第115話 ペニンの使者

2・3日何事もなく日が、過ぎて行く。


オーロラは、ユーグランに帰りたい様だ。


エイルは、お母様と話し合っている。


宰相がくる。


「王様ペニンの使者が、来ましたがどうしますか」


王の間で会おう、支度してくれ。


さてみんな準備して、天使セット最大で!


奥様達が、羽と輪を最大にして装着。


さて何を言ってくるのか楽しみだ!


しばらくして宰相が呼びに来たので、みんなで王の間に行く。


ペニンの使者は、手前で膝をついている。


「面を上げ王のおなりだ、謁見を許す」


「私ペニンより信書を、お持ちいたしました」


騎士団団長が受け取って、俺に持ってくる。


鑑定、何も仕込まれて無いな。


封を開け中を確認。


「まず使者殿、ここはヘキニでは無いのでこの信書は受け取れん! 宛名が違うからな」


「ここはヘキニでは無いと」


「ここはニホンエン王国です、ヘキニはありませんよ」


「ならこれでお暇しましょう」


騎士団団長これを使者に返してあげて、見たけどね。


「ならここの第三王子の処遇は、どうしますか?」


知らんペニンで適当に処理しておけば良い、それと地下牢の者をこちらに連れて来い!


衛兵が、駆けていく。


「こちらに我が国の金板2万枚預けているはずですが、知っていますか?」


今連れてくるものに聞け、元ここの貴族らしい。


衛兵が貴族や家族を連れてくる。


ペニンの使者が、お前たちに聞きたいことがあるそうだ。クビが繋がっているうちに話してやれ!


「君たちは、この国の第三王子を知っているか」


ビジュ、貴族の1人の首が飛んだ 。


「えっなに」


ペニンの使者は。何が起こったか分かっていない。


早くしないと全員首が飛ぶぞ、質問は早くしてくれ!


ヒシュまたクビが飛ぶ。


ペニンの使者よ、君たちが来なければ彼らの首は繋がっていたのにな!


どうした早く質問しろ。


「もういいです失礼します」


ペニンの使者は慌てて駆けて行った。


掃除しといて、残りの人はまた牢にね!


また自分の建物に戻る。


しかし誰も目を逸らさないなんて! 奥様達凄いね。


「あまり良いものでは無いのでね」


「王族は、死刑に立ち合いますので」


マールは大丈夫。


「まぁ自分でやるわけで無いので」


「なんでマールだけ心配するのよ」プンプン。


エイルも民間人か?そうだな。


「旦那様、騙されてはいけませんよ! 彼女は剣姫です、何人の首を刎ねたかわかりませんよ!」


「マール貴女こそ戦姫のくせに、何人の人を墓に送ったの」


「記憶に無いわよ、気絶した後亡くなった人なんて!」


コイツら可愛いけど恐ろしい奴らなんだな、抵抗しない様にしよう。


「鶴ちゃんなんだって」やっぱり鶴いるのか。


「マール様可愛いいし、エイル様恐ろしいけど抵抗しない様にしようと」


鶴〜ゥ、訳すの間違ってるそれ願望だろ! キチンと言ってくれよ。


「また何か言ってる鶴ちゃん」


「はい鶴は可愛い、キチンと王妃にしてくれるそうです」


「そう良かったわね、なら第八夫人ね! マリルちゃんとメリルちゃんと同じ位よ」


「ありがとうございます、頑張ります」


「さてマールは可愛いがエイルは恐ろしいてね! 旦那様そこに正座よ、みんな集まって」


俺の周りに奥様達。


「ペニンの使者を返したので早晩戦争ね」


「オーロラ様は、ユーグランに行きたいのよね」


「ペニンすぐ来ますかね、帰って報告それからですよね」


「騎士団だけで守れないですか?」


「数はペニンのが多いけど、この間帝国と一戦してるからね、そんなにすぐ進軍して来ないと思うけど」


「なら私が帝国に国境で、牽制する様に言いますかね」


取り敢えずユーグランに、急いで行くかな!



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


商業ギルドに、着いた一行。


「すいませんギルドマスターはいますか?」


「お待ち下さい、ご用件はどの様な事で」


「ギルマスのお母さんに会いたいのですが、案内をお願いしたくて」


「どちら様ですか?」


「え〜と」紋章を見せる。


「ポーリン王国の紋章、王女様ですか」


(声が大きいです、静かにお願いします)


「失礼しました、私ギルマスの妻メリーです。夫は今出かけてますので、私がお送りします」


「ギルマスの奥様、よろしくお願いします」


一行はマールの家に行く。


「お母様、お客様様です」


「ハイハイお客様? この頃多いわね」


3人の姫と、従者を見る。


「貴女は、何処の人?」


「お母様ポーリン王女様です」


「ポーリン王国の王女様ですか?」


「はい訳あってコチラで保護していただき、辺境伯にいる私のお祖母様のお姉さまにお会いしたいのです!」


「お母様に会いたいと?」


「はい会った後、私のお祖母様より預かった、手紙を見ていただきたくて」


「それなら丁度良かったは、今いるのでね、奥にどうぞ」


「王女様、私達はお暇しますよ、気おつけてお暮らし下さい」


「そんな最後までいて下さい、お願いします」


「我々も探す相手がいますので、また何処かでお会いしましょう」


「お礼もしてないのに」


「統一する者でしたっけ、お会いできると良いですね!」


「それではまたお会いしましょう」


「元気で王女様達」


「いい人なら良いね統一する者て人」


6人はジープでまた戻っていく。


「一度各国で無事着いたと、報告しながらマサシを探そ〜!」


「「「「「おー」」」」」


ジープはポーリン王国に戻っていく。


待っていれば会えると知らずに!










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