第124話 移動ユーグランへ
さてさてみんなで、自転車&リアカー行列。
しかし道が悪いな、魔法で直して行くかな?
「旦那様、敵に攻め込む通路は直さないのが良いですよ」
「敵が攻めて来ても道が悪いと、進行が遅れますので!」
そうかまだ俺の国では無いから辞めとくか、エイルの街からニホンエン王国までは、良い道を後で作ろうと!
快適に進んでいくので、途中休憩。
「それではお茶を入れますね、旦那様道具をお貸しください」
そうだマリーンもマジックバックあげる、道具はそちらで預かってね!
「槍に続きマジックバック! までありがとうございます」ぺこり。
マリーンにキャンプ用品から、コンロとヤカンを渡す。
テーブルをセットして椅子に座る、何故か目を見開いてる4人。
「何処から出したのですか?」
「そんなに大きなテーブルは、マジックバックに入るの物ですか?」
「後見た事の無い火の魔道具、すごい」
「これは魔法?」
お茶受けはかりんとうな!
「あのーこれは食べられるんですか?」
あゝ美味しいぞ、食べてみろ、周りは食べているが4人の新人は、手が止まっている。
「たぁ食べます」ユーキニが食べる。
「皆さんこれは危険です、私が処理します!」
ハハハチ、チリルを思い出すな。
「旦那様忘れて下さい。ユーキニさんもまだあるので、他の人のを食べないようにね」
「はい、すいませんでした」残り3人も食べ始める。
「甘い」
「美味しい」
「この世の物なの」
まあ面白い反応だ、さて後半もしっかり行こう。
「あのー王様、朝食を食べてないので、何かありませんか?」
「「「お願いします」」」
そうだな、なら卵サンドとシーチキンサンドを出すよ!
「昨晩食べた物ですか?」
早々美味しいからね、でももう少し行ったら昼食にするけど。
「昼食?」
「何ですかそれは」
あゝ俺達の国では3食食べるんだよ朝昼晩とね! だから後半とは晩飯まででは無く、昼飯までがんばろーて事ね。
「分かりました、もう少し頑張ります」
「私も大丈夫です」
「私も大丈夫」
「ハイ頑張ります」
片付けて、また自転車で走り始める。
なぁ、王都まではどの位掛かるかな?
「そうですね、雨が無ければ明日ぐらいですかね」
オーロラ、それで大丈夫かな?
「はいそれでお願いします、旦那様が行かないと心細いので!」
分かった、エイルその方針で進んで行ってくれ!
「なら後1時間位は進みますね!」
そして進む事1時間、広い場所がある。
「此処なら昼食食べれますね」
よし休憩、昼飯準備。
「何にしますか?」
ウドンをお願い、鍋に水を入れて沸かしてくれ、忍者3人娘豚汁薄めて塩で味調整してくれ
「「「はい頑張ります」」」
「あのを私達は、お手伝いしなくて良いのですか?」
あゝ良いよ、うちの雰囲気覚えてね。
「そうね2・3日はお客さんね」
「でも王都に着いたら、どうしますか?」
決まっている! 行き当たりばったりだ!
「聞いた私が馬鹿だった」ガックリエイル。
「だからさっき言ったでしょう、エイルは馬鹿だって!」
「マール決着つける?」
「きゃー旦那様エイルが襲う、私は旦那様に襲われたいオーロラの様に」
「なら私もそれをして下さい!」
却下だ! それより昼飯だよ。
「豚汁ウドンね、安定のおいしさね」
「そうよね、でもオリジナル食べたいな」
「4人増えたからダメよ」
「でも豚汁は防御と攻撃力10%アップだったよね、それくらいなら大丈夫よね」
「でも分からない人が食べて、攻撃して来たら、食べてない人はやられちゃうわよ」
「旦那様には、やられたいけどね」
「早々本当に、オーロラ羨ましいね」
「そんな気を失ったら、何だか何されてるかは分からないわよ」
「そうか、なら気おつけよう! 意識あったほうが良いからね!」
お前達、4人が怯えているぞ少し黙れ!
「お待ち道様、ウドンです」
みんなで仲良く、ウドンを食べる。
「おぉ美味しい」
「これは何の料理ですか?」
「この汁最高」
「・・・・」
ポーリン姫大丈夫か? ウドン上手く無いか?
「違います、おいしくて声が出ません!」
そうかなら良かったよ、後は塩おにぎり1人一つな。
「はーい了解しました」
みんなに塩おにぎりを出す。
「これは、馬の餌?」
この世界ではそうだが、俺の故郷では立派な主食だからな!
「食べます」
「王様の出す物は、食べます」
「信じますから!」
「・・・・」
おーいポーリン姫大丈夫か?
「美味しい〜やっぱり声が出ない、お代わりは無いんですね」
あゝ昼は軽くだ、まだこれから午後も動くんでな、食べすぎると眠くなる。
「なら午後は私も運転します!」
そうだな、どの位漕げるか確かめよう、いざって時逃げれないとな!
「そうよね、馬車なら振り切れるけど馬だけだと体力勝負よね!」
「何があるか分からないから、運転慣れましょうね」
そして片付けたのちに、午後の移動に移る!
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