第145話 俺のルーツ

投稿遅れちゃった、ごめんねゴールデンウィーク最終日だから寝過ごした

それでは続きをどうぞ

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女帝から言われた衝撃の言葉で、俺たちは固まっている。


何だよ、息子って俺は地球で、お袋から生まれたんだよ?


「まあまだ記憶が戻らないなら、教えても仕方ないかな」


いや、そこまで言ったなら教えて欲しい、真実を!


「アヤお前も聞きたいか? もしかすると辛くなるかもしれんがな」


「知りたいわよ、本当の娘としてはね!」


「娘って、私の妹と? いつ産んだのお母様」


「難しいの、妹? 姉? どちらじゃろうな」


「妹て、この間のアレしか知らないわよ」


宰相の娘の第二王女の事だな、確か・・・・・・言わんでおこう


「どうするかの、妾の黒歴史も言わないといけないし、悩むのぉ」


「お母様、私は本当にお母様の子ですか?」


「あゝ、婿殿の執事総長が我の旦那だった男だ、それは間違いない」


後ろで執事総長が、笑ってガッツポーズ。


今度はお父さんて言ってやろうと!


「ならこちらの、えーとアヤさんは同じ方ですか」


「何と言うか、婿殿あちらのことは、皆に言ったのか?」


まだ言ってませんよ、ただ薄々感じていると思いますね、エイルはどう!


「えーと、この世界の方とは何もかもが、違うかなと思ってます」


「そうか、なら話しておくかの、妾の知っている事を」


「その昔、創造神がおってな、旦那は時の神だその子が、双子でな、太陽神と月の神じゃった。次に創造神は武神と仲良くなり双子を産む、それは農神と作神と言ってな幸せになった、その事を面白くない月の神は武神を酒に酔わせ1夜を共にする、そして生まれた子を隠していたが、創造神に見つかり取り上げられて、農神と作神の兄として育てられる、ただ創造神は厳格な心でな、月の神を許さず地獄へと落としたのじゃ」


何故か皆んなが、俺と女帝を交互に見ている?


「私はいつ生まれたの?」


アヤは心配そうに、女帝を見ている。


「最初に飛ばされた異世界は、あやとマサシの知っている地球じゃよ、でな地獄は流石にと哀れに思った父親の時の神の力で、あの時代に飛ばされた、その時に創造神の目を盗みマサシを連れてきたのじゃ」


「それでどうなったの?」


「フフフ、ばれてマサシはまた創造神の元に連れて行かれ、妾はこの世界に飛ばされて来た、アヤは地球にいた時の夫の子じゃよ、妾の子で間違いない安心しろ」


「そうかお父さんは、他にちゃんと居るんだ」


「まあ地球に戻れたなら、妾と探しても良いかもな、話を戻すが、その時マサシは農神と作神の兄となり育てられる、まあ太陽神も創造神の子じゃからマーサーを無下にせんかった、ただまた創造神の怒りによりここに飛ばされたんじゃよ」


なら大変だったんだね!


「いや異世界は色々と便利じゃの、何より妾の力と能力で何とかなった、そこのメアリーの父親は本当なら、ここの皇帝になる人物じゃよ! 我に負けてその座を降りたんじゃ」


皆んなは、執事総長を見る。


「オホン、確かに負けたが、お前の浮気が原因で別れたんだがな!」


「負けて偉そうにするな、そしてまあいいか、マサシお前は武神と妾、月の神の子じゃ、暗黒の神の子、邪神じゃよ、思い出したか?」


俺が邪神、何だそれ?


「まだ思い出せんか、生まれて3日で神の国に混乱を起こした子供、力と頭なら創造神でも勝てん、ただ奴には時の神が付いている、そこが問題じゃの!」


俺たちの話はまだ続いていた。










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