第57話 くるみ割り人形 第二幕(二)花のワルツ構成
『花のワルツ』
バレエ『くるみ割り人形』の曲は第一幕、第二幕を通して、あらゆるクラシックバレエ作品の中で最も聞いたことがある曲が多い作品ではないだろうか。
『花のワルツ』は、その『くるみ割り人形』の中で最も有名な曲の一つ。誰もがどこかで聞いたことがあるだろう。
ここで構成の確認が必要となる。
実は数週間前に、
それを踏まえて、花村バレエの出演者も加味した第二幕の出演者一覧表を作っておいて欲しいという依頼があった。
少し前のスタッフのミーティングの中で北村が第二幕の出演者を一覧にした用紙をスタッフ全員に配布していた。
◇◇◇◇◇◇
〇チョコレート(スペイン)
〇コーヒー(アラビア)
花村あやめ(女性・花村バレエ教師)、
〇お茶(中国)
〇トレパック(ロシア)
〇あし笛(フランス)
〇キャンディボンボン
キッズクラス、
〇花のワルツ
花村バレエ全員(うち大人クラス男性二名)、
他 ディベルティスマン出演者
〇グラン・パ・ド・ドゥ
金平糖の精・
王子・
◇◇◇◇◇◇
男性は
徹はコーヒー(アラビア)、希はチョコレート(スペイン)、静はあし笛(フランス)の衣装で踊る。花村バレエの樹、光、信也の三人はトレパック(ロシア)の衣装、恵人は王子の衣装で踊ることになる。
ワルツの衣装で踊る男性が欲しいという
あと四人ワルツの衣装の男性が欲しいという。そこで、さらに青山青葉バレエの男性を四人呼ぶという。
ディベルティスマンの六人、
一方、女性の方だが、構成上高度な踊りを踊れて、ワルツの衣装で踊る女性が六人欲しいという
あと一人高い技術を持った女性が欲しいという
曲も全幕通して最も有名なワルツの優雅な曲で、出演者全員という大人数で踊ることになる『花のワルツ』は間違いなく第二幕最大の見せ場になる。
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