第137話 帝女と面会
「お母様、お久しぶりです、お元気でしたか」
「メアリー、久しぶりじゃな、所で隣が婿殿かの」
はじめまして、ニホンエン王国の王マーサーです皇帝陛下!
「堅苦しい挨拶は抜きじゃ、まあ座ってくれ。それと後ろにいるおなご達はなんじゃ」
俺の嫁達ですよ、皇帝陛下。
「ほほう、メアリーだけでなく他所の国の王女達も集めとるのか? なら予言の通りの男だと言うのじゃなメアリー!」
「はい、此処にはいませんが各国の王女全員を、お嫁さんにしました」
「ほうまだ他に隠しているとな、なら今回の会談は顔見せで終わりじゃな! また後で正式に帝国に来てもらおう」
フードを被った女が、お茶を持って来る。
お茶を飲みながらのんびり言う。
はい一度国に戻りまして、再度伺います。それとこの戦いはどうしますか?
「まあ城を落とすのには中々時間がかかる、下手をすると1ヶ月くらいかかるかの!」
なら我々の手で落としますので、後の処理は帝国でお願い出来ますかね?
「まあ落とした後ならどうにでもなるが、すぐには無理だろー」
それでは当方で落とします、オリビア2〜3発撃って来て!
「はーい行って来ます」オリビアは天幕から出て構える。
「前のほう左右に避けて行くよ」
俺達は幕の外に、そして稲光がドトドーンと落ちる。
目の前の城壁が崩れ落ちる、更に追加で振る。
ほとんどの城壁が瓦礫に変わる。
「うーん快感」
帝国兵達は、オリビアを見て腰を抜かしている。
「なんじゃ今のは、魔法か?」
「お母様これは旦那様の秘密兵器です、全ての戦いで敵を葬って来たものです!」
「そうかなら誰にも喋らないから、我が城には打つなよフフフ」
帝女にもこの武器の凄さが、わかるみたいだ!
そして白旗を持った騎士と馬車が、やって来る。
「皇帝陛下にはご機嫌麗しい事で、我が王が会いたいとの事です、王城までお願いします」使者の言葉。
「なら武装を解除してもらおうか、そして1時間後に城の門を開けておけ、王の待つ間に伺おう」
白旗を持った兵士と使者の馬車は、帰って行く。
「さてマーサー王よ、一緒にいくが我の後に隠れてついて来い! 奴らが降伏したか確認しようなハハハ」
俺はユーキニの装備を確認する、黄金色の騎士の鎧だ。
重くないか?
「旦那様大丈夫です、何故この様な格好をしなくてはなりませんの?」
決まっている相手を驚かすためだよ、全員この格好にしよう。
俺達は全員ゴールド鎧に着替える。
「お前達なんじゃその格好は?」
皇帝陛下の裏を歩くのに、相手を威圧する格好です、綺麗でしよう。
「まあそれで良いなら、妾は何も言わん」
そして馬車に乗り城の入り口に、少し前に帝国兵の配置は終わっている。
そしてペニン王の待つ王座の間に、扉が開き王座に座る人が見える。
「女帝今回の攻撃は何用なんだ、我が城の大半が壊れたぞ!」
「何時迄もそこに座っておる、お前達はもう負けたのじゃ! そこを降りて床に座れ」
渋々降りてくる王と王女。そして女帝が王座に座り、メアリーがその横に座る。
「その方らは負けたのじゃ、もうペニンは無くなる、まだ戦うなら全員皆殺しにする、どうするのじゃ?」
女帝の宣言で会議が始まる。
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