第122話 譲り合い
道路の幅があり、複数の車線がある都市部とは違って、田舎では譲り合いをしないと通れない狭い道路もたくさんある。
普段なら譲らなくても行き違える道路であっても、駐車している車両があったり、積雪によって避けられた雪が道路の端に寄せられて狭くなっていたりすると、譲り合って通行しなくてはいけなくなる。
対向車が男性ドライバーであると、それほど問題なく譲り合って通行できるのだが、これが相手が女性ドライバーだと我先にと車を突っ込んできて、にっちもさっきもいかない状態に陥らせることがあるのだ。
こちらはぎりぎりまで左端に寄っているのに、もっと寄れ下がれという顔で車を突っ込んでくるのは大抵、地元のマダムたち。あちらは左に寄らず中央を進む。
道は譲って貰って当たり前、私が真っ先に出ていくのよというお気持ちみたい。
ああ、またかと思いながら対応している。
同じ地区でも、私に絶対に道を譲らない女性がいて、こちらがバイクでも無理に抜いていく始末。
ブラインドコーナーの入り口、それに加えて上り坂で追い越しはダメでしょ。
禁止ではないけれど、危険行為だと思う。
お互い事故にならないように、道路はケンカ腰で走行するのではなく、ゆったり思いやりを持って走行しないといけない。
優先道路を走行している車両に急ブレーキをかけさせて、脇道から飛び出てくるのもいけないし、前の車両が法定速度をきっちり守っているからとあおり運転してくるのもいけない。
田舎道でもなんか勘違いしているチョイ悪オヤジとか、中年女性の運転は危ない。
譲った方がスマートで安全なのに、自分が先に行くぞと無理して出てくる。
危険だし、そんなに急いでも目的地までの時間はそんなに変わらない。
相手に「あいつは嫌な運転する嫌な奴」と記憶されるだけ損である。
ちなみに私の頭の中には、そういったよくない運転する人間とその車がしっかり刻まれている。
そういう人たちは、大きな事故を起こす確率も高い。
重大な死亡事故を起こした人もそのリストの中に複数存在する。
高齢者の免許返納も問題になっているが、普段の運転で譲り合いが出来ない人間もふるい落としてくれないかなと密かに思っている。
あおり運転している人もいらない。
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