久々の別府温泉へ
「皆さま、おはようございます。本日も、さんふらわあ、あいぼりに御乗船いただき、ありがとうございます」
朝早く、船内アナウンスで目が覚めた。時刻は、未明の5時半だった。
別府国際観光港に着岸するのは6:55と聞いたのだが、もうそろそろ下船の支度をしなければ・・・。
異様に寝汗が有ったので、かるく朝風呂をして、普段着に着替え、忘れ物の無いように。身支度を・・・。
「デラックス、スタンダードを御利用のお客様は、部屋の鍵を御返却下さい」
また船内アナウンスが有った。ホテルのチェックアウトと同じで、下船の前には、部屋の鍵を返さなくては。とにかく、身支度を終えて部屋を出た。時刻は6時半。 部屋の鍵を返しにフロントに行くと、もう既に、下船の準備をしている人の行列が出来ていた。
マイカーで乗船した人は、フロント下の駐車スペースに向かっていた。
しばらく待っていると、別府国際観光港に着岸したらしい。
「お待たせしました、ゆっくりとお進み下さい」
船員の誘導で、乗船した場所から、ひとつ下の階から下船。これで初めての船旅は終了した。
まだ薄暗い中、別府国際観光港からバスで、別府駅へと向かい、そこからバスを乗り換え、海地獄前に向かって、地獄巡りを始めた。
海地獄から海坊主地獄、かまど地獄、白池地獄、そして、少し離れた血の池地獄、龍巻地獄へと観て回った。約6年ぶりの別府温泉、地獄巡りだった。
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