記録集積-No.16
第16章【切磋琢磨】
第659話「挑戦者たち」
◇『斬首の衝動』
抗いがたき、胸の内から沸き起こる欲望に身を任せる。
対象の首に攻撃を与えた時、部位切断補正+50%、攻撃力+100%。
数多の戦いの果て、その身に宿した燃え上がる炎。飽くなき渇望。吹き出す血潮を浴びることで、僅かに慰められるもの。
覚醒条件:2,000体以上の対象の首を切断し、討伐する。合わせて、100体以上連続で対象の首を切断し、討伐する。
第660話「ある暗号」
◇わだつみ饅頭
海洋資源採集拠点シード01-ワダツミで売られているお饅頭。表面に管理者ワダツミのイラストが焼き付けられている。中身は粒あん、こしあん、カスタード、チョコ、抹茶、生クリームの六種類。30個入り2,980ビットで販売中。
第661話「仲間の集合」
◇白き深淵の神殿・大扉
海底に築かれた大規模な施設、〈白き深淵の神殿〉の二箇所の出入り口に設置された止水扉。二重構造になっており、排水機能を有する。これにより施設内への海水の流入を防ぎ、より円滑な調査開拓活動を実現させる。
外部からの進入時には、海水が全て排出される点にご留意ください。可能であれば海底に立ち安定した状態を保つことを推奨します。
第662話「残響を感じて」
◇調査用マーカースターターキット
“座標マーカー”6本、“光源マーカー”10本、“障壁マーカー”9本と“マーカー補足式水準儀”がセットになったお得なスターターキット。これがあれば誰でも地形調査を始めることができる。
ワンセットで50kビット。更に戦闘用マーカースターターキットと同時購入で95kビットに割引中!
第663話「秘密の道の先」
◇鉱脈
フィールド上に存在する、採集オブジェクト。〈採掘〉スキルのテクニックを使用することで、鉱石系アイテムを採集することができる。一定量を採掘すると消滅し、再度復活するまで採掘することができなくなる。
第664話「触手と触手の戦」
◇仕込み歯
換装パーツの一つ。内部にごく少量の薬品などを封入できる特殊な歯。強い力で噛み砕くことで、薬品を使用することができる。ふとした拍子に噛み砕かないよう、注意が必要。
第665話「備えあれば」
◇『外部ストレージアクセス』
〈取引〉スキルレベル80のテクニック。中央制御塔管理下の個人ストレージ以外の、事前に登録されたストレージにアクセスする。希望のアイテムを物品運搬用超高速小型ドローンによってフィールド現地まで配達することができる。
使用には3,000ビットを消費し、ドローンが到着するまでは3分の時間がかかる。
第666話「臆病な子」
◇首輪型カメラ
ペットや機獣に装着できる小型のカメラ。映像は遠隔で受信可能。探索や潜入のお供に。
第667話「ざわつく人」
◇水影のユライユリ
〈白き深淵の神殿〉への侵入を試みていた、術式汚染済調査開拓用有機外装。黒色の大きなタコのような形状をしている。
攻撃を受けた際に認識阻害効果のある煙幕を周辺に散布し、敵対者の死角へと逃れる。
闇の淵より現れて、白い扉を叩き続ける。それが開かぬと分かっていても、その奥に何があるかも忘れても。厚い石扉のその奥に、忘れてしまった何かがあることだけは覚えていた。
第668話「低確率の魔力」
◇八尺瓊勾玉機能拡張パーツⅠ
八尺瓊勾玉に接続することで、既存の機能を拡張することができる精密部品。〈白き深淵の神殿〉内の研磨部屋にて作成可能。
素材となる源石の研磨の仕方によって、様々な性質を得る。
壊れ、砕け、薄れ、拡散された、彼らの残滓。色を失い、色に染まり、意思が砕け、本能が作られた、悠久の時間の中でも連綿と継承され、今に運ばれたいつかの証。それを掬い、その身に宿す。忘れられた彼らの意思を引き継ぐために。
第669話「玉磨きの深い沼」
◇運命の魔水晶(大)
神秘的なオーラを放つ不思議な水晶。よく見ると薄く紫がかっているように見えなくもないが、これが魔力を帯びている証とする説がある。非常に大きく、艶のある良質の水晶で、その内部に森羅万象を映し出すと言われている。非常に希少なものであり、誰にでも売れるような品ではない。そのため通常は非売品であるが、特別に貴方だけに販売します。サイズは大中小の三段階、当然大きいほど多くの魔力を溜め込む傾向にあるとされています。今なら専用のクッション台座と曇り取りスプレー、マイクロファイバークロス付き。※お客様の使用において発生したいかなるトラブルにおきましても販売者は責任を負いません※魔力や運命力、幸運というものは非常に不安定なものです。常に多くの外的要因に晒されているため一定の効果を発揮することはございません※商品特性をご納得の上でのみ購入して頂けます※その場合返金、返品等のご要望には対応できません
第670話「構成改造談義」
◇〈破壊〉スキル
三種の物質系スキルのひとつ。対象を砕き、潰し、無数の破片に変化させる。物理系、打撃属性攻撃の威力が上昇する。
第671話「移動の極意」
◇ウェブロープアリーナ
〈アマツマラ地下闘技場〉に存在する特殊環境アリーナの一つ。太い柱が立ち、無数のロープが張り巡らされている。
足場の劣悪な環境での三次元的な戦闘を想定しており、ロープの種類はオプションで様々なものへ変更可能。
“管理人の評価”
『蜘蛛の巣みてェな環境のアリーナだ。動くだけでもままならねェが、それは相手も同じだからな。上手く体を動かす方法を見つけるのが、勝利の近道ってェわけだ』
第672話「切磋琢磨」
◇〈受身〉スキル
行動系スキルの一つ。己に向かう衝撃を巧みに躱し、受け流す。レベルが上がるほど多くのダメージを回避することができるようになる。
第673話「一本刀と竜」
◇遮断の覆い布
饑渇の奇竜の黒色繊毛と闇食み羊の羊毛の混紡糸を音斬草の染色液で染めた、漆黒の覆い布。どれほど強い光であろうと完璧に遮断し、周囲の音も吸収してしまう。通常は精密な高感度センサーなどに使用される部品だが、それを大胆に目隠しへと加工した。
第674話「流れに任せて」
◇“風切り蝶の戦装束”
風切り蝶の薄翅と鱗粉、白赤82上質精錬鉄鋼を併用し、軽さと防御力を両立させた戦装束。鮮やかな蝶の模様は心身を軽くする。
風のような速さで空を舞い、絡みつく全てを鋭く斬る。鮮麗かつ鋭利、爛漫かつ怜悧。鮮やかな世界の中心で踊る。その姿は敵すら魅了する。
第675話「空眼流格闘剣術」
◇“大太刀・妖冥華”
深みのある赤い刀身の美しい大太刀。白鉄鋼を主材とした刀身は軽く鋭い。
妖しく光る太刀筋は、黄泉の国への血塗られた道を指し示す。咲き乱れる赤き華は、新たな門出を祝う。
第676話「暖かい我が家」
◇マンドラポテト
外気に触れると爆音を放つ地下茎と、素早く暴れ回る蔓を持つ大型の芋。扱いは非常に難しく、量産は困難。しかし非常に栄養価が高く、美味。焼いても蒸しても、どのように調理しても美味しく食べられる。ただし、生の状態では猛毒があるため注意が必要。
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