第462話 若い人はいないから

「個人タクシー、80歳まで容認 国交省、過疎地の交通確保」というニュース。


実際、私が用事でこっちでタクシーに乗ると、自分より若い運転手さんには会わなかったりする。

80歳で自家用車を運転している人も多いから、安全性を考えると不安だが仕方ないのだろう。


知らないうちにうちの近くを走っていた路線バスは廃線になり、スーパーも撤退した。

働いている人間は若い人はほぼいなかった。

ガソリンスタンドも若い人は数年でいなくなってしまう。


あと10年もすれば、こんな過疎地で働く人間のほとんどが高齢者になりそう。


オシャレなお店で若いスタッフさんだなと思ったら、Iターンの人なんだろうな。

今もそういう感じではあるけれど。


もう若い人が定着することを夢見るよりも、高齢者向けの街づくりを考えて、病院を増やすとか、特養を作るとかした方がいいかも。

なんて、思ったりするのだ。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る