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2023年11月2日 21:46 編集済
(先日はお返事をありがとうございました☺️。お返事の内容、興味深く、ひとつひとつ辿るように拝読いたしました😌)。今回のお話は、(水面下で)何について描かれているんだろう? と思いながら、作中の言葉から浮かんでくるイメージを辿りながら、拝読いたしました。初読みの今日の段階で感じた解釈を、お伝えさせて下さい。私さんは今まで『地下都市』で『授業』を受けていた。たぶん『授業』では、みんなで同じものを見て、みんなで同じ解釈をしてロマンスを感じ、共有しましょうという方向で進められていたのかも…。だけど私さんからすると、『授業』で説明される『朝』は、普通にただの事象(メカニズム)でしかないのかもと感じました。私さんは、教師(?)の話(「朝になると日が昇りますよー」等)自体は理解できても、そこから「素敵!」とか「きれいだよね! 分かるー!」とかの、話を感情に連動させて、連帯感を深める流れ(?)は、どうにもピンとこなくて、困惑(?)しているのかも…、と。「『授業』の意図がわからない。」のところ、日が昇ったね、だから何?ロマンスを感じないといけない流れなの? 先生は私に何を求めているの?? でも私以外のみんなはなんかロマンスを感じて、連帯感を深めているようだし…、何だか居心地悪いな……と考えているのかもしれない…と。納得はしてないけれど、学校(?)から課せられた指示(カラキュラムやルール、スケジュール)である、「4時半に叩き起こされ、着替えだけして玄関集合。メモを持たされ即解散。」などには従ってきたのかもと思いました。内心悶々としながら過ごしていたけれど、「地下都市にはない外」に出た最初の日。「湿った風が剥き出しの肌に纏い付く。」「景色は暗く、空だけ明るい。」「頭上は紺で月が浮かび、東に向けて黄味が増す。山の縁は燃えるほどに。」のところ、私さんが初めて自分で直接見て、肌で感じた外の世界に。紛れもない現実の光景に、初めて心底感動したのかも、と感じました。「風が抜ける。青臭い。地下都市にはない外の臭い。」のところ、初めて清々しい気持ちになったのかも。初めて、わたし今生きてる! って実感したのかも、と思いました。そして初めて見た「カラスウリ」に魅せられ、強い関心を抱いたのかもと感じました。「カラスウリ」にとても惹かれ、すごく好き!! と思ったのかも…。「それは儚い一夜のドレスで、月の舞踏会で躍るようで。」のところ、私さんは「カラスウリ」に強いロマンスを感じたのかもと思いました。地下都市の『授業』で受けた『朝』などの話からはなんのロマンスも感じなかったし、クラスメイト(?)たちとロマンスを分かち合うこともなかったけれど。今私さんは初めて目にする「カラスウリ」に、ロマンスを感じているのかもと。「始業式。私のレポートは5枚になった。」のところ、好きになった「カラスウリ」についてのレポートは、私さんが今まで書いたことのない位の熱量で、執筆したのかもと思いました。「ラブレター」ではなく「レポート」なのは、私さんにとっての愛は、レポートという形式で綴られているのではないかと感じました。「始業式。」のところに、私さんの人生は、今ここから始まったのかもしれないと思いました! 私さんが初めて人生の『朝』を感じ、日が昇り、爽快な気持ちになったのかもと。とても面白かったです。楽しく拝読させて頂きました☺️🎵(わたしコメント欄で喋りすぎているようでしたら、すみません😣💦)
作者からの返信
コメントありがとうございます!こちらは『肌感覚』をどうすれば描けるだろうかと思いつつ書いた300字でした。時々使う世界観に地下都市ものがあります。大空洞のようなファンタジックなものではなく、東京や札幌、福岡天神、大阪梅田などの巨大な地下街をさらに縦横に大きくしたもので、10層、深度200mくらいのものです。気温湿度は一定で、天候に悩まされることもありません。町の外に出ることは難しくないですが、酷暑、酷寒、雨やら風やらがあって面倒です。そんな街で生まれ育った子どもが『朝』を知る。その時どう思うだろう、どういう衝撃を受けるだろう。夜明けの空気感、明けゆく空の色、夜開く白い花。言葉では表現しきれない感覚をどうすれば描けるだろうか。『私』が知った『朝』を感じて頂けたら幸いです。
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(先日はお返事をありがとうございました☺️。お返事の内容、興味深く、ひとつひとつ辿るように拝読いたしました😌)。
今回のお話は、(水面下で)何について描かれているんだろう? と思いながら、作中の言葉から浮かんでくるイメージを辿りながら、拝読いたしました。初読みの今日の段階で感じた解釈を、お伝えさせて下さい。
私さんは今まで『地下都市』で『授業』を受けていた。
たぶん『授業』では、みんなで同じものを見て、みんなで同じ解釈をしてロマンスを感じ、共有しましょうという方向で進められていたのかも…。
だけど私さんからすると、『授業』で説明される『朝』は、普通にただの事象(メカニズム)でしかないのかもと感じました。
私さんは、教師(?)の話(「朝になると日が昇りますよー」等)自体は理解できても、そこから「素敵!」とか「きれいだよね! 分かるー!」とかの、話を感情に連動させて、連帯感を深める流れ(?)は、どうにもピンとこなくて、困惑(?)しているのかも…、と。
「『授業』の意図がわからない。」
のところ、日が昇ったね、だから何?ロマンスを感じないといけない流れなの? 先生は私に何を求めているの?? でも私以外のみんなはなんかロマンスを感じて、連帯感を深めているようだし…、何だか居心地悪いな……と考えているのかもしれない…と。
納得はしてないけれど、学校(?)から課せられた指示(カラキュラムやルール、スケジュール)である、
「4時半に叩き起こされ、着替えだけして玄関集合。メモを持たされ即解散。」
などには従ってきたのかもと思いました。
内心悶々としながら過ごしていたけれど、「地下都市にはない外」に出た最初の日。
「湿った風が剥き出しの肌に纏い付く。」
「景色は暗く、空だけ明るい。」
「頭上は紺で月が浮かび、東に向けて黄味が増す。山の縁は燃えるほどに。」
のところ、私さんが初めて自分で直接見て、肌で感じた外の世界に。紛れもない現実の光景に、初めて心底感動したのかも、と感じました。
「風が抜ける。青臭い。地下都市にはない外の臭い。」
のところ、初めて清々しい気持ちになったのかも。初めて、わたし今生きてる! って実感したのかも、と思いました。
そして初めて見た「カラスウリ」に魅せられ、強い関心を抱いたのかもと感じました。
「カラスウリ」にとても惹かれ、すごく好き!! と思ったのかも…。
「それは儚い一夜のドレスで、月の舞踏会で躍るようで。」のところ、私さんは「カラスウリ」に強いロマンスを感じたのかもと思いました。
地下都市の『授業』で受けた『朝』などの話からはなんのロマンスも感じなかったし、クラスメイト(?)たちとロマンスを分かち合うこともなかったけれど。今私さんは初めて目にする「カラスウリ」に、ロマンスを感じているのかもと。
「始業式。私のレポートは5枚になった。」
のところ、好きになった「カラスウリ」についてのレポートは、私さんが今まで書いたことのない位の熱量で、執筆したのかもと思いました。「ラブレター」ではなく「レポート」なのは、私さんにとっての愛は、レポートという形式で綴られているのではないかと感じました。
「始業式。」のところに、私さんの人生は、今ここから始まったのかもしれないと思いました! 私さんが初めて人生の『朝』を感じ、日が昇り、爽快な気持ちになったのかもと。
とても面白かったです。
楽しく拝読させて頂きました☺️🎵
(わたしコメント欄で喋りすぎているようでしたら、すみません😣💦)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
こちらは『肌感覚』をどうすれば描けるだろうかと思いつつ書いた300字でした。
時々使う世界観に地下都市ものがあります。大空洞のようなファンタジックなものではなく、東京や札幌、福岡天神、大阪梅田などの巨大な地下街をさらに縦横に大きくしたもので、10層、深度200mくらいのものです。
気温湿度は一定で、天候に悩まされることもありません。町の外に出ることは難しくないですが、酷暑、酷寒、雨やら風やらがあって面倒です。
そんな街で生まれ育った子どもが『朝』を知る。その時どう思うだろう、どういう衝撃を受けるだろう。
夜明けの空気感、明けゆく空の色、夜開く白い花。言葉では表現しきれない感覚をどうすれば描けるだろうか。
『私』が知った『朝』を感じて頂けたら幸いです。