第171話 薬とお風呂セット

朝起きて注入して朝食を食べる。


お城に入って執務室に入った。


「旦那様、後ろを向いて扉の外に行って下さい」


「あゝ紅茶下さい、飲ましてみます」


中では姑達がイビキをかいて寝ている。ただ姿が醜いので、とりあえず娘達が起こす。


「アヤ、この世界は楽しいか」


「うん楽しいよお兄もお母さんもいるしね、年齢が若くなって無ければ子供も産めるのに仕方ないよね」


「なら良いよ、もう少しこの世界を楽しもう」


中は俺の嫁や城のメイド達が一緒に掃除している、姑達は紅茶を飲んで風呂に行ったみたいだ。


1時間後、鑑定会を再開。


「ハハハ飲み過ぎた、マーサーや嫁達よ、すまんかったのじゃよ! 続きを始めよう」


「何が続きを始めようじゃじゃねえんだよ! 反省しろ姑共」


「旦那様、それは言い過ぎよ」


「私達の親なんだから、いじめないで下さい」


「旦那様、おばちゃんを許してやってね


「まあうちの親はよく反省させよう、いいぞ旦那様」


「カケールちゃん、貴女だけよ親を虐めるのは」


「なら旦那様に、迷惑をかけないでよ!」


「反省します」


なら始めよう胃薬から。


「酒酔い防止(酔えません)食中毒防止(毒には効きません)」


「事前に飲めば悪酔いと腹痛は無くなるな」


2日酔い止めだよ、皆んなほしいよな。


「酒の後に飲むとすっきりよ」


カットバンはどうだ。


「化膿止めと指が切れても元通り」


「凄いの、指の切断を治せるのか!」


次はマスクだよ。


「口からの侵入防止、細菌と毒等」


次はユ○ケ○栄養剤だよ。


「体力回復1000%、これはあの時の物ですね」


「毎日飲めば良いのに、熊に成って襲ってほしいな」


イヤイヤ次はナプキン。


「待って何故お兄が持ってるのよ、変態!」


「そうじゃのう、それは同意するぞアヤ」


「違うよ、先生達のだよ」


「従姉妹のおばちゃん達だな」


「鑑定は女性の使う物、敵意ある者は吸収1000%で干からびます」


「なんと恐ろしい魔道具なんだ、マーサーに敵意有るだけで干からびるのか!」


「女性が欲しい必需品よね、それをお兄の能力で敵に慣れないなんて凄い効果!」


「なら世界の女はマーサーに逆らえなくなるな」


「そんなに恐ろしい魔道具なんですか?」


「イヤイヤマールの母よ、敵対しなければあの時も少し安心だ」


「そうなんです、旦那様の持ってるパンティと組み合わせすると、今までの何十倍快適です」


「まあマーサーに好意を持っていれば使えるだろうな」


「次からは俺の持ってる化粧品だよ、正し少ないけどな」


俺は口紅を出す、4色全部だ。


「えーとマーキング、つけた相手の居る方向が分かる、それと白は天使セットと一緒に使えば、輝きを増すです」


「他の色はないのか効果が?」


「赤はマーキング、ピンクは・・・・・・ピンクメイド服とセットで殿方の愛情1000%に成ってます、これ効果が変わってますよ!」


いいか次はマニキュア各色。


「また色違いを出したよ、旦那様」


「まだ罰を与えられないの?」


「待て待て、まだ我慢しろ」


「しろとピンクは洋服と合わせれば効果100%上昇」


「効果は爪がアダマンタイトになり、攻撃力100%上昇ですね」


「計算が難しいが、攻撃力が上がるからつける方が良いな」


はい薬の最後は、リップクリーム。


「唇の乾きどめと荒れ防止です」


「これは普通の効果だな次はなんだ?」


まだやるのかよ、シャンプーだよ。


「全身完全防御12時間と少し光るです、ボディソープと合算有り」


ならボディソープを出す。


「同じく全身完全防御12時間と少し光る、シャンプーと合算有り」


次はハンドソープね。


「打撃防御100%24時間です」


リンスね。


「乙女の髪24時間と魔法防御100%ですよ」


「後は何が有るのじゃよ?」


「後はキャンプ用品と、洋服が少しかな」


「なら今日は、妾ら姑に蕎麦とうどんおにぎりを置いていけ! 嫁達よマーサーを解放する、また明日よろしくじゃよ」


俺は蕎麦とうどんとおにぎりを置いて、嫁達に両腕を掴まれて出て行く。


「旦那様、さあベットで罰です、明日の朝まで抜きますからね」


「マール、飯を食べて風呂入って普通に寝ようよ」


「何を言ってます、後から後から商品を出して来て、無いと言ってたではありませんか!」


「そうよ、きちんと反省させないとね」


なんだかんだと夜は更けていく。












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