第277話 辛い物
塩辛い物も唐辛子などの辛い物も苦手。
舌は我慢しても腸が泣いてしまう。
舌も普通の人よりも辛いのに耐えられないから、辛いと言われる物は食べないようにしている。
田舎で家からどのお店までも遠いので、外でご飯を食べる時には考える。
それを食べたり飲んだりしてお腹を壊さないかということ。
おかしいな?と思ってから30分で家に着くならセーフ。賭けだ。
食べすぎも要注意。
途中のコンビニでトイレに入るというのも危険だから。
そういう時に限ってだいたいトイレに人が並んでいるものだ。
そんな人間だが、カレーが好き。
といっても、家庭で作るカレーのルゥの辛さは一番甘いもの。
甘口か中辛しか食べられない。
子どもが小さい頃は、子ども用と大人用と別々のカレーを用意するなんてことを聞いたが、我が家はずっと甘口だったから家族一緒。
外で食べるインドなどの辛めの本格的なカレーも実は好き。
テイクアウトできるお店も増えて嬉しい。
家でゆっくり食べられて、トイレの心配もない。
キムチは豚キムチを作る時に少量しか買わない。
単独で食べるとほぼ100%お腹を壊す。
発酵食品だから体にはいいそうだが、唐辛子で私はノックダウン。
麻婆豆腐も実は好きなので、たまに我が家でも自分で作るが、どうも豆板醤を入れるのをためらうせいか甘めに仕上がってしまう。
あれも調味料が全部セットになっている例のシリーズを使うと簡単で美味しいので、一時期ストックしていた。
夏の暑さなんかでダウンしかけた人も食べられるというので。
ペペロンチーノもオイルを作ったら唐辛子は取り除いてしまう。
年に一度、うちから近い道の駅で小さい唐辛子を一袋買うくらいで足りているのは珍しい家かもしれないな。
学生時代は、研究室にタイや韓国の院生がいて、とても辛いものをいろいろ食べさせてもらったが、毎回その晩はトイレにこもることになった。
それから警戒しながら生きている。
田舎にも今はカレーのお店が進出してきているようだが、田舎の中の田舎のうちの市にはまだ一軒もない。
若者が少ないからだろうなあ。やや残念ではある。
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