第170話 日用品と武器の鑑定

呪文の様な奥様達の言葉を聞きながら、お茶休息は終わった。


「さて次は何が出るか楽しみじゃよ」


えーとブルーシート。


「鑑定!結界魔法発動、侵入禁止、使用者権限許可制です」


「ほう面白い性能だな」


テントを出す。


「鑑定! 結界魔法発動侵入防止、正し1mの範囲の外周まで使用者権限許可制です」


「俺のアイテムBOXに入っている建物も、同じ様な仕様だな」


「建物か、後ろの庭のが最大か?」


「まだ大きいのがあるが色々と置くとこが無いんだ、だからまだ出せない」


次にハサミを出す。


「鑑定、切れる、暗殺道具?」


次にカッターを出す。


「鑑定、切れる、暗殺道具?」


次は鉛筆を出す。


「鑑定、メモ用紙やノートに書ける、手投げ手裏剣になる、暗殺道具?」


次は消しゴム。


「鑑定、証拠隠滅、ノートやメモ帳の書いた物を消す、マジックも消せる」


「おぉ使用者を変更出来るな」


次はノート(メモ帳)を出す。


「鑑定、書ける水に溶ける、トイレットペーパーの代わりになる」


次は紙テープ。


「鑑定、鉛筆で書くと暗号文になる、トイレットペーパーにもなる」


「書いても解読出来んかも、トイレ紙でも細すぎるな」


次はマジックね。


「何にでも書ける使用者権限、人間には使用不可」


「名前書いて奴隷にはできんのじゃな」


次はトイレットペーパーだな。


「書ける、燃える火種になる、基本は拭く物」


「沢山欲しいな、沢山コピーしといてくれ、腐る物でもないしな」


次はマイバックだ。


「マジックバックになった、時間超過なし、容量100mX100m X100m」


「それは大きいな、その中に詰め込むだけ詰め込めよマーサー!」


「それよりオリビア詠唱してないな、詠唱破棄か」


「あゝ、そう言えばしてません、疲れも有りませんね」


「良かった、成長したな!」


「フフフ旦那様の嘘を見破るのももう少しですね」


「もうやめようか、良いよな」


「何を言っているマーサー、次を出せ!」


ええい次は取り皿と割り箸ね。


「食事道具です、取り皿は投げると刺す切るです、割り箸は刺す暗殺道具です」


「ホウ取皿は武器になるんじゃな」


次は使い捨てホーク・ナイフ・スプーンね


「食事道具、刺す投げる暗殺道具です」


次は大物の傘ね!


「傘の何処が大物じゃよ?」


「カミナリ・カミナリ魔法防御、備蓄反撃です」


「カミナリ魔法を撃てるという事か、凄いの」


「この城でも3本同時振りで壊れるな」


「絶対撃つなよ次」


使い捨てのビニール雨合羽を出す。


「水魔法とカミナリ魔法を防御です。あのカミナリもです」


「そうじゃのう、あの突然追いかけて来るカミナリに有効は良い事じゃよ」


次は紙コップ大300ℓ。


「ええと、持っている人の意思で飲み物になる、酒にはならない、譲渡不可」


「待て待て、それを持てば誰でも飲み物に困らぬのか、なら国民全員に持たせよう」


「名前書かないと使用できないのと、強く握ると壊れるよ」


「なら管理が難しいからやめよう」


次は紙コップ小180ℓ。


「酒になる、譲渡不可、使用者権限(マーサーのみ使用出来る)」


「これはマーサー専用か、なら少し待て」


女帝は紙コップ大で水を出す、それも10個程を。


「よしウイスキーをここに分けて入れてくれ!」


俺は分けて入れてあげる。


「ウイスキーの水割りが(ごくごく)美味い、姑は飲んでみよ」


姑の皆さんが美味しそうに飲んでいる、執事総長いつ現れた!


「美味しい」


「美味しいお酒ね」


「王よこれを沢山貰えます」


「残りは後で飲もう、次をだしてくれ」


軍手を出す。


「力10倍、手の防御100%です」


おもちゃの矢セットね


「命中率100%、本体貫通、射程距離100mですね」


「攻城戦に持ってこいだな!」


今度の3つは同じ効果だよ、オモチャの木刀と槍と剣を出す。


「アダマンタイト製で、武器破壊と建物破壊。正し切断不可です」


次はオモチャの刀な。


「アダマンタイト製で、武器破壊と建物破壊、切断出来るです」


「流石日本刀じゃ、次」


メリケンサックを出す。


「アダマンタイト製で武器破壊と建物破壊、切れない」


次はオモチャの盾だよ。


「アダマンタイト製、武器破壊と建物破壊、魔力注入で大きさ変化」


「それだけで城壁代わりになるな、次」


アヤから貰ったブーツだ。


「体力上昇と形状変化です」


「足のサイズに変化するんだな、次」


ヘルメットを出す。


「絶対防御と乗り物落車無しですね、変化有りません」


「落車無しとは?」


「文字取り転んでもすぐ起き上がる、凄い能力だ」


「よし検証は今日の分を終わりにしてまた明日じゃよ。マーサー大きいコップを100個を出して、ウイスキーと焼酎を一杯まで入れた奴を50個作ってくれ」


「なんだ酒盛りか俺たちも混ぜてくれよ」


「これは姑の親睦会じゃよ、お前達は子供でも作っておれ、後酒のつまみになる物も置いていけ」


「旦那様、置いて奥でお食事して寝ましょう」


「早々後ろに行きましょう」


「マールがんばれ」


「オーロラ早く作るのよ」


「もう旦那様行きましょう」


俺達は後ろの建物に行く、姑は宴会だ!




















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る