第126話 一か八かの賭け!
さて朝だ、昨日はサイもどきをマジックバックに詰めて、そして力尽きた3人をリヤカーで回収して夕飯だった。
狂戦士達は1時間もしたら元気になって夕飯を食べていた。
そして風呂に入って寝た。
朝食の時には、また昨日の話!
「やっぱり決着付かなかった、首を落としたのが早いはず!」
「絶対エイルが、首を落とす前に脳天砕いたわよ」
「いえいえお二人共、私が心臓を突いて息が止まったから、首を切り落とせたのですよ」
まあ朝食食べなよ、少ししたら出発だよ。
「「「はーい」」」
少しして外に出て、全てのテントと建物を仕舞う。
自転車リアカーを出して出発、今日こそユーグラン王都に!
なぁ王都からエイルの街には人は来ないのか?
「そんな事無いですよ、領主交代で様子見じゃないかな」
ならいいが行ったら騎士団が、エイルの街には向かって来るでは困るからな!
どんどん進む! 途中にお茶休憩や昼飯も食べたが、日の暮れる前に門の前に到着。
「帰って来ましたよ、お母様待っていて下さい」
オーロラ何処に向かう?
「はいこのまま王城に向かいましょう、王に1度帰還報告しないと」
みんなでゾロゾロと、王城に向かう。
やっぱり西洋風のお城だな、これで日本の城ならビックリするけどな。
王城入り口に着く、オーロラが門番と話している。
「皆様達入ります、ついて来て下さい」
オーロラの後について、みんなで中に入って行く。
大きな扉の前で少し待っていたら、扉が開いた。
オーロラに続いて中に入る。
「皆さん頭を下げて、スカートの裾を握って下さい、旦那様は胸に手を当てて下さい」
少しすると音がして、誰かが入ってくる音がする。
「面を上げよ、フン本当にオーロラだな」
「そうね何ノコノコと、表れたのかしら」
王座に2人の女性。
「お姉様達、父上はどこですか?」
「父上なら帝国に行きました! 貴女のお母さん何か見ないでね」
「もう死にそうなら要らないしね、さっき本当に要らなくなったしね」
「何を言っているんです、ここに最上級のキュアポーション持って来たんです」
「遅かったわ、1時間も前なら効いたかもね」
「まぁ私達が生かせないけどハハハ」
「そんな」オーロラの手から、最上級のキュアポーションが落ちて割れる。
「まぁ貴女は牢にでもいて、統一する者が現れても合わせないわよ」
「衛兵騎士団コイツら牢にでも入れといて!」
バタン、色々な入り口から騎士達が出てくる。
うーん二手に別れるか、エイルにはこれな! 刀を預ける。
もちろんアダマンタイト製、マールとチリルはこれな! カイザーナックルアダマンタイト製、ユーナは何かなぁ?
「私にも、その手に付ける奴下さい」
ユーナにも渡す、マリーンは槍持ち出し、。後はケイこの剣をやる!
アダマンタイト製の剣。後はメアリーにこの杖持って、威力上がるから!
「ありがとうございます」
みんな殺さないで、気絶でやめとけよ。
それとあの王女2人逃すなよ、オーロラ行くぞ。
俺とオーロラ、忍者3人娘それと新人4人にユンを連れて出て行く。
オーロラ、王妃の部屋はどっちだ!
「旦那様、もうどうしようも有りません、みんなで逃げましょう」
いいから、王妃の部屋に連れて行け。
長い廊下をみんなで駆けていく、途中で襲撃に会うが、俺の新しい剣で叩いていく。新剣の材質オリハルコン製だ!
そしてある部屋の扉を開けて中に入る。
「お母様、こんなに冷たくなって」うぅうえーん。
今はオーロラ置いといて、ユン万能薬で死者を生き返らせるか?
「それは出来ません、傷、病気、呪いなどです」
なら死者はどの様に生き返らせる?
「有りません、その様なことは薬では無理です!」
エリクサーて知っているか?
「そんなのは、お伽噺の世界です、現実には有りませんよ」
そうか分かった、少し協力しろ、俺は1本の瓶を出す。
地球一アルコールの高い酒[スピリタス]
これを鑑定した時死者も蘇る飲み物、キャップ一杯で十分と成っていた。
おそらくこれがエリクサーだ!
冷たい水を10本出す、そしてユンに指示する。
俺がこれを王妃に飲ませる、少しして生き返らなければ、残り全部王妃にかけろ、そして生き返ったら俺に水を飲ませろ、その役はポーリン姫とユーキニ姫よろしく! 忍者3人娘は誰もここに入れるな外で待機、そしてカケール姫とメリッサ姫は、水魔法で俺と王妃が燃えたらかけて消してくれ、分かったか!
「「「「「「はい」」」」」」
オーロラ、ちょっと場所を変えてくれ。
「旦那様何をするんです、お母様に変な事はやめて下さい」
まあまあ落ち着けよ時間が無い、最後の可能性に賭けるからそこを退けてくれ! 俺を信用しているならな!
オーロラは、少し避けてくれた。
さて俺の鑑定は合っているか、確認だ。
ユンこの瓶持っていて、俺はキャップに酒を注ぐ。
オーロラ、今やる事はエイル達に黙っていろよ、ユン俺が口付けして飲ませる少しして生き返らなければ、俺と一緒に瓶の中身をかけろ他の人は見えない火が出るから思い切り水を撒け行くぞ!
首の下に手を差し入れてキャップの中の酒を、王妃の口に注ぎ息を吹き込む。
俺はむせる、水をくれポーリン姫とユーキニ姫がペットボトルを渡してくる。
その時王妃から光が発せられた!
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