第177話 嫁の前で嘘は隠し通せません

「さて続きを始めよう、マーサー出せ」


ふー、俺は覚悟を決めてセクシー系のランジェリー類を出す。


此処にエイルがいたら一つ目を出した時点でベット行きだった。


「これ全部が効果一緒ですね、全身絶対防御とサイズ自動調整」


「殿方の愛情100%、穴○きは避妊効果です」


「色は白黒赤黄青紫銀金茶ヒョウ柄トラ柄シマウマ柄?」


「水玉に花柄、アニメ柄?」


「スケスケのほかに、レースと書いてある紐で編んだやつ」


「まあ良くもこれだけの物を隠していたわね旦那様」


「これだけの物で段ボール1つはあるな、よく買った物じゃよ」


「ほとんど、先生方の着替えだよ、オシャレできない分着替えて憂さ晴らしだって言っていたね」


「漫画家も大変じゃからな、次を出せ」


「うん、終わり終了だ、全部出したよ」


「ふーん、そっちの2人もマーサーの話は信じるか?」


「私オリビアは、信じますね」


「鶴も信じるよ」


「まだまだじゃな、旦那の嘘を信じるのでは裏切られた時に凄く落ち込むぞ、早く嘘を見ぬけるようになれ!」


「女帝さんは旦那様が嘘を付いていると思われます」


「アヤよ、お前はどう思うこれで地球の物は終わりだろうかな」


「飲み物お酒お弁当お菓子でしょううーん」


俺は焦るが、何も考えないで黙っている。


「日用品に薬、キャンプ用品洋服よね。だってあのリアカーに乗せたんでしょ?」


「そうじゃよ、ならケーキは出て何か足りなくないか? ケーキと並ぶ甘味の王様じゃよ!」


「嘘〜まさか持っているの、を!」


「それとトイレットペーパーを買って普通はティシュペーパーを買わんと思うか?」


「確かに買うよね買出しなら」


ちょっと手に汗が、そして嫁達が周りを囲む雰囲気が伝わる。


「それと下着のじゃが、安物とエロコーナーの物しか持っておらんじゃろ、妾にしたら彼奴らのナプキンを買う男なら下着のコーナーぐらい行けるじゃろーよ、それも高級品の物を、例えばワ○ールとかの物じゃよ」


「そうよね気分転換なら高級品よねお兄! あっ」


アヤの声が止まった瞬間に、俺の首に光る剣の先が。


「旦那様いつまで道草食ってんじゃ無いわよ、それに何の話なのアイスとか高級下着とか、私達がいないのに面白い事をしてるわね、マール!」


「エイルには後で報告しようと思ってね、もうすぐ終わるからね」


「ふーんで旦那様、アイスと高級下着て何なの、まだ隠していたのね! もう隠し事してたら、許さないと言って置いたわよね」


「いや待てエイルよ、話をウグウ」


何故かキスで口を塞がれた。


「エイルはズルイよ、次は私よ」


ユーナまでいたのか。交互にキスされる。


「さて何時もの様に旦那様は正座して座りなさい、みんなは周りを囲んで逃さない様にね」


「ご主人様失礼します」マリーンにキスされた。


「さてマール少し説明してよ、アイスと高級下着て何?」


「話せば長くなるから少し端折るけどね、女帝さんと旦那様のBOXの中を確認していたのよ、さっき終わって隠してある物を出させて嘘の鑑定までしたけど、まだ持っているみたいなのよ」


「それがアイスと高級下着と言うことね」


「他にもテイシユペーパーと言うのもあるみたいなの」


「ふーん、で貴女達ちゃんと旦那様を抜いているの? ここでスカートを捲ってるんだけどね、いい加減にしなさい旦那様、今日から私が監視するからね、抜くのを妥協しないからね」


ボコ、エイルに殴られた。


「まあまあエイルちゃんお疲れ様ね、体大丈夫なの」


「お母さん何でいるのよ?」


「エイルね、嫁の親達で姑会議だって言って集まってる」


「そうなんだ、挨拶しておこうかしらね」


女帝の前まで行ってエイルは挨拶する。


「マーサーの第一夫人エイルです、姑会議の皆様」


「ユーナだよ、よろしく」


「マーサー様の側室のマリーンです」


「女帝じゃ、妾達を今後ともよろしくな」


俺は考える、どうやって逃げるかを!


「ご主人様逃げるそうです」鶴言うなよ。


「大丈夫よ鶴ちゃん、絶対に逃さないからね」


ユーナとエイルの怒ってる笑顔が怖い。















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