第159話 新たな装備

さてテントの中に入った2人が出て来る。まあ何処かの師匠だな!


「どうじゃよ婿殿、似合うかな?」


「早々この足を見てくれ、良いスタイルだろー」


慌ててカケールとポーリンが、2人の前で立ち塞がる。


チャイナ服のスリットから、どちらも足を出す。


「カケールちゃんとポーリンちゃん、そこはこの様に旦那様の目を塞ぐのよ」


マールに手で目を塞がれる。


「そうよ、ユーナなら間違えなく生乳で抱きつくわね」


「はい頑張って修行します」


「所でお二人は、旦那様にちょっかいを出すんですか!」


「冗談よ、洋服のお礼よ」


「早々お礼よ、貴女達には勝てないわよ、可愛いお嫁さんさん達ね」


「あれは危ない」


「そうよ、オーロラのお母様と同じ匂いがする」


「エイルのお祖母様達は、食事とお風呂の道具で我慢させたけど、洋服は不味いわね」


しかし両方のスリットからズロースみたいな下着がみえている、色気はダウンだな。


「そんなにお母さん達の、色気は気になりますか?」


うおっとオリビア脅かすなよ。


「まったく鶴ちゃんは確かに言えない事を上手く言ってたわね、賢いわよ」


オリビアは鶴の頭を撫でている。


「それで、どうにかするのですか! 


「ほらニホンエン王国でメイド達が、穴○きパンティを縫って効果を無くしていただろー、アレを渡してもいいかなと思って」


「あれですか、なんで持っていますの?」


「いゃ〜、ほら洗濯機で洗濯すると、解れや破れが出来ていて、破損が多いから相談を受けたんだ、その時に大量にコピーしてやった残りだよ!」


「全部渡せばいいじゃないですか、残すから私たちが怒るんでしょう」


「それとその報告も、無いしね」


「それはマリーンの受け持ちだから、それで完結している」


「もし嘘なら、抜き日が増えますよ」


「大丈夫だ、絶対に嘘はついては無いからさ」


(言えない言えない、本当のことはね)


「旦那様、後で聴きますよ覚悟して下さい!」


うぅオリビア。


「まあ何かあったか知らないけど、オリビア後で教えて、それとほら出してパンティを鑑定するから」


俺はアイテムBOXから縫った穴○き元い、穴なしパンティを出す。


「はい鑑定」


「「「「「「鑑定」」」」」」


「結果いいます、名前は穴○きパンティ改で貞操帯?」


「履いた者か履かせた者しか、脱がせる事は出来ないだって!」


「旦那様が履かせたら、永遠に脱げないの?」


「ならなんでニホンエン王国のメイド達は、脱げるのよ」


「だから旦那様が、履かせた訳では無いからよ」


「なら安全ね、それで旦那様に責任を取れと言われたら大変だったね」


「でも一応、伝令を出しましょう、間違って他人に履かせられたら大変だから」


「ならお母様に渡すのは、やめますか?」


「ええお祖母様にもやめ時ましょう」


「2人とも後ろを見て、遅かったわよ」


カケールとポーリンの後ろには、聞き耳を立てた2人がいた。


「私も1度履かせてもらって教えていただきたいな!」


「我も1度婿殿に教えてもらって、履かせてほしいわね」


「もう2人ともテントに入って、旦那様パンティ下さい」


カケールとポーリンが2人を連れてテントに入る。


しばらくして外に出てくる。


「これは履き心地がいいわね、もう少し欲しいな婿殿」


「本当、今までの下着が、ムシロに思えるは」


「ねえねえ大公様、綺麗に成った?」


「なんか若返ったみたい」


「元王妃さまも、スタイル良くなった」


「本当、なんか輝いてる」


「私たちは、婿取り早まった」


「でもカケール様とは争いたく無いわよ」


「なら元王妃様に、おこぼれを貰いましょう」


「私達も大公様に、お話ししておこぼれを貰いましょう」


まああのズロースじゃ、履かないだけでスタイル良くなるよな」


また2人が聞いてくる。


「後は足に履く物と、手には何かあります」


「あゝこれ、ブーツと軍手をつけて下さい、頭はヘルメットをして下さい」


「はい鑑定ね」


「「「「「「鑑定」」」」」」


「結果言います、軍手は前回同様に力が10倍と手の防御100%ですね」


「ブーツは体力上昇100%です」


「最後ヘルメットは、絶対防御と乗り物落ち無しでーす」


「最後のは何だろう? 今鑑定して気がついた、もしかしたらあの時に鑑定していたらエイル達に渡しといたのに」


「ちょっと、乗って見ます」


マールがバイクに乗る、何故か少し光る?


「やっぱりあの時に、鑑定をしなかった事が悔やまれるな」


「あゝエンジン掛けなくてもバランスが取れる、もしかして」


マールはウイリーのポーズをする。


「やっぱり倒れない、ちょっとエンジン掛けて走るね」


マールはその辺を走って、わざと転けるが瞬時に立ち上がって、元の姿勢に戻る


「やっぱり転ばなくなる、これならこの上で戦えるよ」


また新たな能力で、始まってしまった嫁バトル! 落車も怪我もしない戦いが其処彼処で繰り広げられてる。


女官や女性騎士達は、帝国兵に指導されてやはり短時間で上達する。


「おーいそろそろ出発するよ」


「旦那様待って下さい、もう少し外で走って来ます」


「外で模擬戦してくる」


「我も女性騎士も、少し外で走ってくるよ」


「私も女官と騎士も、練習で外を走って来ます」


「ニホンエン王国国王よ、やはりもう1日延期しますかね?」


「ごめんね、帝国の兵の皆さん、夕飯は、カレーを出すよ!」


「「「「「「ウオォ〜」」」」」」すごい大合唱だ。


「良し皆んなパンを焼いておけ、沢山焼けよ」


「はい団長、全力で焼きます!」


帝国の兵の達は楽しそうにパン(ナンもどき)を焼く。


まったくアイツらは、いつに成ったら帝国に1度戻れるんだい!


おーい帰ってこいよー。俺の叫びは森に木霊する。













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