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虎狩への応援コメント
自主企画「孤高の短編小説を称える本棚」から拝読させていただきました。
摩擦に削られながらも止まることも叶わぬ惰性にあって、子供の頃に憧れた美しいものへの憧れを思い出させていただく邂逅でした。
完璧の存在に崇敬の念を抱きながら、神と人の世の狭間に揺れ動く我が身を鈍色の槍に重ねたのでしょうか。しかし不純物を内包することで刃物がより強く美しくなるように、半人半獣となったナン・ダヤンには虎とは別物の境界に生きる孤高の精神を感じずにはおれませんでした。
正に孤高の短編小説にふさわしい物語と溜め息の出る思いです。
この度は自主企画へのご参加に心より御礼申し上げます。どうぞ益々のご活躍を祈念申し上げております。
虎狩への応援コメント
この度は企画ご参加いただきありがとうございます。
主人公は虎に惚れてしまったのですね。
虎のそばで暮らしたいと思ったでしょうか。
私には最後、主人公が虎を殺し、殺すことで虎を自分の物にしようとしていると思えてしまいました。
また機会があればよろしくお願いします。