第248話 九月通しリハーサル第一幕 ねずみと兵隊人形の戦い
クリスマスパーティーの三体の人形の踊りが終わった後、
その後、クララがドロッセルマイヤーから『くるみ割り人形』をもらい、フリッツに人形を壊されたりというやり取りの後、客人が屋敷から帰る場面になる。
キッズクラスの生徒や小学生たちがハケた後、舞台ではクララたちドロッセルマイヤーの一家が客人を見送り、クララがベッドに入って眠るシーンがある。比較的ゆっくりと間を持たせる演技になるのだが、
それでもキッズクラスの全員が楽屋まで帰ってきて着替えて、次の出番に備えるのに三分少々というのはかなり時間が短い。
本番当日は着替える時間がないからといって、舞台の
一旦、楽屋まで帰って着替える。急ぐとはいっても、小さい子たちだ。走って怪我でもしてはいけないので、走らせるわけにはいかない。バレエ教師や周りの者も子どもたちに「走らないで」と注意する。楽屋に帰ってきたら、急いでお母さんや周りのスタッフで着替えさせる。最初に舞台に出るのは、
今日のリハーサルでも楽屋までの移動を考えて、由香や
すみれや
さすがに
◇◇◇◇◇◇
キッズクラスの子ねずみたちが
夜の大広間。鐘の音とともに、可愛らしい子ねずみたちが登場する。ちょこちょこと広間を走り回る子ねずみたち。
『くるみ割り人形』を探して広間にやって来たクララ。そこでクララは、大きくなるクリスマスツリーに驚きます。そして、ねずみたちと鉢合わせになります。ねずみたちはクララと同じ大きさです。驚くクララ。クリスマスツリーが大きくなっていたのではなく、自分の体が小さくなったのだと気付きます。
◇◇◇◇◇◇
クララの前に子ねずみばかりでなく大きなねずみたち、そして、ねずみの王様が現れます。ねずみの王様役の
怯えるクララの前に『くるみ割り人形』
クララがねずみの王様にスリッパを投げつけます。それに驚いたねずみの王様。その隙にくるみ割り人形は王様をやっつけます。
ここは複雑な動きも伴う戦いの場面にもかかわらず、いつも練習の時から比較的問題なく全員の動きがスムーズに流れる。
戦いが終わって『くるみ割り人形』の魔法が解ける。
いよいよ、この後、
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