第169話 甘味の鑑定だよ

翌日はまた検証スタートです。


「さて続きをしような、マーサーが新しい物を出しても説教は、終わってからにしてくれ嫁達よ」


「そうだそうだ、お前達こそ反省しろ」


「何、何か言ったかな旦那様」


「そうよまだ検証が始まって無いしね、昨日の続きします」


「まあ待て、マーサーも余計な事を言わずに物を出せ」


「なら最初は調味料類を出すよ」


醤油とソースとインスタント味噌汁を出す。


「「「「「「鑑定」」」」」」


「えーと、醤油は飲みすぎると死にます」


「ソースも同じく飲み過ぎ注意です」


「このインスタント味噌汁ですが、ワカメとしじみとある物が水中活動5分です」


次は鰹節とおかかふりかけね


「鑑定! 水中活動1分です」


「この辺は食べても影響ないが、少ないな?」


「弁当に付いてた物を回収しただけ、醤油以外は大きいのはないからね! ただもうすぐ忍者達が仕込むと思うよ」


次はハバネロパウダーね、出した瞬間に顔を背ける人がいる。


「旦那様、それを鑑定しますの」


「どうしたオリビアよ、それは辛い調味料だぞ」


「これを口に入れた拷問を思い出して」


「まさか食べ物で遊ぶやつがいるのか、ならその者にも同じく刑を執行しないとな、誰じゃ?」


「ええとですね・・・・・・」


「言えんかならマーサー見たことがあるか」


「無いです、知りません」


「マーサー言い忘れたが、妾の鑑定は嘘も見破れるぞ! 妾に嘘はつけんからなハハハ、まあ良い次を出せ!」


「えぇ鑑定の上位に、嘘発見器があるの?」


「なら頑張って鑑定レベル上げないとね!」


「「「「「「おお!」」」」」」


お前達仲良いな。ええ〜とね、かりんとうを出します。


「鑑定! HP10%回復ですね」


次はプチケーキ!


「鑑定! 天使の口づけかがやきが12時間継続」


次はホワイトチョコね。


「鑑定! 闇魔法反転6時間です」


次はビスケットね。


「鑑定! 体力20%上昇1時間です」


はい次はチョコレート。


「鑑定! バーサーカー3分間攻撃1000%上昇」


「ほう一瞬だが最強戦士だな」


「嫁に食わしたら、力尽きるまで戦っていたぞ」


「人体実験したのか?」


「違うよ素のままのバーサーカーが、一杯いるんだよ」


「あら私かしら」


「私の事」


「此処に居ないエイルとマリーンね」


マールとオリビアとオーロラ手や剣や杖を俺に向けるな次は煎餅。


「鑑定! 加工品美味しいですよ」


よし効果がないもの出た、次はグミ。


「鑑定! 体力5%上昇ね」


次はさきイカね。


「鑑定! 一握りで水中活動10分です」


「もう旦那様いい加減に、新しい物を出しすぎてませんか」


「マールといったな、我慢せよ」


「はーい」


「マールちゃん、黙って最後はガツンよ!」


マールのお母さんがファイテングポーズを取る、シュシュて。


次はポテトチップを出す。


「鑑定! 土魔法6時間出来る」


「ほうこの国で出来たジャガイモでは効果が付かないが、あちらのものはつくんだな」


黒糖飴を出す。


「鑑定! 一粒で体力1%回復です」


次はどら焼き


「鑑定! 土魔法が1時間出来るです。正しレベル1〜7までです」


「おおそれは凄いな、男どもには渡せん、それは封印じゃな」


「魔法のレベルって幾つまであるのかな?」


「魔法によって違うが、最大10までの魔法もある、治癒魔法のレベル10は死者蘇生だな」


「やっぱりあるんだ死者蘇生!」


次は木の実セットだ。


「鑑定! 一握り食べると暗闇で目が見えます」


「その能力は必要じゃな」


次はフルーツロールケーキね。


ガタ、マールが皆んなに取り押さえられてる。


「旦那様ゼータイに許さないから!」


「鑑定! 化粧の前に食べると良い、食べすぎ注意」


次はチョコレートケーキ


「鑑定! えーとバーサーカー1時間の間は、力と防御が1000%上昇です」


「ほうこれが戦士の最高級だな」


次はイチゴショートケーキ。


ガタ、今度はアヤが女帝に止められている。


「鑑定、食べすぎ注意・・・・・・それだけです」


「本当のデザートじゃな」


次は甘味の最後、クレープいちご味


「鑑定! 食べすぎ注意だけです」


「そうか2個目の安全な食べ物じゃな、それではマーサー皆んなに一つづつ出してくれ」


「もうお終いでいいのか?」


「何を言っているお茶とお昼を混ぜた休息じゃよ、少し経ったらまた始める」


俺は嫁達の真ん中で、何故か正座している。























  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る