を撮ってくるように。テーマはスポーツ。運動部に声をかけて、 練習風景などを撮ってくるように、との事だった。誰もがサボれると思っていた夏休み。まさかの課題にため息が止まらない。いつも一緒につるんでいる坂本も今にも膝から崩れ落ちそうなほどにへこんでいた。

「なあ、坂本は何部撮りに行く?」

「俺幼馴染がテニス部だからそこ行くわ」

「いいな、幼馴染とかいて。俺どうしよっかな」

「お前友達いねえもんな」

「うるさ」

呑気なことは言っていても、昔からの友達がいない俺からするとなかなかの難問だった。頼める運動部なんていない。まず何部に声を掛ければいいんだ。練習風景を撮ると言っても変なやつが写真を撮って邪魔にならないか。クラスの浮かれ具合をよそに俺はぐるぐる憂鬱との隣り合わせだった。

昼休み。どの運動部がいいか、撮りやすそうなスポーツをサッカー、野球、バスケ、バレー、と動画を見て回った。パンをかじりながら、バレーの練習風景を見ていると、クラスの男子バレー部がふと声をかけてきた。

「バレー、好きなの?」

突然の上からの声に驚きつつも、写真部の活動を話した。

「写真部も大変だな……」

「バレー部とは比にならないけどね」

「じゃあ俺んとこ来る?」

「え、邪魔にならないかな」

「写真ぐらい気にならないよ。それにまだ決まってないようだし」

「良いなら、撮りに行かせてもらおっかな」

「よし!じゃあ夏休みの予定とか教えた方がいいよな」

「あ、ありがとう」

突然の決定にホッとした。誰かに頼ることが苦手な身からすれば、声を掛けてきてくれる方が楽だった。一気に心配事が片付いて一安心だ。

「明日コピーしてくるわ。あ、名前、成瀬なるせだっけ」

「うん、成瀬実希みき。そっちは山崎くんだっけ」

バレー部と写真部なんてあまりにも交わることの無い世界線で、名前を知ってくれていることにちょっと驚いた。よく考えると俺たちが今話していること自体天変地異のような光景だった。

「うん、山崎隼人はやと。隼人でいいよ」

「分かった、よろしく」

「よろしくな」



夏休みに入ってすぐに練習を撮影させてもらった。あんなに憂鬱だった撮影は、当日になるとそこまで大変でも無かった。体育館に入るや否や「実希!」と声をかけられて続いて部員が挨拶をしてくれる。邪魔にならないよう「こんにちは、よろしくお願いします」と短く返事をし、隼人は「部員には説明してあるから好きなように撮ってけよ」

と続けた。色々説明してもらって心強い。この熱量の中に入るのはかなり勇気がいるものだが、隼人のおかげで難なく馴染めた。

それからは自分なりにコツを掴んで写真を撮りすすめた。2階から撮ってみたり、しゃがんでみたり。よくそんなに動けるな、と感心しながらも、無事に一日を終えた。念の為、あと二日間撮りに来る予定だ。この熱気に溢れた空間も、隼人が緩和してくれているような気がして、特に次の日も憂鬱では無かった。むしろちょっと楽しみだった。みんな活気に溢れてかっこよくて、それを自分が撮れていることが嬉しかった。せっかく文化祭で飾るならかっこよく撮りたい。そんな気持ちで体育館へ向かった。

昨日と同じように、色んな角度から撮影して、工夫して、また撮影して。同じように終わっていくはずだった。ふとファインダーを覗く。その先には隼人がいた。こちらを見て、目が合った。無意識に押したシャッターは、一番の出来だった。押した、というより自分の中で動いた何かが押させた、みたいな。シャッター音が耳から離れない。いや、気のせいかと思い、別の部員を追って撮影を続けようとする。でもさっきみたいな写真は撮れない。さっきの感覚は、なんだったんだろう。もう一度、隼人を追う。ファインダー越しに隼人だけを追う。俺の心だけが、最高の瞬間を知っている。最高の一枚を、撮れる気がする。心がギュッとなると同時に、シャッターを押す。その瞬間だけ、俺は最高のカメラマンになれた気がした。それも、隼人だけの。

二日目は昨日よりも早く感じた。部員たちは片付けがあるので俺は一人で帰っていた。頭の中でぐるぐると今日のことが巡る。あの感覚の正体を、俺は確実に知っていた。ただ、そう簡単に認めるには悩ましいことが多くて、家に着いてもまだぐるぐると考えはまとまらなかった。実は自分はバレーが好きだっただけかもしれない、とするとなぜ隼人だけなんだ、と。写真が本当に好きなのかもしれない、とするとなぜ隼人だけなんだ、と。なにより相手は男だ。じゃあ、好きな女子はいるかと言われると、いない。じゃあ隼人以外の男子は、あの空間にいる他の男子部員には、何も感じなかった。多分、女子とか男子とかじゃなくて、隼人なんだ。俺が好……やめておこう。あっさり認めそうになった。これが気の迷いというものか、と一旦考えるのをやめた。と言ってもやめれたなら良かったのだが。案の定考えては振り払ってをくり返し、最終日の3日目になった。

気のせいかもしれないと、ほぼ希望のない仮説を持ったまま体育館に向かう。またいつものように「実希!」と声をかけてくれる。ほぼ確信した。他の部員にもいつものようにおはようと声をかけた。ただ、今日は俺のカメラはずっと、気がつけば隼人を追っていた。「隼人、夏休み入って調子いいじゃん」と部員に声をかけられていて、なぜかこっちまで嬉しくなる。そうだろ、かっこいいだろ!と言いふらしたくなる。そうだ、おれは文化祭でこんなにもいい写真を飾れるのか、と思うとより一層力が入る。それなりに全体の写真も撮りながら、やっぱり無意識に追っているのは隼人だった。最終日は一瞬で終わった気がした。ここ最近で一番楽しかった。みんなにありがとうと伝えて、その後、隼人に礼を言いに行った。

「3日間、ありがとう。いい写真いっぱいとれたから楽しみにしてて」

「こちらこそありがとう。うん、楽しみにしてる」

「夏休み、頑張ってね」

「ありがとう。あっ、それと……」

「隼人ー!」

何か言いかけた隼人を遮るように呼ぶ声が聞こえた。

何を言おうとしていたんだろう。

「あっ、ごめん、行かなきゃ。」

「あ、うん。頑張って」

「そっちこそ、準備とか頑張れよ」

「ありがとう、じゃあまた」

なにか言いたげな表情でその場を去っていった。言いたいことが山ほどあるのは俺の方だよ。それに比べたら、隼人の言いたいことなんて大したことじゃないんだろうけど。やっぱりあんな仮説意味無かったよ。俺、隼人のこと好きだわ。そんなことを心の中でつぶやきながら帰った。


大量に撮った隼人の写真を眺めたり、整理したり、また眺めたりしながら、夏休みは淡々と過ぎていった。大量にある課題も片付け、あとは展示する写真を決めるだけだった。ただ、それだけが出来なかった。整理しようとしても、気づいたら鑑賞会が始まっていて話にならなかった。まだ夏休みが明けても時間は十分にあるからゆっくり決めようと、諦めている間に夏休みは終わった。

始業式、相変わらず隼人はクラスの陽キャとつるんでいる。あまりの陽と陰の格差に少し悲しくなりつつも、眺めているだけでも、なにより隼人の写真を持っていることが心の癒しだった。この日は比較的早く学校が終わる日で、終わってからすぐに帰ろうとした時だった。

「実希!ちょっと時間ある?」

まさかすぎて、多分ちょっと心臓が止まった。

「うん、あるよ」

ぞろぞろと生徒が帰っていく教室で、隼人は一枚の紙を渡してきた。

「これは……?」

「もうすぐ試合があるんだ。良かったら、写真、撮って欲しいなって」

「俺が……?でもプロのカメラマンも来るんじゃないの?」

「いや、無理にとは言わないんだけど。なんか、プロのカメラマンだと緊張するんだけど、実希に写真撮ってもらってるとき、めちゃくちゃ調子よくて」

なんだか照れくさそうに言う隼人は、部活の時と打って変わって可愛らしかった。写真を撮って欲しいと自分から頼むのは確かに照れくさいよな、と思いながら自分も内心すごく嬉しかった。

「あ、別に受付とかないから、気が向いたらって感じで」

そう言うと、ちょっと耳を赤くして足早に部活へと向かった。

「行くに決まってんだろ」

そう小さく呟いた俺もまた、ちょっと赤くなっていたかもしれない。


試合当日、俺は張り切って、スポーツの写真の撮り方をたくさん予習してカメラを構えていた。事前に行くことを伝えていなかったからか、コートから俺を見つけた時は、すごく嬉しそうで、それが俺にはこの上なく嬉しかった。写真を撮るだけであんな嬉しそうな顔が見られる。俺だけの特権みたいな気がして幸せだった。試合は順調に進み、俺も順調に撮りすすめていた。いつも以上に活量の溢れる隼人はこの上なくかっこよくて、ファインダーから目が離せなかった。何枚も何枚も、この瞬間の隼人を撮りこぼしたくなくて、シャッターを何度も切った。自分でも気づいていた。シャッターを切る度に自分がどんどん隼人に染まっていく感覚を。ただ、同じくらい怖くて。ふと目を離してしまう時があった。隼人が見ているのはカメラであって、俺では無い。プロだと緊張するから、と言っていたが、生徒なら誰でもいいはずだった。ただ自分だけが隼人じゃないとダメだった。その温度差が怖くて、ファインダー越しの関係以上に進めないことを知っていたから、ふと目を話してしまう瞬間はあった。でも分かっていても追いかけてしまう。俺はもう吹っ切れていた。俺なんかがあの輝かしいコートに立っている隼人と繋がれる事なんて無いことを自分が一番よく理解していたから。それならせめて俺だけにしか撮れない最高の写真を撮ってやろうと、隼人が好きな俺にしか撮れない写真を飾ってやろうと思った。そんな中、俺たちの高校は準決勝まで勝ち進んだが、そこで敗退してしまった。3位決定戦で勝利に終わり、全力を尽くした選手たちがぞろぞろと帰る準備をし始めていた。俺は隅からそっと眺めているだけで良かったので、そっと帰ろうとした時だった。

「実希!」

隼人が客席まで来てくれた。

「隼人、お疲れ様」

「来てくれたんだ、ありがとう」

「こちらこそ、いい試合が見れて楽しかった」

「3位だったけど、今度こそもっとかっこいいとこ撮ってもらえるように頑張るよ」

「うん、また次の試合も来るよ」

「それなんだけどさ」

あまり長話をするのも良くないと思い、話を切り上げようとした時、俺の言葉を遮るようにまたあの時のなにか言いたそうな表情で引き止められた。

「良かったら、これからも撮って欲しいっていうか」

「…これからも?」

「なんか、お前に撮られてるとやっぱり調子いいっていうか、なんか嬉しいっつーか」

「写真部なら他にもいるけど……俺でいいの?」

「お前が、実希がいい。」

なんだよそれ。勘違いしそうなこと言うなよ。まあ内心、この上なく嬉しかったんだけど。

照れくさそうに頭をかきながら言う素振りは、まさに好きな子に告白でもしそうな様子だった。また少し赤くなった耳が愛おしい。

「そこまで言われちゃこっちまで嬉しいよ。俺でよければ撮るよ」

「本当に!やった、好きな人にはかっこいいとこ見せたいしな」

聞き間違いかと思った。時が止まったような沈黙のあとに聞こえたか分からないくらいの声が喉からこぼれ落ちた。

「……え?」

「好きな人に、かっこよく撮って欲しいなって」

今の言葉が本当なら、と考えかけた反面そんなことあるのかと疑いたくもなる目の前の現実に頭が追いつかない。そんな俺を置いて追い打ちを掛けてくる。

「俺、実希が好きだから。」

変な汗が止まらない。夏だから。いや、違う。今、俺の好きな人が、俺を好きだと言ったからだ。思考回路が止まってしまう前になにか言わなければと言葉を探し回る。でも、どこを探しても返事は見つかるはずもなかった。そんなこと、1ミリも考えてなかったから。

「あっ、ごめん、俺行かなきゃ」

「あ、うん。お疲れ、様……」

何も言えなかった。本当は言いたかった。俺も好きだ、って。けど、心の準備なんてする予定も無くて。上手く言葉に出来なかった。今もう一度まばたきをすれば布団の上で目が覚めるんじゃないかって、何度も思った。だけどあまりに現実味のある夢のようで、何度まばたきしても現実だった。俺は放心状態のまま試合会場を後にした。


試合も終わり、文化祭の準備が始まった。この頃は文化部が準備で忙しくなり、学校のそこら中に展示コーナーが設置され始める。俺は部室のパソコンで展示する写真を選んでいた。どの隼人もかっこよくて、我ながら隼人を撮るプロだと思った。今までなら眺めてかっこいいな、だったはずなのに、今は一味違って見えた。隼人を見る度に脳内によぎるあの言葉。俺を好きだと言った声、少し赤くなった顔。すべてが愛おしかった。なぜ言えなかったんだろう。俺も好きだって言いたい。どうやって伝えよう。

「おーい、実希、聞いてるか?」

「あ、坂本。ごめん、考え事してた」

「最近なんかいい事でもあった?」

「え、なんで?」

「いや、なんか目が輝いてるっていうか」

「確かにいい事はあったけど……」

いい事はあったんだけど、このチャンスの掴み方が分からないというか。こんなことで悩める日が来るとは思わなかったな。でも今はそんなことをしてる時間は無い。

「確かに、その感じ結構悩んでるっぽいな」

「なぁどうしよう坂本。俺ほんと伝えるの下手くそだわ」

「は?なに、好きな人でも出来たの」

「まぁそんなとこ」

「え、まじか。」

冗談で言ったらしい坂本は本当だと思わなかったらしく、絵みたいに目を丸くしてこちらを見た。俺が人を好きになるのがそんなに珍しいか。いや、珍しい。確かに自分でも同感だった。

「言えないんだったら、その子のこと撮って写真でもあげてみたらいいじゃん。ほら、心って割と写真に出るじゃん?分かんないけど」

ぐるぐる巡る考えは、その言葉を聞いた途端、ピタッと止まった。今目の前にあるじゃないか。俺の本能がシャッターを押させた、何枚もの隼人の写真が。

「……それだ!」

「お、おう。なんか分かんねえけど頑張れよ」

最高の写真を集めて、これが俺の好きな隼人だって、文化祭で見せつけてやればいい。これが俺なりの愛なのかもしれない。好きだと言うのが下手くそなら、好きだと思った瞬間の写真を撮ればいい。でも、いつかちゃんと言葉で言いたい。下手くそでもいいから、好きだって伝えたい。そう決めた瞬間、どこからかやる気が湧いて止まらなくて、腕まくりをしてよしっと一言気合を入れた。

文化祭当日、写真部の俺の展示コーナーには、最高の瞬間を切り取った、俺の好きな隼人がびっしり飾られていた。満足だった。こんないい写真、俺にしか撮れない、なんて声には出さなかったけど、心の中で呟いた。はやく隼人に見て欲しかった。こんなにも好きなんだって、伝わるかな、俺の気持ち。

放課後、俺の展示コーナーに来て欲しいと隼人に伝えた。隼人は言わずもがな人気者だから、文化祭当日は忙しくて俺と話している時間、ましてや写真部の展示をゆっくり見る時間なんてなかったから、多分放課後が一番ゆっくり話せるだろうと思った。文化祭がひと段落着いて、展示の前で待っていると、走ってきたのか若干息が上がった隼人がやってきた。

「お待たせ」

「忙しかった?急に呼んでごめん。どうしても隼人に見てほしくて。これ、全部俺が撮ったんだ」

「……」

何も言わず、ただただ写真を見つめていた。その横顔は、思わず写真に撮ってしまいそうなほど、いや、俺には収められないくらい、綺麗だった。

「俺さ、めっちゃ写真選び頑張ったんだぜ」

隼人は嬉しさが滲み出たような、幸せそうな顔をしていた。そんな嬉しそうな顔、初めて見た。俺の撮った写真で、隼人が幸せになってくれたことが、俺も嬉しくて仕方がない。

「だって、好きな人はかっこよく撮りたいじゃん」

これが俺なりの伝え方だった。だって、真正面から言うのはやっぱり照れくさい。

「……え?」

あの時の俺みたいな声だった。

「だから、好きだから。写真、頑張ったんだよ」

「実希……、本当に?」

「なんで嘘なんかつくんだよ。本当だよ」

「俺、試合終わってからずっと怖かった。全然練習撮りに来なくなって、どうしようって、ずっと不安だった。」

俺みたいなのが来ないだけで、隼人も俺と同じように不安になったりするんだって、なんだかすごく嬉しかった。

「俺、実希は俺じゃなくてカメラが好きなだけだって思ってたから。信じられない、どうしよ」

なんだ、隼人も同じこと思ってたのか。俺ら、たまに似てるとこあるよな。隼人も嬉しい、信じられない、と珍しく頼りない声で俺にどうしようなんて聞いてくる。意外と可愛いやつだ。

「どうしようって、じゃあ……」

「あ、やっぱり俺から言わせて」

やっぱり、と仕切り直して、ちゃんと俺の方を真っ直ぐに向いて。そういう所はやっぱりかっこいい。といっても背の高い隼人は上からなんだけど。一度深呼吸をする。吸い込まれそうな瞳で俺を見た。

「実希、好きだ。俺と付き合って欲しい」

「こちらこそ、俺も好きだよ。よろしく」

数秒見つめあって、照れくさくなって、また目が合って。二人で同時に笑い出した。お互いまだ信じられない、夢みたいな感覚を共有しながら笑いあって、幸せで溢れていた。多分、いや、絶対、今の二人の幸せは、どんなカメラにも収められない。その日は、文化祭というのもあって、バレー部の練習がなかった。俺たちは、初めて二人で帰った。手は……ちょっと恥ずかしくて繋げなかったけど。今の俺ら、額縁に入れて飾りたいな。一生の宝物にするよ。

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