理性とか何とか、色んな物が吹っ飛ぶじゃん
とでも、言い出しすと思っていたのか!なに今更ちょっと、いい話書きましたみたいな感じで小さくまとめてるんだよ!クリスマスと言えば、エロだろうが!?差し当たって今は、雪兎くんと騎乗位で交尾するのに忙しいぞ!ちなみに「騎上位」は誤記だから、勘違いしないようにしようね!
え?ホテルもネカフェも予約出来なかったのに、どこで一体まぐわっているのかって?どこにも居場所がなかったオレたちの、たった一つの冴えたやり方。それは…伊勢嶋邸?うーん、ニアピンかな。
そうだね、オレん家だね!
…なにげに、呼ぶの初めてかな。だって、たいがい雪兎くん家で間に合うんだもん。うちに来たって、妹はうるせーしさ。母さんはいねーから、何のもてなしも出来ないしさ。
トオイの家みたく、両親が離婚したとかではないよ。むしろ、円満。ただ、同じ会社に共働きなんだけど…。母親の方が、エリートコースまっしぐらなんだよね。一年のうち、ほとんどはロサンゼルスにいてる。オレが突然スポーツ留学とか言い出したのも、そう言う下敷きがあった訳。
年末なんで、その母親が帰ってきたんだ。親子三人、水入らずでホテルのディナーですとさ。ディナーの後は、ホテルで一泊ですとさ。どうぞどうぞ、行ってらっしゃいませ。オレは、我が家の留守をしっかりと預かっていますから。以上。つまりは、最初っからすべて計画通りだったって事。ごめんね。たまにはちょっと、叙述トリック?めいた事を、してみたかったんだ。
さて、雪兎くんを家に上げて適当にクリスマスっぽい食事をしたよ。この時期宅配とか出払ってるだろうから、冷凍のピザを用意しといたんだ。それをチンしたのと、帰りに買ってきたチキンとケーキと。後はスナック菓子とか、そこらへん。トオイみたく、晩ごはんなんて作れないからね…。いいんじゃないかな、たまにはこう言うのも。
食事の後、雪兎くんを部屋に招待したけど…。初めて彼女を部屋に上げた時より、100倍くらい緊張したかな。これでも、多少は綺麗にして来たつもりなんだけど…。健全な男子向けのエロ本を、すっごい物珍しげに見てた。いやオレ、こう見えてもノンケなんですって!マジで!
そんで、古いゲーム機引っ張り出して。卒アルとか、見せて。いろいろと茶番を経て、どちらともなく手と手が触れて…。そしたら理性とか何とか、色んな物が吹っ飛ぶじゃん?気づけば、二人で熱烈なキスを交わしてた…。だけど、流石にそのままヤりはしないよ。風呂入って、お互い身体を綺麗にしませんとね。
雪兎くん家みたく広い湯船じゃないけど、無理やり二人して入るのもこれはこれで。ふざけて、キスしたり乳首触りあったり…。しばらくイチャついた後、例によって「準備」があるのでオレの方が先に帰った。
しばらく自室で待っていると、雪兎くんがやって来て…。って、雪兎くん彼シャツだぁ!いやまぁ、オレのシャツなんだけど。でもサイズが大きいので、萌え袖になってる所とかめっちゃ可愛い。もう少し拝んでいたかったけど、生憎オレの理性が限界だった。ベッドに押し倒して、速攻で服脱がして脱いで…。何ていうか、いつもの流れやね。
だけど今日はなんと、最初から生でヤる許可を得ているのだ!流石はクリスマス、大盤振る舞いやね。世間では、同じくハメを外しちゃったカップルからクリスマスベビーが生まれまくってるんだろうな…。
お待たせしました。そこで、冒頭の騎乗位に繋がる訳。いつもいつも、前振りが長くてすみませんね。一度試したいとは思いつつ、なかなかその機会がなかった体位だな。結構、良かったよ。一般的には、女性(役)が主導権を握れるって認識が強いのかな?いつもヘタレな雪兎くんが、どSな感じで腰振ってくるのも悪くないけど…。オレはやっぱ、自分から奮ってやるのが好きかなぁ。
そこでちょっと向きを変えて、雪兎くんに背中を向けて座らせて…。早い話が、背面騎乗位ね。オレ的には、こっちのがいいわ。後ろから煽りつつ、乳首とかチンコとか弄ってやれるしね。よっぽど良かったのか、雪兎くんの方があっという間にイっちゃった。おやおや。やっぱ、雪兎くん的にもこう言うどMなポジションが好きなんやね。
賢者タイムな所悪いけど、こっちもイかせてもらわなきゃ。しばらく背後から抜き差ししまくって、○日間溜めたのをたっぷりと放出させてもらいました。うわぁ、すっげぇ出てる。これは雪兎くん、確実に妊娠するな…。
1R目はあっと言う間に終わったけど、当然こんなもんで終わるつもりはない。ピロートークよろしく甘々な雑談しながら、雪兎くんの回復を待つつもりだったんだけど…。
雪兎くんのスマホに、大量のLIMEと着信が届いているのに気づいた。さっきまで、それどころの状態じゃなかったからね…。何気なしにそれを確認した雪兎くんの顔が、見る間に曇っていった。
「婆ちゃん…。婆ちゃんの意識が、何時間か前から戻らないって。出掛けに顔合わした時は、あんなに元気そうだったのに…」
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