第98話 人物紹介

〇軽トラ(駐在Vr)

 武藤巡査長の私用車。突然異世界から転移してきた少女を乗せることになり、地球世界における少女の生命維持装置のような役割を得る。

 軽トラらしからぬ加速と最高速度をたたきだしたり、交通安全教室でダミー人形を無駄に撥ね飛ばしたりしている。


〇武藤晴臣

 晴田県警丸舘警察署、上中岡駐在所勤務の巡査長。27歳独身。出世欲はないが仕事は真面目にこなす。おしゃれに無頓着。女性が嫌いというわけではないが積極的な行動はしないタイプ。私用車が軽トラである以外はどこにでもいるような青年。主人公なのに特筆すべき点がないという作者泣かせのキャラクター。

 隠れスケベ説が濃厚になっていたが思うところがあったのか最近はおとなしい。

 ルンの出現、ハヌーの覚醒? など、もはや不可思議な出来事に耐性がついてしまった警察官。



〇ルンシール・ブロンズ(ルン)

 武藤巡査長の軽トラの助手席に突如現れた少女。14歳。地球ではないどこかの異世界から転移してきたと思われる。軽トラから離れると命に係わるため、軽トラから一定の距離以上離れられない。向こうの世界には4人の兄姉がいる様子。兄姉と会えないさみしさで枕を濡らしているが、普段はけなげに明るく振舞っている。丸舘署幹部の高度な政治的配慮により交通指導隊員に任命される。

 神様? からのお告げで地球で悪をくじき弱きを助けるという使命を得る。

 精神魔法や生活魔法を操ることは知られていたが、味方の強化バフと敵の弱体バフをも使えることが判明。マスコットキャラハヌーも仲間に加わり、どんどん魔法少女と化している。


〇緒方志穂美

 晴田県警丸舘警察署、丸舘駅前交番勤務の女性巡査。21歳。警察官という職業柄一見まともに見えるが2次元サブカルに深く毒された本性を持ち、腐っている疑惑まである。メガネが彼女をまともに見せることに一役買っているが、私服になると一転、陰キャを際立たせるアイテムになってしまうのが謎。

 なお、度重なるハプニングで胸部装甲が強力なことが判明している。白が好き。

 最近ではラッキースケベの被害者としての位置も確率されてきている。


〇ハヌー

 軽トラに撥ねられた時に異世界からの力が流れ込んで知性ともふもふが強化された元タヌキ。向こうの獣人のありように近づいたというのが真相のようだ。

 ルンのマスコットキャラとしての立ち位置として、上中岡駐在所の警察狸として配属される。雑食だが、知性があるため人間と同じものを食べている。



〇恩田刑事課長

 晴田県警丸舘警察署刑事課課長。警部。54歳。子育て時期に娘と見ていた魔法少女もののアニメを数十年見続けてこじらせている。それに伴い魔法や異世界などの理論もある程度理解している。オンダトーチャン。

 最近忙しい。


〇署長

 晴田県警丸舘警察署署長。警視。60歳。今年で定年。ショチョ―トーチャン。


〇副署長

 晴田県警丸舘警察署副署長。警視。57歳。フクショチョートーチャン。いつもは鬼の副署長。


〇地域課長

 晴田県警丸舘警察署地域課課長。警部。51歳。


〇地域係長

 晴田県警丸舘警察署地域課係長。警部補。46歳。


〇交通課長

 晴田県警丸舘警察署交通課課長。警部。56歳。


〇会計課長

 晴田県警丸舘警察署会計課課長。一般職員。54歳。カイケートーチャン。


〇警備課長

 晴田県警丸舘警察署警備課課長。警部。45歳。


〇奥さんズ

 丸舘署幹部の奥様達。署長の奥様は署長より序列が高い。恩田課長の奥様は、実習生時代の武藤巡査長にお弁当を作ってあげるなど面倒見がよく料理が上手い。


〇早坂真尋

 晴田県警丸舘警察署交通課員。巡査。23歳。妹はマナミサン。


〇長谷川巡視員

 晴田県警丸舘警察署交通課員。交通巡視員。21歳。緒方巡査と仲が良い。結構出番が多い。早く下の名前を付けてあげて。


〇川原補導員

 晴田県警丸舘警察署生活安全課少年係。少年補導員。41歳独身。美魔女。早く下の名前を付けてあげて。


〇ドクダミー君

 交通安全教室で毎回車に轢かれるダミー人形君。軽トラに吹っ飛ばされた。クウちゃんの依り代候補だったことは内緒。


〇クウちゃん

 とうとう地球でもその存在を現してきた時空の女神(笑)。ドクダミー君を操ってなにやら企んでいた。


〇クウちゃんの上司

 前に武藤巡査長らの夢に現れ、異世界との通話を導いた存在。。過去に何かやらかしたらしく、その罪滅ぼしの一貫として地球と異世界の兄妹を電話でつないだようだ。高次元の存在で、神ともいえる存在ではあるらしい。


〇佐藤秋美

 軽トラごと失踪した佐藤真治の妻。50歳。夫婦仲は悪いわけではないが、亭主元気で留守がいい。


〇フレデリック・フィーアシュタイン博士

 とっても偉い博士。世界の異変に対して、現時点で比較的信憑性が高いと思われる推論を世に出す。

 この推論が全世界のダンジョン関連への対応の方向を決定づけた。


〇アキン・ドー

 ルンのいた世界で、過去に異世界から渡ってきたと思われる人物。円盤が3つついた魔道具オート三輪を使い、タコヤキやチキラーなどの食文化を広めた。

 関西周辺での失踪者から身元を洗い出そうとするも年代も地域的にも範囲が広すぎ特定に至っていない。

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