第147話 バイクが出て来た
何処に匿う、エイルとユーナを!
女帝の言葉に俺は2人を隠す事にする。
「旦那様、別れませんよ、絶対に」
「私も別れませんよ、絶対!」
分かっては居るが、生まれる子供に罪は無いからな。
「お主ら、マサシの子は可愛いと思うか?」
「旦那様の子供です、可愛い以外ありませんよ」
「もちろんです、旦那様の子供だもん」
「なら今すぐ隠れるんだ、創造神の能力でも分からない所に行って身を隠せ、落ち着いたら迎えを出す」
「でも旦那様とは、分かれたく無いのよ」
「私もよエイル」
「なら、子供が居なくなっても良いんだな、2人共!」
「何でそうなるのよ、戦えば良いでしょう」
「さっきも言った通り、創造神の旦那は時の神だ、時を戻されたら無になるぞ、思い出も消えるかもしれない、時の神のサジ加減でどうにでもなる、マサシの周りに居なければ創造神の探知も効かぬかもしれないのじぁよ」
ふー、なあエイルユーナ、真面目な話をしようか、少しあの角に行こう。
俺達3人は、部屋の隅に行き話会いをする。
エイルもユーナも分かれたく無いのと、それだけしか言わない、俺は1つ1つを理由を付けて説得して行く。
「もう分かった、旦那様は私達が要らないのね、なら1番の外れに行くわよ! 2度と会わないから」
エイルとユーナは、怒りながら部屋を出て行く。
忍者3人娘、護衛をたのむ!
「旦那様、私もエイル様達と共に、辺境に行ってもよろしいですか?」
マリーが、許可を貰いに来る。
「私はまだ妊娠する順番が回って来ません、ならエイル様達の護衛と身の回りの為に、側にいます」
分かったよろしくな、自転車持って言ってくれ!
「お兄は自転車を持って来たの、私はバイクが付いて来たよ、永遠に燃料満タンなのよ凄いでしよう!」
鼻高々なアヤである。
それ何処にある、見てみたいな、そうだ、エイル達を止めないと。
外に出たエイル達を止めて、城の門の外で待たせておく。
「旦那様なんて知りません、顔も見たく無いのに」
待て待てエイル、もしかしたら負担もかからずに、移動できるはず!
アヤが、バイクを持ってくる。
「これホンダのオフロードバイク、250cc」
なら借りて、ヘルメットとブーツもとりあえず貸してくれ!
俺の能力で本物を閉まって、コピーする、能力が増えて1000台コピーできる
それをとりあえず10台を出して、アヤに見てもらう。どうだろう燃料計は?
「お兄、無限大マークは出ている、何で10台も出てくるの?」
これが俺のチート能力だ、物を増やせる、ただしコピーのコピーは出来ないので、オリジナルの物はアイテムBOXで保管してある、それさえあれば何台でもコピーで出せる!
「えっ凄いよ、壊しても新車が出てくるの?」
いやアイテムBOXに最初に入れた状態で出てくる、故障なら故障のまま、事故車なら事故車のままだ、だからオリジナルはアイテムBOXで永久保管だよ!
「それで旦那様、私達を止めた理由は何ですか?」
競争しよう、城門まで行って帰ってくる競争。そうだなユーナは妊婦だからマールかオリビアにお願いするね!
「このペダルもない自転車と競争ですか、楽勝です」
「そうね、馬より遅そうだし、もしかして赤ちゃんより遅いかも」
「そんな自転車なんかに負けるわけないでしょう! だモガモガ」
俺はアヤを止める。女帝よ、騎士を門まで左右に並べてくれ、一般人を通路に入れないでくれ
「分かった、騎士団長、兵を並べよ、誰も通路に通すなすぐ終わる」
「王よ、私も参加をお願いする」
執事総長が参加を表明した!
異世界他機種バトルロイヤルだな!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます