第94話 みんなで分けよう

朝だー、いつも通り奥様方に注入して光らせる。


建物入り口に机と椅子置いて朝食、1日の始まり!


警察庁長官がこちらに来た。


「王よ集合場所はどこですか?」


ここに集めてくれ、戦利品もここに運んで来てくれ。


それと朝飯、卵サンドとポテサラサンドを渡す。


ニコニコしながら呼びに行ってくれる。


少しして騎士団や貴族がやって来る。


「広場に建物」


「あんな物出発前には無かったよな」


諸君おはよう、あの建物達はこれからの王国の中枢になる。


騎士団長あの建物は騎士団長達の詰所だ。


登録しよう、結界魔法で侵入出来ない!


騎士団長と一緒に建物に、騎士団長許可、2人で入る。


これで自分の名を書いて、それで建物は自由に出入り出来る。


それから隣の執事詰所もここからなら入れる。 


「すごい建物ですね、これなら安心して過ごせる」


もう1人玄関番決めて「許可する」で入れるから。


その後名前書かせて、信用ある部下にね!


さて貴族の諸君にも、建物を1つづゝあげよう。


王都と貴族領を繋ぐ場所だ、一々連絡の為に早馬では行って帰ってで時間がかかる、個々に責任者を常駐させて!


それとこれ石板! 王都ととの連絡に使用してくれ、いい加減な者は置くなよ。それが君達の評価にも繋がるからな!


連絡用の石板を渡す、1人2枚此処と領地に設置する分だ!


「あれは、国宝物どれだけの数を持っているんだ」


「ダンジョンの奥に行けばあると言う物だよな」


「各国のギルドに1枚はあるがな」


「それをポンと出す、すごい王だ!」


「「「「「「「王様万歳」」」」」」」すごい歓声。


そして領地と戦利品の分配だ。


喜べ昨日テーン宰相と話し合った王都と周辺の3つの領地は、俺が貰うがその他の5つの領地は皆に分けよう約束する!


「王様ちょっとお話が有ります」


声を掛けて来たのは忍者の頭領達。


「折角2つの領地を貰えますが辞退します」


何で?


「我々は間者です、あまり目立つのは避けたい」


「広い領地の経営の仕方が分からないのです」


そうかぁ、村が100倍になったくらいだ。


「余計無理です」


「同じく」


「王様私の領地をあげますよ、代行も立派なのがいるし」


テーン宰相から声を掛けられる。


「それと私の王都周辺の領地は入りません。これから王様と、この国を育てて行くのが1番楽しみです!」


そうかなら領地は1人1領上げられるな。


税は相乗効果で3倍位に設定しようかな!


「「「「3倍」」」」


「「「「無理」」」」


ハハハまあまあとりあえず、分けた後各領地の状況で税を決めよう。


この後宰相達と検討して!


「王様、王直轄の領地どうしますか?」


いくつあるの?


「山の麓の避暑地と王城と城壁その一帯です」


なら王都周辺は宰相のライルくんやって、避暑地はゾイくんお願い!


「ハイ父に教わりながら頑張ります」ぺこり。


「王令確かに承りました」ぺこり。


それと城壁周りの一部は服部家が開発するからよろしく。


では次金貨はどの位隠して居た?


「驚くことに3万枚です」


金貨3万枚30億円位かな?


「イエ金板3万枚でーす!」


ふざけんなよ、そんなに隠し持って居たのかよ。


「各屋敷の地下牢に隠し持っていました」


貴族達に金板200枚ずつ、兵士には金貨10枚ずつ上げて今回の特別報奨金、。


それと魔道具などの戦利品は俺が確認して、後で今回の戦いの評価により分け与えるので少し待っていて!


俺の家の倉庫に入れといて残った金もね。


奥様方倉庫に運んで貰って、メイドも許可出して協力させて。


それじゃ、貴族の皆さん宰相と領地の割り振りして下さい。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「それでは、領地の割り振りを決める!」テーン伯爵の宣言。


「コーラル伯爵はペニンと山脈の側。隣にミホリ伯爵、その隣エーリル伯爵。

その隣、ペニンと帝国が交わる所はクーデン伯爵帝国! 

ユーグランの交わる所は、オニキス伯爵その隣はユーグランとの国境をバーボン伯爵。その隣は我が領であったが、王の同郷の民に渡す。

王都と山の間をユナイト伯爵、山脈の側にフリー伯爵に! 王領避暑地はゾイ宰相の担当これでどうかな?!」テーンの大岡裁き。


「ハイ、もう少し王都とに近い所を少し下さい」


「フリー伯爵かそれならユナイト伯爵王都側3分の1譲ってやってくれ」


「大きさなら私が1番ですが、5分の1でどうでしよう?」


「そうだな足らなければ避暑地の1部を譲る、それでどうだ」


「分かりましたよろしくお願いします」


「ハイ私も2カ国に国境を接してますが面積は最小です、もう少しどうにかなりませんか?」


「クーデンとバーボン少し境をずらしてくれ! 足らない分はクーデンには王都側に境をずらせ、バーボンは同郷の方に境をずらせ、それでどうだ!」


「はい従います」


「同じく」


「ありがとうございます」


他は無いか?


「無ければ、大幅な領地移動となる。国境周辺国に接する領地は騎士団を派遣する、特に帝国には警戒しておけ」


それとペニンに逃げた元王三男警戒してくれ。


魔道具宝飾品は後日王より褒美で渡す。


なら領地移動速やかに行ってくれ、それと王城に常駐する者の選定と配置もよろしく、みんなご苦労様解散。


貴族達は新領地に向けて準備の為に外に向かう!











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