利き腕を骨折して、オ○ニーがしづらかった頃の話

いつでも、ヤろうと思えばエッチ出来る

みなさんこんにちは、長谷川理玖だよ。あれから、何年か経って…。言った通り、オレはロサンゼルスに留学したよ。夢と現実のギャップに悩む事も多いけど、何とかそれを打ち破ろうと頑張る日々。

　雪兎くんとの仲は、どうなったのかって？日本では、あんなに愛し合ったのにねぇ。それが…あの可愛い生き物は、まだオレの傍にいるのです。多分。

　高校在学中にもしょっちゅう来てはくれていたんだけど、なんと大学はここロサンゼルスを選んでくれたんだ。学力も、クッソ高い所だぜ。多分、医大に入学するよりは簡単だったんだろうけど…。海外でも、日本のBLを布教して行きたいんだとか。もっと、有意義な目標が無いんですかねぇ…。

　まぁいいや。オレもそれまでは学生寮に住んでたんだけど、晴れて二人で同棲生活を始めたんだ。いい響きだなぁ、同棲！いつでも、ヤろうと思えばエッチ出来るしね。いやぁ、会えない期間が遠かった長かった…。

　オレの母親とはすでに何度か会ってるけど、今度改めて顔を合わせてもらう予定だよ。なんたって、未来のお嫁さんだからね。そこから先は、どうするかって？言ってたように、ロサンゼルスに移住して雪兎くんと結婚するのか？それとも、日本に帰るのか…？さぁ、分からない。

　分からなくて、いいんじゃないかな。未来がどうなってるかなんて、誰にも分からない。だけど、長い人生の中でどんな事があっても…。決してそれが終わりじゃないってのは、すでに言った通りだよね。ここから先、愛する雪兎くんと一緒なら…。オレきっと、どんな困難だって乗り越えて行ける。

　見ててね、トミ婆ちゃん。オレきっと、命をかけてあなたのお孫さんを守ります。だから、時々ちょっと変態的なプレイをするのは多めに見てほしいなぁ。　

　それじゃ、この長いお話はこれで終わりだよ！いやぁ、本当に長かった。当初の予定の、４〜５倍くらいは文字数がかさんだそうで。だけどちっとも、書いてて苦しくはなかったよ。むしろ、楽しかった。

　オレと言うキャラクターがあまりにエロすぎて、毎日色んなエロネタを考えるのが楽しくて仕方なかったんだってさ。オレって、そんなにエロいかなぁ？標準的な男子って、こんなもんじゃない？

　だけど毎日少しずつ書き進めて、時には読者さんから反応をもらえて…。オレ自身も、すごく楽しかった。だからきっと、これで終わりじゃないよ。特典だとかおまけで、ちょいちょいお邪魔すると思うな。また会える日を、オレも楽しみにしてる。だからそれまでの間、どうか毎日を楽しんで。何があったって、決してそれが全ての終わりではないよ！

　終わりのない、ふたり夢なかば…なんつって。