第128話 2カ国目

騎士団団長に連れられて、20名位の人が入って来る。


「王妃様ご無事で、良かったです」


「宰相、この国は負けました、ニホンエン王国に吸収合併されます。

この国の民を守る為にオーロラを王妃にして、ニホンエン王国に嫁がせます、そして私は王族より下がります」


「待って下さい、話が見えません、王妃様が下がるので有れば第一王女が上に上がります、何故第三王女なんですか?」


「それは貴方がよく知って増すわよね、第一王女を裏で操る宰相さん」


「何の事です、私には分かりませんが?」


「そうなら、後ろの貴女書類を持ってきて」


1人の侍女が、紙を持ってくる。


「はい見ましょう、ふーんそうなのね・・・・よし読んだわよ、宰相第一王女だけで無く第二王女とも仲が良かったのね、それってこの国の乗っ取り計画かしらね」


「知らぬ知らぬそんな物はでっち上げだ、王妃こそ王が居ないのに、戦争をした裏切り者だ!」


「貴方こそ何を言っているの? 騎士団団長其の者を縛って牢に入れといて、そして残った者たち、ユーグランは滅び増した、それで」


王妃は俺を王座に座らせ、オーロラを王妃の座に座らせる。


「こちらがニホンエン王国国王よ、跪き忠誠を誓いなさい、出来ぬ者は出て行ってよろしい、今よりこの国はニホンエン王国の一部となります!」


王妃の宣言により、ユーグラン王国は滅びた。


「宰相代理と騎士団団長は、ここに来なさい」


2人が俺たちの前にくる。


「改めて、この騎士団団長はオーロラの1番上の兄で、宰相代理は2番目の兄よ、よろしくね」


「改めて、騎士団団長をやっているグラブだ、よろしく弟よ」


「はじめまして、宰相代理ホッピーだ弟よ、改めてよろしくお願いします」


オーロラ、兄さん達居たんだ?


「そう言えば言ってませんでした、てへぇ」


「それでは王様、これからどうしますか、それと前宰相の処遇ですね?」


オーロラは姉2人に、虐められてたのか?


「はい、それは有りました、散々お母様の事で言われ続けていましたから」

なら奴ら3人に責任を押し付けよう、前王は反発するかな?


「そうですね、お母様が言えば多分、大人しくなりますね」


何故にかなぁ?


「旦那様、王妃様はエイルのお祖母様のお姉様ですよ、元公爵家の1番上です」


嘘〜、こんな若いのに?


「旦那様、それ以上は追求しない様にして下さい」


よく見ると睨まれてる。


「何か付いてます、では王の処遇は私がしときます、その他は何かあります?」


俺達は、この後ペニンと一戦する、その間この国は大丈夫かな?


「帝国だけが問題で、ヘキニが無い今脅威は有りませんがポーリン王国はどうだろー」


「今まで争いはありませんよ、兄上」


いやポーリン王女がいるから戦いは起こるか、よし前兵力はポーリン王国国境に配置して、国内の治安とポーリンの国境だけでいいな!それと政治はどうなっている?


「侯爵家2公爵1伯爵3が安定してれば問題有りませんが、侯爵家が一つ代替わりしまして、若い女なので、言う事を聞いてくれるか分かりません」


エイル、ここで服を脱げと言ったらどうする?


「旦那様が望みならすぐにでも脱ぎます、脱ぐんですか?」


ああ脱いで、エイルは上着を脱ぎ、はいストップ俺の奥さんの肌は見せないよ。


「なんなんですか?」


君達の言った新たな侯爵家の当主エイルだ、まぁ俺の奥さんのだから気にするな、それより他の貴族は大丈夫かな?


「え〜と大丈夫だと思います、ほとんどの貴族の息子は、騎士団に居ますので大丈夫です」


「なら後は君達のに任せる、国が変わった事を国民に知らせてくれ。隣のニホンエン王国に吸収されて名が変わったと上手く言ってくれ! 俺達はペニンを取りに行ってくるのでな!」


そして2人は出て行く。


残るは俺達と王妃さん。


なら俺達は明日にでも国に戻ってペニンと対峙する、王妃様よろしく。


「大丈夫よ体も調子良いし、元々は私が指示して国を動かしていたんだからね、やっぱり若い子にキスされたのが良かったのかしらね」


「お母様それ駄目言っては」


あれー寒気がしてきた、背後を向けない。


今王妃様は何と言いましたか?」


「私も聞こえた! ですって!」


「どう言う事です、浮気ですか?」


「私もこれだけは許せない」


「新参者ですが、腹が立ちます」


「妹達の前に浮気ですって」


待てみんな落ち着けよ、あれは緊急の医療行為だよ、仕方ないんだ!


「ほっほ〜、緊急なら何をしても良いと」


「やっぱり移動する時間が多すぎて、抜き足りないのね」


「この間の記録150回塗り替えましょフフフ」


「私が1番で抜きます」


お前達冷静になれよ、本当に医療行為だ。


「ならこれからも他所の女とキスするのね!」


「信じられない、旦那様が浮気者だなんて」 


「オーロラを信じた私が、馬鹿だった」


「よしこの場で抜きましょう」


「あれ旦那様は?」

「あぁあそこ扉のとこ、自転車出してる」


逃げるよ、頭が冷えたらな、もどってくる、バイバイ〜。


絶対防御と自転車で逃げ切ってやる!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


みんな元気マーサーだよ、昨日はどうなったかって捕まりました、王城の入り口でね。だって俺は自転車で階段降りて行くのに、窓から飛び出すんですよ忍者3人娘、マールとチリルは現代のパルクールで降りてくるしユーナは走って並走しながら笑ってるし、1番怖かったのはエイルですよ捕まって王座の部屋に行ったら、王座の前で仁王立ち!そして今まで抜かれてました、記録は200回だそうです。


「やっと立たなくなったわね」


「207回か、後はどの位で復活するかね」


「あの薬ですぐ復活するだろうけど、今日の所は無しで!」


「旦那様、絶対浮気はダメだからね」


「ごめんなさい旦那様、私のお母様の為に頑張ったのに」


「私のお母様となら死刑確定だから! 不埒な考えは忘れてね」


「旦那様の逃げてる姿必死で可愛かったはフフフ」


(お前達絶対復讐してやる、1人の時は気をつけろよ)


「鶴ちゃん何だって?」


「復讐してやる、1人の時は襲うぞです」鶴キチンと訳せー。


「ホウまだ行けそうね、心も折にいくかしらね!」


もうしません、休まして下さい、俺はそのまま気を失う。


時間の経過は分からないが目が覚めた、周りには誰も居ない?


起きあがろー、とすると押さえ込まれる。


「旦那様起きましたね、今は夜です、続き始めますよ」


待て待てエイル俺に飯を食わせろ!


「甘いですよ、浮気の罰はそんなに甘く無いわよ」


「大丈夫ですね、立ってます、では続きをしましょう」


「回数は続きからかな?」


「今日は今日ね、今から1回目よ!」


「なら私からね、いただきますフフフ」


待てユーナ助けろ。


「チリルちゃん口塞いどいてね」


「旦那様に喋りすぎチュ」


みんな浮気はダメだよ、女の人の嫉妬心は凄いからね!


そして俺が解放されたのは、次の日の朝だった!















   



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る