ネットフリックス「ふっふっふ。ウチなら家康版鋸挽きの刑、放送可能やで?」

(2023年5月28日 第20回「岡崎クーデター」視聴後)


 「大岡弥四郎事件」

 四十年以上前の『徳川家康』では、大岡弥四郎の「家康よりも、俺が三河のリーダーになった方が、みんな幸せなんだ!」という抗弁に家康がキレて、変則的な鋸挽きの刑に処すという、インパクト絶大なイベント。

 通常の鋸挽きの刑と違い、「この罪人の自己弁護を聞いて、無罪と感じたら何もしなくていい。有罪と思えば、鋸を一回挽け」という条件で、大岡弥四郎が徐々に通行人から処されていく様子を、大河ドラマで地上波放送。

 今だと、地上波では絶対に放送が無理な、残酷な処刑方法です。

 うん、やれないよね。

 ネットフリックスなら、放送しちゃうけど。


 三年を越す武田勝頼の圧力と織田からの援軍拒否が、岡崎派の内応を呼んだという構成ですが、一番の驚きは瀬名と千代女の駆け引き開始!!

 調略の標的になる事で、家臣たちを守るとか、捨て身過ぎるわ、瀬名。

 五徳も、信長への告げ口フラグを累積していくし。

 長篠の戦いへと話が動き始めているけれど、家康の精神面への負担は、激増の一途。

 どこで救われるのか、壊れてヒビが入ったまま、別のモノへと変態するのか?



 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード



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