第7話
なんか負ける気がしない。
今日は仕事終わりに打ちに行くことにした。
いつも通りマイホに行くと月島さんがいた。
「月島さん!こんばんは」
あたしは月島さんの傍に行った。
「あれ?涼宮さんまた来たの?もしかしてハマっちゃった?」
笑いながら月島さんに言われた。
あたしはそんなことないですよ!勉強ですと言って別れた。
月島さんはスロットしかやらない。
あたしは今日もパチンコをやろうと思い台を探す。
新台と書いてある台が気になり座ってみた。
これが悪夢の始まりだった。
「さすが新台良く回る」
だが一向に当たる気配がない。
一万円はあっという間になくなってしまった。
やばい、諭吉が一人消えてしまった。
でもまだ財布に諭吉は三人いる。
当たればすぐ戻ってくる。
大丈夫大丈夫。
自分に言い聞かせもう一枚諭吉を入れた。
だがこれも当たらずいなくなる。
「期待値よりは回ってるんだ。きっと次こそは」
また一万円をいれた。
とうとう三万円が消えていった。
結局当たりを引けないまま財布の中が空っぽに。
あたしはとうとう焦り始めた。
どうしよう、なんで当たらないの。
周りを見渡すと当たってる人が多かった。
あたしだけどうして。
もうこの時にはやけになっていた。
呼び出しボタンを押し店員を呼ぶ。
「すみません!休憩で」
あたしは休憩を取ってある所に向かおうとした。
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