第461話 ゴミは持って帰ろう
路上駐車とか違法駐車とか平気でする人は、ゴミはそこに置いて帰る率が高い。
田舎に遊びに来る人間の多くは、当然のように置いて帰る。
ゴミ箱も探さない。
あっても、指示通りに投入をしない。
付近に分別せずにポイ捨て。
捨てたら土に還るとか、田舎の奴がやればいいじゃんと思っているのか、そのあたり確かめてみたいものだ。
車で来てるのだから、その車にゴミも乗せて帰ればいいじゃないかと思うのだが、心持ちがゴミの癖にゴミは持って帰りたくないらしい。
釣りにくる人間なんかは、釣り針も捨てていくし、飲んだコーヒー缶やペットボトルも置いていく。
なんなら釣れても要らない魚種だったりすると、水辺に還さず、陸地に置き去り。
当然死ぬ。腐る。
田舎だとポイ捨てすると、誰か見てるから、「〇〇さんのところのお子さん、ゴミをポイ捨てしちゃう子なのよ」と言われてしまう。
なので、しっかりゴミはポケットにねじ込む習慣がつく。
自分が大学生の頃にも思ったが、田舎の子、中間地点の子はあまりその辺にポイ捨てしない。
街の子はポイ捨て率が高い。
ゴミを持って歩いていたら、「何?その辺に置いておきなよ」みたいなことを言って笑うのは、街育ち。
飲んでいた缶を知らない家のブロック塀の上に乗せたりして帰ってしまう。
今、こうして田舎に住んでみると、昔から変わらないのかもしれないなと思う。
街ほどイベントでゴミだらけになるのもそうかな。
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