第278話 キッチン

我が家の場合、自分が子どもの頃に建てられたような物件に住んでいるせいで、かなり「キッチン」というよりも「台所」といった方がしっくりくる。


ビルトインコンロではなく、コンロを置くコンロ代があって、好きなコンロを買ってきて乗せて使う昔ながらのタイプ。

コンロ代の大きさを計っておかないと、サイズが違って困るという。

一人暮らし用のアパートなんかは今でもそうだけれど、家族用のアパートだとビルトインが多いはず。

少しだけ街に住んだ時に感動した。

3口使えるというのは本当に便利。

すき間に何か落ちて掃除が面倒ということもなく。


子どもの住んでいる部屋は一口のガスコンロが備え付けになっている部屋と、自分で買ったものを置く部屋で、一口のコンロの方に住む子はガスの契約をするのが面倒で電気コンロを買って使っている。

自分で置くタイプの部屋の子は、私が選んだコンロを送っておいた。

うちのが壊れたら次に買おうと思っているコンロで、白くてちょっとだけ可愛い。


古い規格だとコンロ代のサイズも大きめなのに、まな板を置いて作業するスペースがあまりないという設計になっていて、作業台としてテーブルを置くしかないという。

振り向いて置いて持ってきてを繰り返すと、体調が悪い時は目が回ってしまう。

なんとか作業スペースが横方向になるように、次に住む家は考えたいなあ。

体力があるうちはこれでもいいけれど、動くのが億劫になってくる年ごろになってきたら、冷蔵庫や食器棚とか横へ並べておかないと倒れそうだ。


完全に我が家は昭和の古い規格。

食洗器も置けない。蛇口も一つだからね。


レトロがいいかもしれないが、実際に調理すると大変だと感じる。


あと思ったのは、立って作業させるのではなく、座って作業できるようにするのも一つの手かもしれないな。

というのも、一時期腰が痛くて、バーカウンターとかにあるような椅子を買ってもらってそこに座りながら包丁を使ってたらラクだったので。


快適なのがいいよね。何とかうちが引っ越す時にはいい物件が見つかりますように。

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