第144話 目が覚めた

俺はまた倒れていた様だ、目を覚ますと両隣に美少女が寝ている。


これはいただいても良いよね! 少し手を動かす。


隣の美少女はポーリンとメリッサか、どっちにしようかな。


上を見るとエイルの顔、お互い目を見開いている。


「起きたわよ、旦那様が目を覚ましたは、旦那様!」


「「「旦那様」」」


「「起きたの」」


周りは涙と感激で、カオス状態に!


「起きたのか婿殿は!」


「お兄起きたの?」


みんなが騒いで居る時に、両隣のポーリンとメリッサが目を覚ます。


「おはよう御座います、皆さん」


「皆さんどうしました、あゝ旦那様」


俺を見て、2人は涙を流す。


「旦那様が、目を覚ましています」


「よかったです、旦那様」


さらに周りが騒ぎ出す、だが冷静な女が1人いた!


「やっぱり許せない、もう一度死んで来いこの浮気者目!」


エイルにクビを締められる。


「みんなエイルを剥がして、旦那様が死んでしまうわよ!」


エイルは、みんなに剥がされる。


「旦那様バッチリ見ていたわよ、ポーリンのお尻を触ろうとした事、この前もやる気があったのに、嘘をついてたのね」


何の事だエイル? 俺は今さっき気が付いただけだ?


「前回を覚えて無いんだ、何日か手を出さないと思っていたら、みんなでやった後戻ったわよね、アレは何の演技なのよ!」


「前回手を出さなかったのは、演技なの?」


「そうよマール、今だってポーリンのお尻を触って居るわよ」


みんなの目が、俺の手を見ている。


「メリッサのお尻も触っている!」


言うんじゃ無いユーナ。


「前回のは演技よ、絶対何かを企んで居るわよ!」


待て待てエイル、そんな事は無いよ絶対にな!


「なら目を逸らさずに、みんなの目を見て言ってご覧なさい」


みんなの目を見るが、そらしてしまった。不味い。


「ほらね、目を逸らしたわよ確定でしょう!」


後ろからみんなの間を通って、アヤが前に出てくる。


「お兄チンチンとの別れを! 切って違うものに生え変わりなさい」


ハサミを持ったアヤが襲って来る。


「待てアヤ、それは危ない」


女帝の叫び声


ちょきん、ああ俺のチンチンが・・・・・・ある。


「絶対防御だもの、無理ね」


「ボディソープで拭いといて良かった、流石旦那様の物ね」


「オリビアどっちの物よ」


「オーロラこそHね」


「何故切れんのじゃ、そのハサミは魔道具だぞ、鉄でも切れるのに?」


嘘〜危うく女になる所だったな! 大切にしないと。


「まだ妊娠してないからね、無くしちゃ駄目よ!」


「早々、早く妊娠しないとね」


「いつ何時に、旦那様の物が無くなるのか? 守らないと」


「お前たちは、この現象をわかっているのか?」


「お母様には教えられませんよ、旦那様の秘密は!」


メアリーは口に人差し指を当てて、女帝に微笑む。


「そう言えば、婿殿の所の執事総長が、美味しい食べ物があると言ったな! 今も持っているのか?」


「ありますよね、旦那様」


有るにはあるが、そう簡単には教えてられんな、メアリーの母でもね。


「メアリーの母か、まだ記憶が戻らんのかの、我が息子よ」


女帝から衝撃の言葉が出てきた。


俺が息子? 何だそれは!









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