エピローグ

結婚式と写真

ゴーンゴーンー


鳴り響く、鐘の音ー

 

僕とあおは、結婚した。


昨日の蒼の話には、驚いた。


でも、この異次元せかいなら蒼と堂々と恋が出来る。


だから僕は、この異次元せかいに来てよかった。


神父:「誓いのキスを」


蒼は僕のベールをあげる。


蒼:「愛してる」


理一:「愛してる」


ゆっくりと唇が重なっていく。



母さん、父さん、僕は幸せです。


パサッ……。


母「見て!理一から!綺麗」


父:「本当だな」


母:「あお君、異次元むこうだと天パね」


父:「理一と逆じゃないか」



蒼:「やっぱり、りっくんの両親は凄いね」


理一:「うん」


僕と蒼は、二人を見つめている。


蒼:「もう、ずっと一緒だよ!りっくん」


理一:「うん」


ゆっくりと唇が重なる。僕の姿のまま。ずっと、こうしたかった。


蒼:「帰ろう」


理一:「うん!待って」


僕は、首に巻いていたスカーフをくくりつける。


キュッ…。


母:「理一、ありがとう」


父:「母さん?」


母:「ゆかりちゃんが生きてたの」


父:「よかったね」


母さん、父さん、僕はあおと一緒になれる世界ばしょを手に入れました。


次は、僕とあお異世界こっちに君を連れてくから…。

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異次元の花嫁~この世界なら君と恋が出来るから…。【僕はずっとここにいたいのです】 三愛紫月 @shizuki-r

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