第158話 能力は修行です

さて今日は帝国に1度戻る為の出発の日。


ただ目の前には、問題発生の原因が話しかけて来る。


「婿殿、我も帝国までついてゆくぞ!」


「早々私しもよ、帝国までご挨拶に行きますわよ」


「帝国には我々だけで帰るので、お気遣いは無用です」


「そんな事は無いわよ、あちらの女帝さんにもご挨拶をしないとね」


「早々姑として、あちらに挨拶に行かないと、子や孫がお嫁になったんだから、ご挨拶は必要よ」


「国に残って、政治してて下さいよ」


「我の所は、宰相がやるから大丈夫だよ」


「私の所はまだ元王がいるし、そのうちにマイケールが戻ればこき使うからね、婿殿は気にしなくて良いわよ」


「ポーリン、カケール2人を説得してよ、お願い!」


「お祖母様、もうお国に帰って下さい! まだ戦いは続くのですよ」


「お母様も、この国で待っていて下さいよ、本当に」


「ポーリンちゃん、おばあちゃんは悲しいわよ! オシメも変えたり、オネショした「お祖母様付き添いありがとうございます、一緒に来て下さい」


「ありがとうねポーリンちゃん、流石は孫ね」


「カケールちゃん、私も貴女の過去の「お母様も帝国まで、ご一緒しましょう」


「お前達弱すぎだよ、エイルを見習えよ」


「エイルさんには勝てませんは」


「同じく、なのでお母様を連れて行きます」


「どお言う理屈だよ全く」


「それと婿殿、あの早く移動する乗り物を我の騎士達にも、与えておくれ」


「そんな物があるのですか、なら私の供回りの女性騎士にもお願いね」


「お母様、私達にもお与えくださる様にお願いします」


5人の女官が前に出て来る。


「お母様てね、まだマイケールと結婚もしてないのに」


「もし付いていけば、マイケール様だけを先にこの国に戻せますので、政治が進みます、それにお母様もあちらでのんびりと出来ますよ」


「あゝそれは良い考えね採用よ! 婿殿この子達の分も追加して下さいね。それと今から貴女はマイケールの嫁として振る舞いなさい!」


「もしかして、お嫁さんに合格ですか」


「そうね嫁の試験期間としますから、帝国から先に戻ったら頑張って仕事してよ」


「お母様が認めるなら、私も認めましょう! 正しこの国を潰したら旦那様に言って兄共々縛り首だからね、キチンと国を治めてね」


「「「「「はい、頑張ります」」」」」


また出発が遅れるが、とりあえずみんなにバイクを配り、練習をさせる。


帝国兵の半分の人は先に出発してもらい、女帝に事付けをしてもらう。


ユーグランの騎士団も、トーランの騎士団と共に国境に移動させる。


「早々婿殿、お嫁さん達が来ている洋服を、我にも下さいよ、このドレスだと動きずらいのでね」


「そうよ私しも思って居ました、このドレスではあの乗り物には乗りずらいとね」


「イヤイヤ、あれは嫁達様で、メイド服の子も俺の嫁だ「ストップよ旦那様」


カケールとポーリンに口を手で塞がれる。


「その先を言ってはダメよ」


「チィ、カケールちゃんが気が付いたか残念」


「もう少しでしたのに、ポーリンちゃんも最後まで、婿殿に言わせて上げなさいよ」


「旦那様、気お付けて下さい、王族は言葉のご失を狙って来るのですから!」


「王族教育を旦那様にしないとね、オーロラ」


「はいマールさん、メアリーとしますよ」


「ならこの女教師ミニスカセットでお願い「また出したの? いつになったら全部出して来るのかしらね」


女教師セットを出した瞬間、マールに手を掴まれて首を絞められる。


「とりあえず鑑定、絶対防御と服従の指示(小)と知力上昇ね」


「ユーナに着せればよかったのにね!」


「服従の指示(小)て何よ」


「ええとね、地位が下の者に指示が出来る。正し身体に影響のない指示しか出来ない。」


「ならこれで良いかな、渡す服わね」


オリビアが自分のテントを出して、2人に許可を出して中に入れる。


「まあ着替えて貰ってから、許可を出しましょうね」


少しして、2人が出て来る、年配の嫁ぎ遅れた女教師を見ている様だ。


「あゝこれは旦那様の何かにヒットしそうね」


「危ないわね、チェンジして、まだあるわよね旦那様」


「ほら、出してね、遅れるたびに抜くの1日延ばすからね」


「早々今の段階で3日抜くからね」


「待てお前達、何故まだ持ってると思うんだ!」


「語るに落ちるとは、今の旦那様よ、無いなら無いと言わないからよ」


「「「「「「出せ! 早く!」」」」」」


俺は又新たな服として、膝上チャイナ服を出す。


「ほら出したわよ、全く隠すの下手ね」


「旦那様、エイルがこの場にいなくて良かったわね、居たら1日プラスじゃ無く、倍よ倍!」


「はい鑑定して、みんなやるのよ能力上がるし、無い人も発芽をするからね」


みんなジーと服を見ている、本当は俺を見ているんじゃ無いのか。


「あれ、旦那様の考えてる事が、分かったわよ!」


「オリビア、どお言う事よ」


「鶴ちゃん、旦那様は今俺を見ていると思っていた」


「はいそうです、オリビア様の言う通りだと思います」


(チエ、私だけの楽しみだったのに、オリビア様ずるいです)


「鶴ちゃんね貴女の考えも読めるのよ、まあ先輩として旦那様の嘘を見抜きましょうね」


「はぁはい、すいませんでした」


「さて鑑定結果です、絶対防御、身体能力100%アップか! なら大丈夫ね」


また2人をテントの中に入れて着替えさせる。














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