第114話 ユ◯ケ◯
しばらくして、魔法魔道具ギルマスと、製造ギルマスが来た。
「王様、最上級のポーション出来ました。」ぺこり。
「こちらも最上級のキュアポーション出来ました。」ぺこり。
ご苦労様、薬草は足りたかい?
「はい足りましたが、これ2本であれだけの薬草が無くなりました。」
「こちらも同じです」
ならこれを上げるから、もう少し作ってくれ! それとこの2本は、とりあえず預かる。
倉庫に移動して、マジックバックの中から薬草を出す。
明日取りに来てくれ、荷馬車4・5台持って来て!
ギルマス達は帰って行った。
「鑑定しましょう、体力回復しないなら旦那様、覚悟は出来てますね」
何の覚悟?
「体力を回復した物を隠していて、私達に黙っていたことよ行くわよ、鑑定」
「「「「「「鑑定」」」」」」
ユーナ、チリル出来るの?
「出来ないけど、やりなさいってエイル様が」
「出来ないよ、旦那様、雰囲気雰囲気」
ユーナは可愛いね。
「へへへ、出来るように頑張る」
「はい鑑定結果出ましたよ、覚悟は良いですね!」
どうぞ。
「両方とも最上級、ポーションは欠損を治せます」
「キュアポーションは、呪いまで直せます」
「旦那様さあ出しなさい、体力を回復する物を!」
はいビスケット、20%回復!
「ええとそれは、それだけで回復は無理よ」
「それね、ウーンでも回復するか」
「いや〜違う気がするが、言われれば」
「マール様、それは何ですか?」
「旦那様に初めてもらった物、かりんとうばかり食べてたから忘れてた」
ならこれで解決だな。
「待って絶対に違うは、他の物を出したはずよ!」
エイルこれ以外に何がある、無いよな!
「絶対違うわよ」
「そうよ、液体よきっと」
その声はオーロラ!
「最上級のキュアポーション出来たって聞こえたは! 旦那様、私に下さいお願いします」ぺこり。
「オーロラ大丈夫、無理しないで寝てなさいよ」
「大丈夫よそれより旦那様の回復は、何かを飲んだのよ! ビスケットなら音がするわよ」
音しないよ、ゆっくり食べればね。
「みんな、旦那様の周りに来て食べてもらいましょう!」
「そうねエイルが、それで納得するならね」
「さあ旦那様食べて下さい、音がしたらどうなるか!」
どうなるのかなハハ。
「今から三日三晩抜いてあげますよ、優しくね、さあどうぞ」
俺はゆっくりビスケットを舐める。
「ほら口の中に入れて、食べなさいよ」
「私に聞こえたのはキユとゴクだけでしたね」
(誰か来てくれ)
「鶴ちゃん何だって」
「助けて、呼んでます。誰か来てくれって」
「降参しなさい、今なら2日に負けてあげますよ」
食べた、音しなかったろー。
「チェ、食べたか」
「エイル負けよ、旦那様は隠して無かった良いわよね」
「分かりました、疑ってすいませんでした」ぺこり。
勝った、(わかるわけないよ、すぐ隠したんだから)
「鶴ちゃん何だって」鶴いたんだっけ。
「分かるわけない、すぐ隠したそうです」
「「旦那様出せ今すぐ」」
「嘘ついても鶴ちゃんいたらバレるのに」
「懲りない旦那様よね」
「私にはいくら嘘ついても許すわよ」
「「「「「「ユーナ」」」」」」
「ゴメンね」
結局ユ○ケ○の正体がバレた。
「これは凄いわね、体力回復1000%どんなに寝ていても起き上がるわ」
「これを飲んだ旦那様と2時間! オーロラ壊れなかった?」
「大丈夫一回した後は、絶対防御あるので傷つきません。ただ気持ち良すぎて
分からない方向にいったような、それに」
「「「それに何」」」
「今も疼くの、体に触られるだけで」
チョン。「ハゥ辞めて」
チョチョン。「駄目いつちゃう」
ホレホレチョン。「いくー」パタリ。
オーロラは気絶した。
「凄いわねこれは」
「フフフならこれを飲まして、三日三晩頑張ってもらいましょう」
「「「「「オーゥ」」」」」
そんなとこだけ仲良いな。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
エイルの街に着いた御一行。
「さて通行証どうしますか?」
「少しお待ちよ」
3人の姫が門番に話しかけてる。
「みなさん石板の上に手を置いて下さい」
「それ終われば通れます」
順番に石板の上に手を置く。
「商業ギルドはどちらの方ですか」
「真っ直ぐいくと分かる、間違えて冒険者ギルドに入るなよ、女の子は狙われるからな」門番。
「きゃー怖いは」
「メーミなら大丈夫だよ」
「アーリーなら行ってみるかい!」
「すいませんが、商業ギルドを先お願いします」
「ごめんね、すぐ行こう」
ジープと馬車は走り出す、商業ギルドに!
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