第4話 犯人は、私だ!
その夜は、何もする事が無かったので……
3人で、映画を見る事にした。
映画は、私が蒼の家に来る前に借りて来たものだ。
人間と幽霊のラブロマンス。
私は、それを見ながら……
誰だ!!!
こんな映画を借りて来たのはーーー!!!
私だよ!!!
何故こんなものを借りて来てしまったのだ!
と、後悔する……
本当は、2人で見て!
怖いものが苦手な私が蒼に、くっ付く作戦だったのに……
この状況だと、作戦が裏目に出た!!!
しかし、普通に考えると! こんな状況!
予想できるはずもない!!!
私は、何も悪くない!!!
そして、映画を観終わると……
「面白かったね!」
「そうですね」
「でも、こんな事! あり得ないよね。」
そう蒼が、言うと……
「そうですね。」と
ユウさんが、答える。
えっ! 本当に2人に恋愛感情は無いの……?
少し、安心した。
そして、ユウさんはすかさず……
「喉乾いていませんか? 飲み物を用意しますね。」
「そう言えば、喉乾いたかも! 小春の分も頼むよ。」
「かしこまりました!」
映画が、終わり
すぐ動き出す!!!
映画の途中では無く! 終わってから
動く……
気遣いもできる!!!
なんて、いい女だ!!!
私なら惚れる!!!
しかし、2人には恋愛感情は無い!!!
まあ、ならいい…………
そして、私達はユウさんが用意してくれた飲み物を飲みながら映画の感想を言い合った。
そして、気づいた事……
なんか?
この2人……
仲が良すぎない???
そして、ここから始まる。
私と彼と幽霊のユウさんとの三角関係……
蒼 !
私、本当に信じていいんだよね……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます