第7話長野旅行3

長野旅行の最終日。

指定の時刻まで3時間あった。女子は信州そばを食べに行き、男子はパチンコを打った。

全員、大負け。

信州そば食べりゃ良かった。帰りの電車の中で、結露した窓ガラスに、

「ゴンちゃん、ブス!」

と、書かれていた。

佐々木が疑われた。

「オレじゃねぇよ!まさか、真壁兄さん?」

「オイオイ、待てよ!これ、オレの字か?」


「犯人はこの中にいるっ!」


佐々木は言ってみたい台詞を吐いた。

しかし、松本の駅辿り着くまで犯人はわからなった。

東京に着くと、バラバラになった。

東武東上線で東松山に住む佐々木は、帰宅すると、ベッドに倒れ込んだ。

それと同時に、佐々木の愛人が現れたのだ。

「さっ、今夜は寒いから、布団にお入り」

「君は、エッチだね。そう言うとこも好きだけど」

2人はお互いの服を脱がし始め、激しく抱き合った。


しかし、窓ガラスの犯人は誰だったんだろう?

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