第274話 運転技術 駐車の巻
バイクと違って、「乗ってみたいから免許を取った」のではなく、田舎に長く住むことになるから「車を運転しなくてはならないから仕方なく免許を取った」ので、いつまで経っても運転は上手くないと思う。
ただゴールド免許を維持するために違反をせず安全運転をしているだけ。
狭い田舎道には絶対入っていかないようにして、大きな駐車場の端の方に車をとめて歩く。それが平和だと思っている。
バックモニターがついていても、縦列駐車は免許を取ってから一度もやっていない。駐車場でも左右に車が停まっていたら、積極的にその場所に停めるなんてことはしない。
どうしてもその場所しか空いていないという時にだけ、慎重にバックして駐車する。
どこかへ出かけて行く場合、駐車場がどんなものかまず調べる。
入り口が狭いとか、スペースに余裕のない駐車場だったら、行くことをやめることさえある。
街で運転していたら、なんてこともない技術なのだろう。
実際、免許取り立ての時に住んでいた賃貸マンションの駐車場で車を出し入れするのに、脂汗が出たよ。他の車に当てないように何度も何度も切り返して借りている駐車スペースに入れたなあ。
今もそれを簡単にできるかといえば、自信はない。
その時はバックモニターがついていなかったから、よくやれたなあと逆に驚くくらい。
田舎の駐車場は大抵広いから、頭から入れて頭から出るという形。
前後左右も広め。
ただ、困ったことに市役所の駐車場は狭いし、大体満車状態ななので駐車が難しい。
軽自動車ならすいすいなのだろうが、普通自動車だとぎりぎり。
隣が大きめの車だと、ドアを開けるのも苦労するくらい狭い。
免許取り立てで若葉マークを付けて、転入手続きや子どもの学校の手続きに通って、転入時は連日ぐったりだったなあ。
古い施設だと、駐車場の車の一台一台のスペースが狭めでそのままなので、軽自動車以外は手こずると思う。
今も昔もこういう手続きは一家の主婦で軽自動車乗りのケースが多いから、あんまり問題にしていないのかもしれない。
でも言いたい。
市役所の駐車場のラインを今の車の大きさに合わせて広くひき直してほしい。
お金がある大きい市だと市役所を建て直したり、改装したりして変わっていくのだろうが、お金のない小さい市だからなあ。
要望出しても放置されそうだなあ。
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