第125話 その日の夕方!

さて午後の移動、新人が、漕いでいる。


「これは中々快適ですね」


「後は、どうですか?」


「荷台が付いてるから転ばないんだー」


「それリアカーて言うのよ」


「はい覚えました!」


もう少し行ったら休憩しよう、よろしく。


「はーい、少し先にあ広場がある!」


「此処は? 丁度真ん中辺かな」


真ん中ってオーロラ?


「エイルの街と王都の中間地点です、後半分で着きます」


ならそこで、1泊しようか?


「そうですね、順調に来ていますので、大丈夫だと思います」


ならみんな〜この先で、野営の準備するよ。


少し広い野営地に着く、そして何時もの商業ギルドの建物を出そうとするとエイルに止められる。


「旦那様、建物はダメですよ! エイルの街でこりて下さい、テントセットでお願いします」


分かった、ただ狭く無いか?


「そうですね、4つの奴を2セット出しますか?」


了解1セット出して、隣にもう1セットを出す、後は許可だなオリビア許可して。


「えーとテントに入った事が無いのは新人さん達だけね、なら許可します」


「今のは何ですか?」


「許可しないと入れないからね、此処に私の名前あるからね、代理で許可出来るのよ」


「ありがとうございます、それでは入ってみます」


「初めて見る、テントて大きいね」


「これもしかして結界付いてますか?」


「そうだから許可無いと入れないからね、旦那様の出す建物はほとんどが、許可無いと侵入出来ないから気おつけてね!」


なぁトイレの小屋は出すか?


「そうですね、それは必要かと思います」


なら後ろに出すか、トイレ小屋召喚と!


「えぇ、何ですかその建物?」


「こんなのは、マジックバックに普通は入らない」


「嘘〜、建物が入るマジックバックて何?」


「こんなにいろんな物が、入ってるんだ凄い」


トイレ教えてやってくれる


「はいそれではついて来て下さい」


何人かついて行く、我慢していたのかな?


「鶴ちゃんなんだって」おい鶴いたのかよ。


今? 何か目が光らなかったか。


「はいみなさんの様子を見たいそうです」


おーい真実の通訳お願いします、願望入りませんよ〜。


「旦那様見たいの、私は見たいなら見せるわよ」


どうしたマール気がふれたか?


「ユーナが言った通りに、旦那様の願いは叶える事にしました。ですので言って下さい、恥ずかしくても我慢します」


いや我慢はしなくて良いよ、自然体でね!


「旦那様、夕飯はどうしますか?」


手軽にうどんにしようさ? 量はあるからな! 足らないならまた、おにぎりを作るかな、牛蒡とじゃがいもをうどんに足して傘増してね。


「はいそれではお湯を沸かします、後で材料下さい」


やっぱり調理の建物出そうか?


「大丈夫です石の竈門作ります、忍者の方が協力してくれますので」


「旦那様自転車を貸して下さい、狩に行って来ます」


気おつけていけよ、この世界はたまに魔物がいるらしい!


「魔物、動物と違います?」


目が赤くて、死ぬまで攻撃してくるらしい、野生の動物なら逃げるが、そいつらは死ぬまで追いかけてくるから気おつけて行けよ。


3人は1台の自転車リアカーで、出て行った。


「忍者3人娘は? 何処に行ったの?」


「獲物捕まえに、狩だよ」


「大丈夫かなぁ」


まぁ逃げ足は、忍者だから大丈夫だろー。


気づかずに、フラッグ立てたみたいだ!


そして夕方になるが、忍者3人娘は帰って来ない。


「どうしたんでしようね」


うーん探しに行くかな?


その時、遠くから悲鳴と大きな足音。


何だなんだ?


「旦那様逃げて、大きな動物」


10mもある、大きなサイに似た動物。


「旦那様傘を貸して下さい」


いやあアイツらに当たるから駄目だよ!


「ならどうしますか、逃げます?」


うーんどうしよう?。


「みんな逃げて、攻撃効かないの、倒せない」


「「旦那様お願いが」」


何かなぁ?


「チョコレート下さい、倒して来ます」


「エイルが行くなら私も行きます」


でもどうするかな?


「いいから寄越しなさい、もうすぐ来ます」


「早く寄越して!」


仕方ない一粒だけだぞ!


エイルとマールにチョコレートを渡す。


「ウォー、キタキタ行くわよ」


「なにこれ、あいつが敵ね!」


「旦那様私も下さい、負けられませんよ、万年3位を返上です」


あゝマリーンにも渡す。


「よし最初に倒した者が1番よ!」


3人の戦士が出て行く、忍者3人娘は戻ってくる


「御免なさい、岩だと思ったら動物だった」


「逃げて逃げて、攻撃したけど全然切れません」


「御免なさい、もう力尽きました」


あゝ見てみろ、あの狂戦士達もう討伐して自分達で対戦している。


首の取れたサイの怪物の上で、3人で戦っている。


なあ鶴ちゃん、アイツらにキチンと通訳お願い、あれは抑えられない。


俺は遠くで戦う、アイツらを見ている!


















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