第136話 ペニン領地を蹂躙
騎士の一団が後ろからやってくる、ミホリ伯爵の騎士団だ!
左右からコーラルとエーリル伯爵騎士団。
「王よ遅れましたが、今着きました」
「間に合って良かった」
「王の動きは、早すぎます」
ご苦労様、休んでから出発するか?
「いえ、このまま進軍でも、良いかと思います」
ならペニンの王城を目指す、進軍するぞ!
「「「「「「オー」」」」」」凄い怒号。
「しかし王よ、どの様な作戦で行きますか?」
大丈夫だ、目の前の砦は魔法でぶっ壊して進むよ! 時間が無いからな、兎に角王城までは、止まらずに進む。
まずは、最初の敵の砦に着く。
一応降伏を迫てくれ!
騎士の1人が降伏する事を砦に伝えるが、返事は無しだな!
オリビア、打って!
「はーい、やります」
オリビアが2本の傘を同時に振る! するとピカピカドトドーン、光と共に砦が崩れ落ちる。凄い砂塵だ!
「やり過ぎちゃったかな、てへ」
良いよ、動くものあれば斬り捨てて行く! コーラル伯爵此処は任せる。
「はいそれでは私の方で処理します!」
コーラル伯爵騎士団は、崩れ落ちた砦に向かう。
俺達はさらに進んで行く、次に見えたのは城壁に囲まれた街だ。
誰か降伏を迫って来い、無条件解放なら命は助けるとな!
今度はエーリル伯爵の兵が行く、少しして戻って来た。
「降伏しません、門も閉められました」
そうかなら、オリビアまた門に向かって撃って。
「はーいそれでは」
オリビアはまた門に雷を打つ! ピカピカドトドーン、門が壊れる。
「門の周りも無くなりましたね」
少しすると白旗を持った騎士が、やって来る。
「白い旗を持った騎士が来ますよ、旦那様」
「我々は降伏する、これ以上の攻撃はやめてほしい」
なら此処の処置は、エーリル伯爵お願いする!
俺達は更に進む、そして王城を守る城壁が見える。
何箇所かで、煙が上がっている?
「何だろー? 誰かが戦っていますよ旦那様?」
「我が兵に、偵察させます」
ミホリ伯爵の兵が、5人ほど馬で駆け出す!
火の手が上がり、煙がドンドン上がってる。
「戻りました、報告します、帝国兵が城の城壁周りを占拠して攻撃しています」
何で帝国が攻めているの?
「旦那様、侍従長の要請で攻撃してるのでは!」
「そうかも知れませんね、とりあえず帝国に連絡しましょう」
分かった、ミホリ伯爵、使者を帝国本陣に送ってくれ、俺達は此処で待っている。
1時間後、使者が戻ってくる。
「報告します、帝国本陣に来て頂きたく要請されました」
そうか、なら行くかな。
「旦那様大丈夫でしょうか?」
此処に帝国の王女がいるからな、大丈夫だよなメアリー。
「はい、騎士団の重鎮は、大体顔を覚えてます」
まぁ用心しながら帝国の本陣に行こう、ミホリ伯爵先頭をお願いする。
「はい、それでは用心しながら、帝国本陣に向かいます」
俺達は帝国本陣に向かう、煙や怒号の飛び交う横を抜けて結構大きいテントの所に行く。
「その方達がニホンエン王国一行か、下馬してこちらに来てくれるかな?」
どうだ知り合いか?
「はい第一騎士団の隊長です」
メアリーと顔が合いお互いに確認した。
メアリーと俺を先頭にテントの中に入って行く。
思いがけない人物が、俺達を待っていた!
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